ツイート 戦後70年談話が村山談話を否定するのではないかと懸念されるなか、安倍内閣は3月25日、「東京裁判のすべてを受け入れている。(東京裁判の)どの部分についても、国と国との関係において、当該裁判について異議を述べる立場にはない」との政府の見解を示した。岸田文雄外相が衆院外務委員会で、緒方林太郎衆院議員の質問に対し答弁したもの。 岸田外相は、その立場が第二次安倍内閣、第二次安倍改造内閣でも同じだったと述べるとともに、今後についても「内閣として引き続きこの立場は堅持する」と明言した。 また、岸田外相は、村山談話、河野談話の骨子を示すことについて、「慎重に検討し、しっかり確認したうえでお答えする」と、緒方氏に約束した。 東京裁判をめぐっては、サンフランシスコ平和条約11条で日本政府が極東軍事裁判を受諾したが、受諾したのは裁判全体ではなく刑の宣告部分だけだとする歴史修正主義の動きがある。最近
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