『ちょっと一杯のはずだったのに』 志駕 晃 (著) 宝島社文庫あらすじ漫画家であり、ラジオの人気パーソナリティでもある西園寺沙也加が殺された。彼女の死体には、ラジオディレクターで沙也加の恋人でもある矢嶋直弥のネクタイが巻かれていた。警察に疑われた矢嶋は否定するが、泥酔して記憶がなく、おまけに密室現場の謎を解くよう警察から迫られる。 秋葉原FMの人気パーソナリティの沙也加が自宅マンションで殺された。現場は内側から鍵がかかっており、外からは侵入不可能な密室状態。死体の首にかかっていたネクタイの持ち主であり、彼女に結婚を申し込んで断られ、おまけに当日は飲みすぎて記憶なし、と逮捕寸前の矢嶋。密室マニアの弁護士・手塚とともに謎の解明に迫る。 まとめお酒を飲みすぎて記憶をなくした経験のある日とはドキッとするはず。飲み過ぎは、記憶だけでなく、もっと大事なものを失くしてしまうこともあるのかもしれません。