友人紹介キャンペーンを用いることで自社サイトの会員数を増やそうと考えている人は多いと思います。 普段はウェブとユーザの二者間のコミュニケーションを考えていますが、友人紹介キャンペーンには「紹介される人」という第3の人を意識する必要があります。 そこで今回は、ユーザと紹介される人のコミュニケーションが少しの仕組みの違いで180度変わってしまうという例を見ていきます。 友人紹介としてたとえば次の二つの方法が考えられます(図1、図2参照)。 図1は企業のウェブサイト上で友人のメールアドレスを登録するもの、図2は企業のウェブサイト上にある紹介券を友人に送るものです。 一見これらはささいな違いしかないように見えますが、ユーザの視点から見ると大きな違いがあります。 それは、前者は「企業に友人の情報を与える」のに対して、後者は「友人に有益な情報を与える」という違いです。 これによってどういう行動の違いに