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microtestoのブックマーク (13,712)

  • 中国の経済統計は本当にデタラメなのか?(下) - 梶ピエールのブログ

    承前。 4.サービス部門の推計 すでに述べたように、中国の統計制度が国際水準にのっとったSNA体系に移行する過程で、最大の懸案はサービス部門の統計をどのように整備するか、という問題であった。その後サービス部門の付加価値額の統計に関してはセンサス調査などを通じてたびたび改訂が重ねられてきた。中でも最大の修正が行われたのが2004年に実施された第1次経済センサスであり、2004年の第三次産業の付加価値はセンサスの実施後48.7%上方に修正され、GDPの名目値は16.8%上方に修正された。その後、2008年の第2次経済センサス、2013年の第3次経済センサスでもGDPの値はそれぞれ4.4%、3.4%上方に修正された。 また、サービス部門の統計をめぐっては現在でも議論が続けられている。評価が分かれるのは、サービス部門では付加価値額を生産面から直接把握するのがが難しいため、収入の側から、すなわちサー

    中国の経済統計は本当にデタラメなのか?(下) - 梶ピエールのブログ
  • 中国の経済統計は本当にデタラメなのか?(上) - 梶ピエールのブログ

    中国経済というとどうも「わかりにくい」と感じる人が多いようだ。その「わかりにくさ」の一つの背景に、議論の前提となるはずのGDPなど経済統計の信頼性の低さの問題があることは間違いないだろう。最近の話に限っても、2015年に上半期の実質GDP成長率が7%という数字が公表されたころから、中国の経済統計に関する疑念やそれに関する議論が中国の内外で盛んに行われるようになった。2015年は多くの工業製品の名目の生産額がマイナスになっていたにもかかわらず、工業部門の付加価値は実質6%の伸びを記録するなど、統計間の不整合が目立ったためだ。また、2016年2月に国家統計局の王保安局長が解任され、数百人の国家統計局職員が統計データを不正に操作して利益を得たとして取り調べを受けている報道がなされたことも、そういった風潮に拍車をかけたといえる。 そのためかこのところ、統計の信頼性の低さが中国崩壊論の根拠として持ち

    中国の経済統計は本当にデタラメなのか?(上) - 梶ピエールのブログ
  • 「中国の経済統計は本当にデタラメなのか?」参考文献リスト - 梶ピエールのブログ

    (日語) 石原享一(1994)「中国統計システムの改革」、『アジア経済』8月号 梶谷懐(2003)「中国の「市場経済移行」の評価をめぐって―公式GDP 統計の信頼性に関する議論より―」『比較経済体制研究』第10号 加藤弘之・三竝康平「中国のGDP統計の信頼性について」『国民経済雑誌』第6号 許憲春(2009)『詳説 中国GDP統計―MPSからSNAへ』新曜社 小島麗逸(2003)「中国の経済統計の信憑性」『アジア経済』5・6月号 堀井伸浩(2003)「中国石炭産業の市場統合への阻害要因―湖南省石炭流通調査からの考察―」『アジア経済』1月号 星野真(2016)「中国の経済成長率6.9%から何を読み取るか」『Views on China』(http://www.tkfd.or.jp/research/china/a20009?id=1630) 松岡秀明=南毅 =田原健吾(2015)「中国の真

    「中国の経済統計は本当にデタラメなのか?」参考文献リスト - 梶ピエールのブログ
  • なぜ各政党は対中政策について思考停止に陥るのか――日中の「立憲主義」の現状をめぐって/梶谷懐 - SYNODOS

    6月22日公示、7月10日投開票の第24回参議院議員選挙。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられてから最初の投票となります。シノドスでは「18歳からの選挙入門」と題して、今回初めて投票権を持つ高校生を対象に、経済、社会保障、教育、国際、労働など、さまざまな分野の専門家にポイントを解説していただく連載を始めます。稿を参考に、改めて各党の公約・政策を検討いただければ幸いです。今回は、自民党憲法法案と中国憲法の類似性について、梶谷懐さんにご寄稿をいただきました。(シノドス編集部) 7月10日の参院選に関して、SYNODOS編集部より、18歳以上の高校生向けに、日中関係をめぐる論点について、解説するような原稿を書いてほしい、という依頼をいただきました。しかし、正直なところ、参院選で日中関係が争点になることはほとんどなさそうです。各党の選挙公約に目を通してみても、中国との関係について書かれた記述自体

    なぜ各政党は対中政策について思考停止に陥るのか――日中の「立憲主義」の現状をめぐって/梶谷懐 - SYNODOS
  • 50歳裁判官、「縄で縛られた自分」とツイッターに半裸画像投稿 東京高裁が厳重注意 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

    ツイッターに「縄で縛られた自分」とする半裸の画像などを投稿し、裁判官の品位を傷つけたとして、東京高裁の岡口基一(きいち)裁判官(50)が、同高裁の戸倉三郎長官から今月21日に厳重注意を受けていたことが27日、分かった。 同高裁によると、岡口裁判官は平成26年4月~今年3月、自身のツイッターに「エロエロツイート頑張るね。白ブリーフ一丁写真とかもアップしますね」などと投稿したり、「行きつけの飲み屋でSMバーの女王さまに縛ってもらった」などとする男性の半裸画像など3件を投稿したりした。 岡口裁判官は注意後の25日にも、ツイッターに「げげげ! (別の)アカウントが凍結された。3回目。前2回は俺自身のほぼ全裸に近い淫らなエロ画像をアップしたからなんだけど…」などと投稿している。 岡口裁判官は東大卒。平成6年に任官し、大阪高裁などを経て昨年4月から現職。同高裁の渡部勇次事務局長は「現職裁判官が国

    microtesto
    microtesto 2016/06/28
    岡口先生だしまあねえ
  • Brexit/国民投票・住民投票の使い方についての教訓 - sunaharayのブログ

    イギリスの国民投票の結果には驚いた。ご多分に漏れずまあなんだかんだ言って残留派が多数を占めるだろうと思ってたので。よくわかんないけど,まあ残留になるだろうと思ってキャメロン首相に対する「お灸」のつもりで離脱に投票したっていう人もいたりするんじゃないだろうか。政権が変わらないことを前提とした政権評価であるSecond-order electionのように投票したら,実は政権そのものを変えてしまうFirst-order electionだった,みたいな。 国民投票については,日でも憲法改正関係で議論されているし,昨年の大阪での住民投票も思い起こさせる。「他に影響がある決定を狭い領域でやっていいのか」とか論点はいろいろあるだろうが,その領域の代表としては,当該領域の住民の意思表明を尊重すべきではないか。言い方を変えれば,そこで住民の意思に近い政党が来選ばれるべきだった→政権を握るべしというこ

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  • 土星の環が一部破れる | スラド サイエンス

    土星の環に何かがあった模様。NASAが土星探査機カッシーニが撮影した土星の画像に、土星の環のひとつで、比較的外側にある細いF環の一部が崩れている様子が映っていたそうだ。NASAが6月13日に発表したこのような状況はジェットと呼ばれ、環の中に埋もれていた見えない物体の仕業と見られる。これは実は割とよくあることらしい(ナショナルジオグラフィック)。 原因は土星の衛星プロメテウスの引力によると考えられている。プロメテウスの軌道は完全な円ではないため、不均一な重力によってF環の内部に雪玉の塊が生じ、それがジェットとして噴き出すというのが研究者の見解であるらしい。カッシーニは2017年9月15日には運用終了予定であることから、こうしたジェットの拡大画像は以前にも増して貴重なものになりそうだという。

  • Amazon.co.jp: ヒューマン・ユニヴァーサルズ―文化相対主義から普遍性の認識へ: ドナルド・E. ブラウン (著), 鈴木光太郎 (翻訳), 中村潔 (翻訳): 本

    Amazon.co.jp: ヒューマン・ユニヴァーサルズ―文化相対主義から普遍性の認識へ: ドナルド・E. ブラウン (著), 鈴木光太郎 (翻訳), 中村潔 (翻訳): 本
  • 大学生の外国語プレゼンテーション入門 ─基本スキルと8ヶ国語表現集─

    著者 井上奈良彦 (九州大学大学院教授) 曺 美庚 (阪南大学教授) 高橋 勤 (九州大学大学院教授) Andreas Kasjan (九州大学大学院准教授) 田中 陽子 (九州大学大学院教授) 山村ひろみ (九州大学大学院教授) 佐藤 正則 (九州大学大学院准教授) 板橋 義三 (九州大学大学院教授) 秋吉 收 (九州大学大学院准教授) 李 麗君 (九州大学准教授) Web版編集 李 相穆(九州大学大学院准教授)

  • 最高裁、花押を「印」と認めず…遺言書「無効」 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    戦国武将らに使われてきた手書きのサイン「 花押 ( かおう ) 」が遺言書に必要な「印」にあたるかが争われた訴訟の上告審で、最高裁第2小法廷(小貫芳信裁判長)は3日、「花押は押印とは認められない」とし、遺言書を無効と判断した。 その上で、花押を「印」と認めた2審判決を破棄し、審理を福岡高裁に差し戻す判決を言い渡した。 判決によると、遺言書は、琉球王国の名家の 末裔 ( まつえい ) にあたる沖縄県内の男性の名義。男性は2003年に85歳で死亡し、遺言書には、息子3人のうち、次男に山林などの不動産を全て譲るとする内容が書かれていた。 1審・那覇地裁と2審・同高裁那覇支部はいずれも、花押を印と認め、遺言書を有効と判断していた。

    最高裁、花押を「印」と認めず…遺言書「無効」 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • かなり“攻めている”「ひとみ」事故報告書

    5月24日、3月28日にトラブルを起こして機能を停止し、4月28日に復旧を断念したX線天文衛星「ひとみ」の「異常事象調査報告書」が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から文部科学省・宇宙開発利用部会・X線天文衛星「ひとみ」の異常事象に関する小委員会に提出された。 一言で言って、日では珍しい、かなり“攻めた”内容の中間報告である。 事故が起きた原因は、今回の中間報告でほぼ判明した。そして、報告書からは、宇宙科学研究所(ISAS、以下宇宙研)という組織にかなり大きな問題があったらしいことが読み取れる。 この報告書は、組織文化の問題まで遡って原因を究明しようとする姿勢を見せている。よくここまで関係者がきちんと証言するだけの、話しやすい環境を作ったと思う。 前回、この連載で「JAXAから独立した強い権限を持つ事故調査委員会を立ち上げ、調査対象となる関係者に免責特権を与えて、すべての情報を引き出すこ

    かなり“攻めている”「ひとみ」事故報告書
  • ニック・メンザさん死去 米「メガデス」の元ドラマー:朝日新聞デジタル

    米メディアによると21日、ニック・メンザさん(米ヘビーメタルバンド「メガデス」の元ドラマー)がロサンゼルスで死去。51歳。ロサンゼルスのクラブで自ら所属するバンド「OHM」の演奏中に、心臓マヒを起こしたという。 メガデスに80~90年代に所属。アルバム「ラスト・イン・ピース」(90年)はグラミー賞にノミネートされた。同バンドはメタリカ、スレイヤー、アンスラックスと並ぶ「スラッシュメタル四天王」として知られる。(ロサンゼルス=平山亜理)

    ニック・メンザさん死去 米「メガデス」の元ドラマー:朝日新聞デジタル
  • Full Matches and Shows | Soccer Shows and Full Match Highlights Video

  • 賃下げ、同業務なら「違法」 定年後再雇用で 特段の事情なく「不合理」 東京地裁判決:朝日新聞デジタル

  • 不正競争防止法の概要と改正(METI/経済産業省)

    「偽装表示の防止と不正競争防止法」のテキスト及びパンフレットを掲載しています。 パンフレットでは、過去に問題とされた偽装表示の例を紹介するとともに、これらを禁止している主な法律である不正競争防止法の誤認惹起表示規制の概要について説明し、偽装表示を防止するための実際の対応等について分かりやすくまとめてあります。 不正競争防止法を正しく理解し、適正な表示を通じて、取引先や消費者等のお客様に安心して商品やサービスを購入していただけるよう、パンフレットをぜひお役立てください。 ※ テキスト及びパンフレットは平成20年3月に作成されたものです。 不正競争防止法の誤認惹起表示を規定する条文の番号が、平成27年の不正競争防止法改正により、2条1項13号から2条1項14号へ変更しておりますが、誤認惹起表示に関する規定内容に変更はありません。 テキスト(PDF形式:1,654KB) 「偽装表示の防止と

  • 今市事件判決評: 取調べ録画映像をめぐって | blog of Dr. Makoto Ibusuki

    4月8日、宇都宮地裁は、旧今市市における幼女殺害事件について、有罪判決を言い渡した。 メディア(マスコミ)は、自白の信用性が認められたことについて、主として、公判で長時間再生された捜査段階の被疑者の取調べ映像、すなわち「可視化」(録音・録画)が全過程でなかったことを主たる問題として報道した。 私もその点に異論はない。 だが、今市事件の公判における録画映像の再生問題の核心は、全過程録画かどうかではなく、映像そのものが持つ「インパクト」が自白の信用性に与えた影響にある、と考える。  すなわち、たとえ全過程が録画されていたとしても問題は片付かないのである! きちんとこのインパクト問題を捉えていないという意味で、今回はメディアの報道も、識者のコメントも、問題の核心を外している。 そこで、急遽、ブログでこの問題を掘り下げることが必要と考えた。 以下、その「インパクト」問題を振り返ってみたい。 まず

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  • 【全文公開】伝説の漫画編集者マシリトはゲーム業界でも偉人だった! 鳥嶋和彦が語る「DQ」「FF」「クロノ・トリガー」誕生秘話

    【全文公開】伝説の漫画編集者マシリトはゲーム業界でも偉人だった! 鳥嶋和彦が語る「DQ」「FF」「クロノ・トリガー」誕生秘話 鳥山明の名作漫画『Dr.スランプ』に、則巻千兵衛博士のライバルとしてアラレたちに立ちはだかるDr.マシリトなるキャラがいたのを皆さんは、覚えているだろうか。 このキャラのモデルになった人物こそが、今回インタビューする白泉社代表取締役社長・鳥嶋和彦氏にほかならない。 彼の編集者人生は数々の伝説に彩られている。新人賞にかすりもしなかった新人漫画家・鳥山明を一から育て上げ、何百枚にも及ぶボツ原稿を出したあげくに、『Dr.スランプ』や『ドラゴンボール』などの名作をタッグで世に送り出したこと。鳥山明のみならず多くの漫画家にネタにされてきた、その“悪魔のような”強烈なキャラクター。そして90年代後半、週刊少年マガジンにジャンプが追い越された「暗黒期」に編集長として呼び戻され辣腕

    【全文公開】伝説の漫画編集者マシリトはゲーム業界でも偉人だった! 鳥嶋和彦が語る「DQ」「FF」「クロノ・トリガー」誕生秘話
  • Discover the Montreux Jazz Experience

    Concerts, DJ sets, pool parties, projections, workshops, jam sessions… Plus de 500 activités gratuites vous attendent au 58e Montreux Jazz Festival! Dès le 5 juillet, vous pourrez enfin découvrir le nouveau parcours du Festival sur les quais, offrant plus de terrasses et de scènes que jamais. Cette année encore, le programme gratuit met l’accent sur la promotion de jeunes talents et futures stars,

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  • デイヴ・グロールが泣きながら追悼。スラッシュ、ジューダス、メタリカなども追悼したモーターヘッド、レミーのお葬式映像。 (中村明美の「ニューヨーク通信」)-rockinon.com|https://rockinon.com/blog/nakamura/137025

    デイヴ・グロールが泣きながら追悼。スラッシュ、ジューダス、メタリカなども追悼したモーターヘッド、レミーのお葬式映像。 モーターヘッドのレミー・キルミスターの葬儀がYouTubeで生配信された。現在2時間あまりの映像がこちらで見られる。 https://www.youtube.com/watch?v=hZFuyUh_gvo 私も見ていたのだけど、スラッシュ、ジューダス・プリースト、メタリカなど次々に、面白く個性的なエピソードを交えながら、彼がいかに誰に対してもジェントルマンであったかと語り、ファンを絶対にがっかりさせたくないと最後の最後まで思っていたこと、また彼がいなかったら自分はバンドをしていなかったなど敬意を表する感動的な追悼を披露した。最後に登場したのはデイヴ・グロールだった。 スピーチを始めてすぐデイヴは、レミーに初めて会った時のことを披露した。 「俺がレミーに初めて会ったのは、クレ

    デイヴ・グロールが泣きながら追悼。スラッシュ、ジューダス、メタリカなども追悼したモーターヘッド、レミーのお葬式映像。 (中村明美の「ニューヨーク通信」)-rockinon.com|https://rockinon.com/blog/nakamura/137025
  • 『応用政治哲学−方法論の探求』 - sunaharayのブログ

    関西大学の松元先生のご著書。これは非常に勉強になった,というか,ふだん実証分析に携わる研究者としては,ぜひこういうを読みたいと思っていた。はじめのほう,「科学」との対比で「哲学」の論証の方法について考えているところとか非常に参考になるし,何より政治哲学/政治理論が何をやっているのかということが非常にイメージしやすいと感じた。 書では,まずその哲学の方法について説明したうえで,分析哲学の系譜を概観し(2章),主にロールズの業績によりながら政治哲学の方法を議論する(3章)。第二部では政治哲学者が社会に対するときの論点として,政治哲学は理想状態を前提として考えるのか(理想理論),実行可能性をどう考えるか,そして政治との関係についてどう考えるかということが整理されている。最後の第三部がとりわけ面白かったのだけども,現実の課題について政治哲学からはどのような議論ができるかということが教育の平等,

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