米連邦取引委員会の広告ガイドライン改定により、一般のブロガーが製品レビューを書く場合でも、製品や謝礼金をメーカーから受け取った場合はそうした授与について明示することが義務付けられるようになる。 米連邦取引委員会(FTC)は10月5日、1980年に作成した広告に関するガイドライン「FTC Guides Concerning Use of Endorsements and Testimonials in Advertising」を改定すると発表した。これにより、一般のブロガーがメーカーや広告企業から金品を授与されて製品やサービスのレビューを書く場合、授与について明示することが義務付けられる。 ブロガーが自分のブログで製品レビューを書く場合だけでなく、企業が、顧客の製品およびサービスに関する感想を紹介するタイプの広告を掲載する場合も金品授与について開示する必要がある。従来こうした広告の場合、「個
広告収入によって運営する音楽サービスの先駆けとなったSpiralFrogが米国時間3月18日、静かに幕を閉じた。SpiralFrogのサイトは、太平洋夏時間3月18日午後4時ごろから何も表示されなくなった。 同社に近い筋がCNET Newsに語ったところによると、SpiralFrogは運営を停止し、資産は債権者に引き渡されたという。SpiralFrogは2008年、事業を継続するために担保付き約束手形を発行し、ヘッジファンド数社などから少なくとも900万ドルを借りていた。 SpiralFrogの関係者からは、今のところコメントは得られていない。 ニューヨークを拠点に2006年8月に起業したSpiralFrogは、サイトの運営費を広告売上でまかないながら無料の音楽をネットユーザーに提供することを目指し、大きな話題となった。The New York TimesやReuters、USA TODA
英国の新聞Guardianは現地時間3月10日、同社の広告を扱うことを条件に、サードパーティーが自社コンテンツとデータに無料でアクセスできるオープンプラットフォームを開設したことを発表した。 このプラットフォームにより、Guardianは自社コンテンツを無料で提供し、サードパーティーの開発者がこれを利用したアプリケーションやサービスを容易に設計するよう支援する。コンテンツには、記事、動画、写真ギャラリーなども含まれる。 たとえば、あるパートナー企業は、Guardian読者がGuardianのすべてのコンテンツにジオタグをつけるサービスを開発している。これにより、読者は自分の地区が関係するニュース記事、動画、その他のコンテンツを容易に入手できるようになる。 Guardianはまた、無料のデータサービスも提供する。このサービスにより、サードパーティーは、Guardianが提供する統計やデータを
2009年はインターネット広告が史上初めて新聞広告を抜き去り、テレビに次ぐ第2の広告メディアに躍り出る見通しであることが6日、明らかになった。新聞、雑誌、テレビ、ラジオの既存マスコミ4媒体の広告費は不況で昨年も伸び悩んだが、ネット広告だけは拡大。世界的な景気低迷で企業が広告費を削減するなか、この傾向は今年も加速するとみられる。100年に1度の不況は日本の広告業界も変えていきそうだ。 電通が08年1~9月の実績をもとに試算した日本の昨年の広告費は、新聞が対前年比11%減の約8300億円、雑誌が同7%減の4200億円、テレビが同4%減の1兆9100億円、ラジオは同5%減の1600億円と、いずれも前年実績を下回り、4媒体の広告費総額は4年連続の前年割れとなった。北京五輪などのプラス要因はあったものの、昨秋以降の金融危機を受け、企業が一斉に広告出稿を手控えたためだ。 一方、ネット関連の広告費は
電通は12月12日、ロシアに子会社「電通スマート」を設立したと発表した。急速な成長が見込まれるロシアに独自の営業拠点を設置し、日系企業をはじめとするクライアントの広告活動を支援するという。 まず電通がオランダ・アムステルダムに持株会社の電通スマート・ホールディングス(DSH)を、ロシア最大のメディアセールス会社であるビデオ・インターナショナル社長のアレクサンダー・ロマノフ氏、ロシアで電通のパートナーを務めるアレクサンダー・ミトロシェンコフ氏と共同で設立。電通スマートには電通が51%、DSHが残りを出資する。 電通スマートの本社はモスクワで、2009年1月1日より営業活動を開始する。CEOにはロマノフ氏が就任する。 調査機関であるゼニス・オプティメディアの発表によれば、ロシアの広告市場は、2007年の89億5700万ドル(世界13位)から、2010年には161億1000万ドル(世界6位)へと
米国時間6月17日に発表された最新の調査によれば、ウェブ広告の四半期売上高が、2004年以来初めて、前四半期をわずかだが下回った。 Interactive Advertising Bureau(IBA)とPricewaterhouseCoopers(PWC)の調査によれば、1月から3月までのインターネット広告費は58億ドルで、2007年第4四半期の史上最高記録である59億ドルから減少した。2004年末以来、広告費の伸びは四半期成長率からわずかも後退することがなかった。 良い面は、第1四半期の売り上げが前年同期から18%上昇したことだ。IABの記録では、第1四半期の支出額は過去2番目に高い数字を示した。 PricewaterhouseCoopersのパートナーであるDavid Silverman氏は、景気の悪化と、一般的に第4四半期に比べて第1四半期はメディア広告費が縮小されることが、今回の
カリフォルニア州マウンテンビュー発--Google幹部らは米国時間5月8日、競合であるYahooとの間でうわさされる広告共有に関する提携について、独占禁止問題をどのようにかわそうと考えているか、その一端を示した。 Google共同設立者Sergey Brin氏は、「皆さんは、検索広告を狭く捉えている」と、株式総会を前に同社本社で開かれた記者会見で述べた。「全体として広告はもっと広範囲で、インターネット広告も幅広い」(Brin氏) このような考えは、Googleが独占状態にあるか、また、それゆえに競合との提携が競争を弱めるか、という問題に関係している。 「広告主は、常に選択肢を複数持っている。常に1つより多くの選択肢があるといことは(広告主にとって)理にかなっている」とGoogle最高経営責任者(CEO)Eric Schmidt氏は付け加える。「広告市場においてロックインや独占の機会があると
音楽ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の英Last.fm(米CBS傘下)は23日(現地時間)、自社の音楽コンテンツを無料でストリーミング配信するサービスを発表した。広告を付けることで無料とし、自社会員以外にも利用できるようにする。「世界的に利用できる初のオンデマンド無料音楽ストリーミングサービス」としている。英国、米国、ドイツの3カ国で、まずは提供を開始した。 Last.fmは、コミュニティ機能とレコメンデーションエンジンを連携させた音楽SNS。会員間が自分の楽曲を共有でき、好みが似ている会員同士によるネットワークを作る。レコメンデーションエンジンは、自分がこれまでに聴いた曲情報などをベースに新しい音楽を推薦してくれるもの。世界240カ国以上に会員を持ち、月間ユニークユーザーは2000万人以上という。 今回の無料音楽ストリーミングは、Last.fmの会員以外でも利用できるオンデマ
「Windows Vista」のマーケティング手法を巡ってMicrosoftが訴えられている問題に関し、原告の弁護団は、同社マーケティングディレクターでさえ、米国内で展開された発売前のキャンペーンについて、曖昧な認識しか持ち合わせていなかったと主張した。 同訴訟では、Microsoftが2007年1月に、消費者向けにWindows Vistaをリリースするのに先立ち、「Windows Vista Capable PC」を売り込んだ手法が問題となっている。 原告のDianne Kelley氏とKenneth Hansen氏は、PCに「Vista Capable」というロゴを付けて販売しておきながら、実際はWindows Vista Home Basicしか動作しないため、Microsoftは真実を伝えていなかったと主張する。原告は、「Vista Capable」は、機能が削減されたVista
画像および動画共有サイトのPhotobucketで共同設立者兼最高経営責任者(CEO)を務めるAlex Welch氏のブログによると、Photobucketはソーシャルネットワーキングサイト(SNS)大手のMySpaceとの対立に終止符を打ったようだ。 PhotobucketとMySpaceの対立は、4月初めにNews Corp.傘下のMySpaceがメンバーのプロフィール欄からPhotobucketのコンテンツを遮断する措置をとったことからはじまった。MySpaceは、PhotobucketがMySpaceの利用条件に違反して、ユーザーにPhotobucketが公開間近の「スパイダーマン3」の広告を挿入するよう促したと主張していた。MySpaceは、第三者のベンダーに対し、MySpaceサイトに広告を掲載することを禁じている。 Welch氏は4月23日付けのブログで、MySpaceは今後
本日、朝日放送で放送された「オーラの泉」の提供としてクレジットされていたのは、以下の通りです。 19:00〜19:43ごろ 創建 19:43ごろ〜19:52ごろ 小林製薬 林原 マンナンライフ 19:52ごろ〜20:34ごろ P&G グッドウィルグループ アダプトゲン製薬 SOFT99 ニトリ CALPIS 20:34ごろ〜20:54 エバーライフ JINRO フィニッシュ SC Johnson 小林製薬 メガネスーパー バベル 他の系列局では異なるかもしれません。
米Googleは4月13日、オンライン広告配信の米DoubleClickの買収で合意に達したと発表した。Googleは、DoubleClickの出資者である投資会社Hellman & FriedmanとJMI Equityに、約31億ドルを現金で支払う。買収取引は年末までに完了する見通し。 買収によりGoogleは、自社の広告プラットフォームやサービスとDoubleClickの広告管理技術を組み合わせ、オンライン広告用の「より優れたツール」を提供できるとし、パブリッシャーや広告主、代理店に加えユーザーにとっても利益となるとしている。Googleのエリック・シュミットCEOは「DoubleClickの技術は大手広告主やパブリッシャー、代理店に広く採用されており、2社の組み合わせにより、ディスプレイ広告におけるGoogleの革新的な進歩(技術)の普及が加速されるだろう」とコメントしている。 D
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