国内外30カ所以上もの被災地へ赴いた経験を持つ国際災害レスキューナース、辻直美さんに聞く最新の防災テクニック。 前回に引き続き、「震度6以上の地震が発生した際の自宅避難」というシチュエーション想定で考える「水の備蓄」の後編をお届けする。 ▶︎第1回 災害時に必要な1日の水量は最低でも3L 教えてくれたのは…… 辻 直美さん 辻直美さん●国際災害レスキューナース、一般社団法人育母塾代表理事。国境なき医師団の経験を経て、現在はフリーランスのナースとして活動。講演と防災教育を行いながら、要請があれば被災地にも出向く。国内外30カ所以上もの被災地で実地経験を持つ、防災のエキスパート。 「地震が来たら風呂に水を溜めておけ」はNG! 昔から「地震が来たら、風呂に水を溜めておけ」とはよく言われるが、今、それは絶対にNGだ。 「お風呂に溜めた水を何に使うか、というアンケートをとると、約8割の人が『トイレを
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