氷河は、コレクタとコンプトニアナの交配種で、ガラスのような透明感のある葉と網目状の模様が美しい品種です。 3年ほど前に、小さな株を手に入れて育ててきました。 翌年には花が咲き、今では倍以上の大きさに成長しています。 今までの鉢では小さくなり、葉が鉢からはみ出ていたので、春に、一回り大きな鉢に植え替えました。 手に入れた頃の氷河(18年3月) 花が咲きました。(19年1月) 現在の姿(20年6月)
クロラカンサは、南アフリカ西ケープ州ハーバーツデール、モスベイ、グレートブラックなどの地域に分布しています。 主要な品種は、クロラカンサとその変種デンティキュリフェラ、サブグラウカの3種類です。 茂みの陰や岩だらけの斜面に生息し、クラスターを形成します。 小さな種で、葉は不透明で細長く、葉の縁には鋸歯があります。 クロラカンサは、主に淡黄緑色の葉ですが、ハーバーツデール周辺に生息するものは、淡い緑色をしています。 デンティキュリフェラは、濃い緑色の葉で、リトルブラックとモッセルベイ周辺に生息しています。 サブグラウカは、とても小さな品種で、青みがかった葉をしており、グレートブラック周辺に生息しています。 いずれも強光下で、赤や赤褐色に着色します。 クロラカンサ デンティキュリフェラ
ここ5年ほど、春ウコンを育てています。 根茎のかけらを5月に植えておくと、6月に芽を出し、やがて大きな葉に成長します。 しかし、春ウコンは熱帯植物で寒さに弱いため、11月になると地上部分が枯れてきます。 葉が枯れたのを見計らって根茎を掘り出し、一部を残して置き、また、春に植えます。 春ウコンの花は春咲きで、6月にピンク色の花を咲かせます。 ただ、5月に植えたものからは葉が伸びるだけで、花は咲きませんでした。 たまたま、昨年1株を掘り出さず、畑に植えたままにして置いたところ、6月に入り花芽が伸び始め、花が咲きました。 初めて見る春ウコンの花です。 ピンク色の美しい花ですが、ピンクや緑白の部分は苞葉で、その中から覗いている黄色い部分が花びらです。 ウコンの花は食べられるそうですが、花持ちが良いとのことで、しばらく、美しい姿を観賞しようと思います。 春ウコンの花 隣にサトイモが植えてあります。
バリエガータは、南アフリカ西ケープ州リバースデールとスティルベイの範囲にのみ、分布しています。 石灰岩質の岩の上に、大きなクラスターを形成します。 小さな種で、葉は長く直立した濃い緑色で、葉先と縁に棘があり、斑が入っています。 モデスタはバリエガータの変種で、ポットバーグ周辺に生息しています。 石灰岩質の岩の隙間に生えています。 葉は赤みがかった緑色で、縁に棘があります。 葉は半透明で、先端に少し班が入っています。 バリエガータ モデスタ
モンティコラは、南アフリカのユニオンデールから東ウィローモアにかけて分布していて、岩場の陰に隠れるようにして生息しています。 小型でシャープな細葉が特徴で、葉の表面はまだらになっており、バリエガータによく似ています。 ブロンクホルスティーは、モンティコラの変種で、ユニオンデールの北に分布しています。 まだら模様は目立たず、葉の縁には棘があります。 モンティコラ ブロンクホルスティー
カーペットカスミソウは、ナデシコ科カスミソウ属の宿根草で、ネパール、ヒマラヤなど、高山の標高2800~4000m付近の日当たりの良い草原に、分布している高山植物です。 3~6月に、白地に紫色の筋の入った、小さな花を咲かせます。 薄ピンク色の花もあります。 草丈は10㎝程で、地面を覆うように成長します。 日当たりと風通しの良い場所を好みますが、暑さや湿気には弱いです。 寒くなると地上部が枯れて、冬越します。 冬の寒さにあたることで、春に開花します。 酸性土壌を嫌うため、苗を植える際には、事前に苦土石灰を加える必要があります。 学名のGypsophilaは、ギリシャ語のgypsos「石灰」+phylos「好む」が語源で、石灰質土壌の地域に、生息していることに由来します。 カーペットカスミソウ
この辺りは、果樹園芸や花き園芸が盛んな地域で、果実や花苗、サボテン、多肉植物などの生産農家がいくつもあります。 大きなビニールハウスが並び、その中ではきれいな花やサボテン、多肉植物が育てられています。 見学可能な場所もあり、小学校の社会見学のコースになっている所もあります。 生産された植物は、主に卸売市場に出荷されますが、直売をしてくれ、中には園内にお店が設けられている所もあります。 時々、見学に行って中を覘くのが楽しみで、行く度に良いなと思うものが目につき、家の植物が増えてしまいます。 この時期、春の花が色とりどりに咲いています。 アラビス スプリングチャーム アブラナ科アラビス属の宿根草 原産地 南ヨーロッパからイラン周辺 花色 赤紫、白 開花期 3~4月 寒さにとても強く、-15℃まで耐えられる。 暑さには弱く暖地では夏越しは難しく、一年草の扱いになっている。 ネモフィラ メンジー
ハオルチア アングスティフォリア リリプタナは、小人の座とも呼ばれています。 南アフリカ西ケープ州キャリッツドープの北からモスベイの北にかけて分布していて、岩の割れ目や茂みの下で、葉の先端だけを土の上に出して生息しています。 非常に小型で、成長は遅い方です。 葉は淡い緑色や茶色がかった緑色で、披針形で薄く先細り、不明瞭な縦線があり、縁とキールに繊毛があります。 花は白、ピンクがかった赤で春咲きです。 花序は20㎝ほどの高さで、8~10個ほどの小さな花がつきます。
春の花が、あちこちで見られるようになり、花の種類も増えてきました。 早春から咲く花は、すでに花をいっぱい付けています。 庭先や室内も、いろいろな形や色の花で賑やかになってきました。 エリカ シャミソニス ツツジ科エリカ属の常緑低木 原産地 南アフリカ 花色 淡いピンク色のふわふわした花 開花期 12~4月 耐寒性、耐暑性共に強い。 カンパニュラ オーシャン キキョウ科ホタルブクロ属の多年草 原産地 東ヨーロッパ 花色 青、紫、薄ピンク 開花期 4~6月 耐寒性は強いが、耐暑性は弱く夏の暑さで枯れてしまうので、一年草の扱いになっている。 ボロニア ピナータ ミカン科ボロニア属の常緑低木 原産地 オーストラリア 花色 赤、黄、白、ピンク、青など 開花期 2~5月 耐寒性弱く、冬は室内管理が必要。 耐暑性もやや弱く、高温多湿が苦手。 枝葉や花に爽やかな香りがある。 ローダンセマム キク科ロ
カランコエは、ベンケイソウ科カランコエ属の常緑性の多肉植物です。 カランコエは、アフリカ南部からアラビア半島、東南アジアに至る熱帯地域の広い範囲に分布しており、ベニベンケイはマダガスカル島が原産地です。 花色は赤、オレンジ、黄、白、ピンクで、小さな花が集まって咲き、開花期は1~5月です。 短日植物で、日照時間が12時間以下になると、花芽が形成されます。 暑さや乾燥には強いのですが、耐寒性は弱く、冬は室内管理が必要になります。 5℃以下になると成長が止まり、10℃以下で花付きが悪くなります。 八重咲きの花もあります。
オステオスペルマムは、キク科オステオスペルマム属の多年草で、原産地は熱帯アフリカからアラビア半島にかけてです。 グランドキャニオンは、オステオスペルマムの品種改良種で、グランドキャニオン渓谷の岩肌に見立てて名付けられたそうです。 花色はオレンジ、黄、白、ピンク、紫などで、優しい色合いのものが多いです。 開花期は1~5月、9~11月と長く花を楽しめます。 耐寒性が強く、冬の屋外でも育ちます。 高温多湿には弱く、夏には切り戻しをするなど、風通しを良くする必要があります。 近縁のディモルフォセカは、花の見分けがつきませんが、一・二年草です。
アネモネはキンポウゲ科アネモネ属の多年草で、原産地はヨーロッパ南部から地中海沿岸地域にかけてです。 春の訪れを告げる花として、親しまれています。 また、ギリシャ神話にも登場するぐらい、古くから知られている花で、ギリシャ語で風という意味の言葉が語源になっています。 耐寒性は強く、秋に芽を出し、冬に生育して花を咲かせます。 暑さには弱く気温が25℃以上になると、地上部が枯れ休眠し、球根で夏越しします。 花色は赤、オレンジ、白、ピンク、青、紫などで、開花期は2~5月です。 八重咲きの花もあります。 アネモネは、全草にプロトアネモニンという有毒成分を含んでいて、茎を切った時に出る汁が肌に付くと、炎症を起こすことがあり、株に触れる時にはゴム手袋で作業した方が良いようです。
8月に種を蒔いたトレビスが、順調に育ち、しっかり巻いてきました。 トレビスは冷涼な気候を好む野菜で、11~3月が収穫時期になります。 チコリの仲間で苦みがあり、赤チコリとも呼ばれています。 サラダで食べるのに向いていて、レタスと一緒にオリーブオイルとワインビネガーで和えて食べると、トレビスの苦みがアクセントになって食が進みます。 また、生ハムやモッツァレラチーズにも合います。 この苦みの成分は、エスクレチンやラクチュシン、ラクチュコピクリンなどで、消化機能を高め、食欲を増進したり、血圧、血糖値を下げる働きがあるとのことです。 水分を多く含んだ葉には、タンパク質や植物繊維が多く含まれていて、これらが腸を刺激してデトックス効果を高めてくれ、ダイエットに効果があると言われています。 収穫したトレビス 1月中旬の様子 12月初めの様子
ブロッコリーの花蕾が開く前にと収穫しました。 収穫したブロッコリー キャベツもしっかり巻いてきました。 収穫したキャベツ 他には白菜、大根の収穫が続いています。 収穫した白菜 いろいろな大根 カリフラワーは今年は、まだ、育ちが遅く収穫できていませんが、菜園のお隣さんからロマネスコをいただきました。 そのお礼に大根を差し上げました。 ロマネスコは花蕾が円錐状になり、らせん形を描いています。 色はライトグリーンで、味はブロッコリーに近く、食感はカリフラワーのようにコリコリしています。 この菜園は34区画あり、いろいろな野菜が作られています。 変わった野菜を作っている人もいます。 お互いに作った野菜を交換したり、種や苗をもらったり、譲ったりしています。 さらに、水田でお米を作っている人もいて、稲わらやもみ殻を分けてもらったりしています。 ブロッコリーとカリフラワーはシチューの材料に使いました。
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