岸田文雄政権が通常国会への再提出を狙う入管法改定案に反対する全国一斉アクションが23日、各地で取り組まれました。 仮放免者に在留資格を 東京 東京・上野では「入管の民族差別・人権侵害と闘う全国市民連合」がデモを行い、約400人が「入管法改悪反対」「仮放免者に在留資格を」と声を上げて歩きました。 デモ隊の先頭は、BOND(外国人労働者・難民と共に歩む会)の若者たちです。大学4年のメンバー(22)は「入管が送還忌避者と呼ぶ人たちの大半は、母国に帰ると命の危険があったり、日本に家族がいたり、日本に生活基盤があるなど、帰国できない事情を抱えている。そうした事情は罰則や新たな規則によって変わるものではない。送還忌避者を追い返そうとする入管法改定案を絶対に阻止したい」と強調しました。 「長期収容やめろ」「難民認定と保護を」と書かれた参加者のプラカードを見て、その場で隊列に加わる人もいました。 デモに参