テック系のジャーナリストにとって、企業が流行りのバズワードを乱発することを耳障りに感じることは多い。最近ではAI(人工知能)がその顕著な例といえるだろう。 台湾の「ASUS」は、新型スマホをリリースしてAIを全面的にアピールしたが、記者から突っ込まれて、「我々は広義の意味でAIという言葉を用いている」と答える始末だった。 こうした背景があり、昨秋ファーウェイが「Mate 10 Pro」をリリースしてAIに特化したマーケティングキャンペーンを打った際に、レビュー記事の大半はスマホ自体を高く評価しながらも、AIプロセッサ「NPU(ニューラルネットワーク・プロセッサ・ユニット)」の実力には懐疑的だった。筆者は比較的寛大なレビューをした方だったが、被写体を自動認識する機能については疑問を感じていた。 しかし、Mate 10 Proのリリースから数か月が過ぎ、先月スペインで開催されたモバイルワールド
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