日本で唯一の仏教を由来とする 独立型緩和ケア病棟 あそかビハーラ病院 院長 大嶋健三郎先生 京都府城陽市にある「あそかビハーラ病院」は、浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺)が設立した、ホスピス・緩和ケアを専門とする病院。「ビハーラ僧」と呼ばれる僧侶4人が常習しています。医師や看護師、薬剤師、宗教者などがチームとなり、病気の苦しみを取り除く専門家集団として、そして常に患者さんに寄り添い、手を触れ、耳を傾けながら、一人ひとりが亡くなる最後の瞬間まで自分らしく生き抜くことを支えています。2012年から院長を務めている大嶋健三郎先生に、お話を伺いました ◀ビハーラホール ◆病気の苦しみを取り除くプロ集団 ――「あそかビハーラ病院」とはどのような病院か、ご説明をお願いします。 大嶋 完全独立型の緩和ケア病棟というのは全国でも少ないのですが、仏教に由来するものはここだけです。仏教ではホスピスではなく「
![あそかビハーラ病院](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fa3247ca9d2386a483f33afe0fcb623daa7c26f2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.jimcdn.com%2Fapp%2Fcms%2Fimage%2Ftransf%2Fdimension%3D1920x1024%3Aformat%3Djpg%2Fpath%2Fs2f74ec161dd06535%2Fimage%2Fi27ac372fab1f78e7%2Fversion%2F1552713356%2Fimage.jpg)