企業は、自社サイトのコンバージョン率を上げるために、さまざまな工夫をしている。その工夫を的を射たものにするためには、サイト訪問者の「インサイト(本音、欲求)」を知らなければならない。そのために、多くの企業がDMP(データマネジメントプラットフォーム)を活用していることだろう。 DMPというと、DSPが提供している広告向けのサードパーティDMPを思い浮かべるマーケターが多いかもしれない。だが、ここで「顧客データは誰のものか?」ということを一度考え直してみてほしい。 サードパーティー企業がデータを蓄積してそれを利用するオープンDMPでは、どれだけ続けてもユーザーデータは自社に溜まらず、自社の顧客行動で蓄積された顧客行動データも第三者に活用されてしまう。ユーザーデータは、これからの企業のマーケティングにおいて生命線となる。そのデータを、第三者に預けたままで本当にいいのだろうか? それを解決するの