朝鮮半島を植民地支配した日本の加害の歴史を反省し、友好を願う朝鮮人追悼碑を群馬県は行政代執行で強制撤去する。29日から2月11日まで碑がある公園を封鎖して作業を行う。差別・排外主義をあおる歴史否定を自治体が行う「ヘイト行政」に批判が高まる。 高崎市の県立公園「群馬の森」にある追悼碑は2004年、市民団体が建立した。太平洋戦争中、日本は国策として多くの朝鮮人を強制的に働かせ、非人道的な扱いで命まで奪った。群馬県内の炭鉱や軍需工場もその現場となった。 碑はそうした過ちを繰り返すまいと誓い、アジアの平和と友好を願うもの。ところが県は14年、設置許可を更新しなかった。設置者の市民団体が碑の前で開いた集会で「強制連行の事実を訴えたい」などの「政治的発言」があったというのが理由。 市民団体は裁判を起こしたが、22年に県の処分を容認する判決が最高裁で確定した。県は行政代執行の実施を通告し、撤去費用3千万
2024/01/17 群馬県庁前 群馬県が「追悼碑」の撤去を近々、強行しようとする中、「守る会」の人たちとスタンディングしました。 抗議の声をあげていきましょう! 朝鮮人追悼碑 撤去するな 群馬県庁前宣伝(しんぶん赤旗・首都圏 2024/01/19) 【関連リンク・しんぶん赤旗】 2014.09.03 2014 とくほう・特報/群馬県立公園「群馬の森」 朝鮮人強制連行犠牲者追悼碑撤去の動き/歴史の真実否定するのか 2014.07.24 群馬県 朝鮮人追悼碑「更新せず」/市民団体「応じられない」 【関連ブログ】 2022.12.01 第3回後期定例会の本会議で一般質問しました(2022.11.30) 2017.06.23 「表現の自由奪う」と批判 朝鮮人追悼碑モチーフの作品撤去 群馬県立近代美術館(しんぶん赤旗2017.6.23) ================= ☆酒井ひろあき・LINE
関東大震災から9月で100年となるのを前に、朝鮮人虐殺について学ぶ講演会が、横浜市中区の県立かながわ労働プラザであった。在日朝鮮人史などが専門の鄭栄桓(チョンヨンファン)・明治学院大教授(42)が、「虐殺はなかった」などとする近年の「虐殺否定論」の問題点を解説し、約80人が耳を傾けた。(森田真奈子) 震災後の虐殺については、内閣府中央防災会議(二〇〇八年)の報告書が、朝鮮人を中心に千〜数千人が殺傷の犠牲になったと認めている。一方で近年は、小池百合子都知事が式典に追悼文を送らず、横浜市でも一三年度版の副読本から「虐殺」の語句が「殺害」に置き換わった。 鄭教授は講演で、近年の否定論が、虐殺の事実を矮小(わいしょう)化する当時の政府発表を無批判に用いたり、実際にはデマだった内容も事実として扱ったりして「朝鮮人による暴動はあった」とする特徴を説明した。 震災時には、発生二日後の九月三日朝に内務省が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く