民主党代表選は小沢一郎氏優勢で選挙戦が展開されている。 9月1日の共同会見、9月2日の公開討論会では、劣勢に立たされた菅直人氏が、終始小沢一郎氏に対する誹謗とも言える卑劣な個人攻撃を展開した一方で、小沢氏は淡々と自己の政権を明らかにし、大人と小人の対比が鮮明なコントラストを描いた。 必死の形相で小沢氏の個人攻撃に走る菅直人氏に宰相の風格は微塵も感じられなかった。根拠に乏しい誹謗中傷に走るほどまでに厳しい選挙戦に追い込まれていることが如実に表れたと言える。 代表選の基本構図は主権者国民対悪徳ペンタゴンである。これまで日本政治を支配し続けてきた三大勢力=米・管・業は昨年8月30日の総選挙を通じて主権者国民に政治の実権を奪われた。 8ヵ月に及ぶ鳩山-小沢体制に対する集中攻撃の結果、6.2クーデターが勃発し、悪徳ペンタゴン勢力に身を投じた菅直人氏を首領にして悪徳ペンタゴン勢力は主権者国民から権力を