秘書らを通じて選挙区内の有権者に香典を配った公職選挙法違反の疑いで東京地検特捜部の強制捜査を受け、自民党を離党した堀井学衆院議員(52)。堀井氏が2012年から地元としてきた北海道9区(室蘭市、苫小牧市、登別市、伊達市と14町)では、自民党支持者も「国会議員を続けることは許されない」と怒りを募らせています。(丹田智之) 7月末、登別市にある堀井氏の地元事務所では、若い男性が立て看板を片付ける“撤収作業”をしていました。頭髪のイメージチェンジをアピールする「二頭流」と書かれた堀井氏のポスターは、岸田文雄首相の顔写真が入った自民党のポスターに張り替えられていました。 「今回の問題はとても残念だ。憤懣(ふんまん)やる方ない」と語るのは、堀井氏に投票してきた支援者の男性です。捜査を受けても事実関係を明らかにせず“雲隠れ”を続ける堀井氏に「謝罪の一言もないのか!」と言い放ちます。 堀井氏は安倍派(清