建物性能の基礎知識/断熱性能(省エネ対策) 住宅では、断熱性能や気密性を数値化することで、快適な住まいの目安とされています。 Q値とK値が断熱性能を、C値が気密性能を表します。各値とも数値の低いほうが断熱性能に優れており、平成11年3月、国土交通省・経済産業省告示の「次世代省エネルギー基準」にて、各地域ごとに数値が定められています。 これらの数値を比較することで住宅の断熱性能を判断することができます。 【 省エネルギー法の経緯 】 「エネルギーの使用の合理化に関する法律」の一部改正により、平成21年4月1日(2009年)より気密性能に関する基準が削除されており、その分断熱材の室内側における防湿層の設置基準が新たに設けられました。 平成25年(2013年)建築物全体の省エネルギー性能をよりわかりやすく把握できる基準とするために、「エネルギーの使用の合理化に関する法律」が改正され、「一次エネル
住宅の広告に「Q値」が表示されるケースがだんだん増えてきました。この「Q値」は、 “熱損失係数”といって、室内外の温度差が1℃の時、家全体から1時間に床面積1�u あたりに逃げ出す熱量のことを指します。 もちろん小さければ小さいほど、熱が逃げにくい ので居住性能がいいとされています。 ■「Q値」は、住まいの保温性能を示すめやすの値。熱の逃げにくさを表しています。 室内の温度が屋外よりも高い場合、熱エネルギーは住宅の壁や天井(屋根)、床、窓や玄関 など、あらゆる場所から逃げていきます。 それを防ぐため、室内空間をすっぽりと包みこむ ように、断熱材で覆ってしまうのが断熱化です。 断熱化には、いくつかの工法がありますが、 基本的には人が使う室内空間を隙間なく覆うことです。 魔法瓶のようにすることで、少しの 暖房エネルギーで家中が暖まるという訳です。 温度の高低は反対になりますが、同
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