5月の運行開始が延期となったまま、ブルーシートをかぶせた気球などが保管されている乗り場=堺市堺区の大仙公園で2023年8月4日午後4時39分、藤河匠撮影 堺市による世界遺産の大山(だいせん)古墳(仁徳天皇陵)上空をヘリウムガスの気球で眺めるプロジェクトが延期されたままになっている。運行開始目前の5月に気球に充塡(じゅうてん)されていたガスが漏れ、原因も調査の途上だからだ。果たして事業は再度“浮揚”するのか、現場を取材した。 大山古墳を含む「百舌鳥・古市古墳群」は、2019年7月に世界文化遺産への登録が決まった。大山古墳は世界最大級の墳墓とされ、前方後円墳の「鍵穴」の形の一部を上空から体感してもらうのが気球事業の狙い。熱気球ではなく国内唯一のヘリウムガスの気球運行も売り文句にした。 計画は永藤英機・堺市長と吉村洋文知事が、世界遺産登録を決めたユネスコの世界遺産委員会があったアゼルバイジャンか
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