PC/IT業界の新年を飾るイベントといえば、サンフランシスコのMacworldと、ラスベガスのCESと相場が決まっている。どちらが先になるかはその年次第で、今年はMacworldが2日先行する日取りになった。言い換えれば、2つのイベントは日程が重なっており、掛け持ちしやすい。筆者もこの後、ラスベガスへ向かう予定だ。 まずは1月5日に開幕したMacworld 2009だが、キーノートが行なわれた後、メイン展示会場が開いたは2日目の1月6日。初日の5日は、一部カンファレンスのみが開催されるプレビュー的な1日であった。 今回、Macworldのキーノートスピーチを勤めたのは、ワールドワイドマーケティング担当のフィリップ・シラー上席副社長だ。Appleへの復帰以降、キーノートスピーチはスティーブ・ジョブズCEOが行なってきたが、今回は健康上の理由もあり、シラー上席副社長の出番となった。 シラー上席