2021年は元総理大臣の菅義偉氏による「携帯料金値下げ」の旗振りや、当時の総務大臣武田良太氏によるメインブランドの値下げを求める発言により、ドコモのahamoなど各社から月額2980円で通信量20GBを満たすプランが注目を集めた年だった。 この一環として総務省では「スマホ乗換え相談所モデル事業」の実証実験を実施。2021年9月から2022年1月まで、商店街など複数のスポットで相談窓口を運営、「携帯電話の乗換え等サポートワーキンググループ」にて有識者による検討も行った。 「スマホ乗換え相談所モデル事業」は2021年9月から2022年1月にかけ、総務省がショッピングモールや商店街に数カ月間店舗スペースを構えて実施された では、これら「携帯電話値下げ」や「スマホ乗換え相談所」の実証実験にどういった意味があったのか。実際の相談所の内容を含めて、その効果や課題について振り返っていこう。 総務省が商店