白井さんは、正午にJR東小金井駅前でマイクを握り第一声。市立保育園5園のうち2園を先行廃園とする改正条例を前市長が専決処分したことに触れ「前市長の辞職の原因となったのは公立保育園の廃園条例の専決処分。これが市議会の圧倒的多数で不承認とされ、責任を取って辞めた。しかし廃園事務が進んでいる。今のままでは『くりのみ』『さくら』の2園は来年4月の募集の停止、段階的縮小の後に廃園になる。まずは専決処分の前の条例に戻すのが当たり前だ」と訴えた。 市役所新庁舎・福祉会館建設を重要課題に掲げ「設計は終わっているが着工に進めていない。財政的な課題をクリアしたうえで早く着工、建設できるように進めねばならない」と主張。「市中心部に庁舎だけでなく福祉拠点を備えた総合的な複合施設が整備されれば街づくりの土壌となる。情報、人、モノの流れが一変する」と効果を強調した。