ケンストラータは考えました。 「俺は息子なしでは生きていけない。」 ケンストラータはこの災いを解決するため、自分の「生命の贈り物」(訳注3)を使うことを決意しました。ケンストラータは聖なる地で自分の長柄を地面に突き刺し、「創造主」に談判するために登っていきました。 ケンストラータは「満たされし望み」(訳注4)が問題を解決することを教わりました。もしケンストラータが正しい歌を歌い、正しい行動をすれば、ケンストラータを愛しているすべての者が、必要なものを送ってくれるということを教わったのです。 ケンストラータは[長柄から]降りると、「上方の神々」に対する完全な信頼のもとに、聖なる儀式を行いました。儀式の結果、一頭の鹿が現れて、ケンストラータは素早く、苦痛を与えずに鹿を殺しました。ケンストラータは儀式を正しく執り行い、鹿の皮をはぎ、下ごしらえをしました。次にアライグマが現れて、それもケンストラー