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ナショナリズムの検索結果321 - 360 件 / 1483件

  • 人が集まる群衆と群衆化される事によって群れる人に起こる群集心理への変化 ~具体的に集まった人々の集団とは異なる、群集心理を持つ現象へと変貌した我を忘れた群れる人【ル・ボン『群衆心理』】  - 日々是〆〆吟味

    人々の集まりとしての群衆と、群衆化することにより変化する群衆心理 ~人が直接集まってなくても群衆なの?群衆の問題は人が群れ集まることよりも、それにより変化する心理が問題だ、ということらしい 群衆とは具体的に集まった人々のことだろうか? 【オルテガ『大衆の反逆』】 【ル・ボン『群衆心理』】 ただ人が集まった群衆という形ではなく、群衆となることによって起こる心理の変化(=群衆心理)が問題だ 国民単位で影響を与えるものと広告/宣伝と群衆化 【吉本隆明『共同幻想論』】 フィクション/メディアによって作り上げられもする人々の意識 【ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』】 【ホブズボーム『創られた伝統』】 【ヘーゲル『精神現象学』】 群衆心理の応用としての広告/宣伝による群衆化の個人的仮説 【ベルンシュタイン『社会主義の諸前提と社会民主主義の任務』】 【ケインズ『雇用、利子、お金の一般理論』】

      人が集まる群衆と群衆化される事によって群れる人に起こる群集心理への変化 ~具体的に集まった人々の集団とは異なる、群集心理を持つ現象へと変貌した我を忘れた群れる人【ル・ボン『群衆心理』】  - 日々是〆〆吟味
    • ロシア史研究者のダブル・スタンダード

      開戦以来ロシア軍はずっとウクライナの破壊を続けている。そのことを鑑みると、ロシアにとってウクライナ、とくにキエフは故地であり、それを失うことはナショナル・アイデンティティにとって考え難いことなのである、というこれまで自分を含むロシア史研究者がしばしば行なってきた説明が本当に正しいのかどうか疑わしくなってくる。ロシア政府もロシア軍も、およそウクライナの土地を、その歴史的建築物も含めて、尊重しているようには見えないのである。ただひたすら破壊と殺戮を行なっている。ナショナル・アイデンティティ上大事な土地だから手放したくないということではなく、ただ単にあそこは自分の勢力圏であると決めつけて、勢力圏である以上自分たちが支配するのだという考えのもとに侵略行為を繰り広げているだけなのではないだろうか。支配欲、権力欲を満たすということだけが、それ自体として目的なのである。 このことはさらに、ロシア史研究者

      • 近代国家が形作られていった日本の近代史を探求する理由 – 國學院大學

        静かに優しく、その都度適切な言葉を探しながら、歴史の魅力を説いていく語り部。インタビューを終えてそんなイメージを抱いたのが、坂本一登・法学部教授だ。その穏やかな声は、歴史の楽しさという確信に触れた瞬間、ふと弾むのがまた印象的だ。 明治期を中心に日本近代史を専門とする坂本教授が、その研究分野へと深入りしていったのには、どんな背景があるのだろう。歴史をめぐる大きな文脈と、まだ自身を何者とも思えていなかった若き日の逡巡。その双方の視点から、明治期の政治史へと着地していくプロセスを語ってもらった。 今年度の大学の授業をはじめるにあたって、最初のガイダンスで、「歴史は暗記ではありません。我々がどこから来て、どこへ行くのかということを省察し、思いを馳せることです」と話しました。 我々が無意識のうちにとる行動であったり、かっこいいと感じたり、こうすべきだと判断する規範や意識は、自然に成立したものではなく

          近代国家が形作られていった日本の近代史を探求する理由 – 國學院大學
        • 「コロナ収束は日本人のマジメさや清潔さのお陰」という勘違いの恐ろしさ(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース

          ● コロナ被害を抑えられたのは 本当に「日本モデル」の力か 「まさに日本モデルの力を示したと思います」 緊急事態宣言解除の会見で安倍晋三首相は、このように誇らしげに語った。 ご存知のように、日本政府の新型コロナ対応は諸外国に比べてかなりグダグダで、「スピード感もなくアナログだ」と、国内外からボロカスに叩かれてきた。にもかかわらず、欧米と比べて被害をここまで小さく抑え込めている。そんな「日本モデル」について、海外メディアからは「不可解」「日本の奇跡」など様々な声があがっている。 では、当事者の日本人としては、「日本モデル」の成功要因をどう分析しているのかというと、現場の医療従事者が頑張ってくれたのと、「8割減」という外出自粛を律儀に守った国民のお陰だ、という声が圧倒的に多い。 たとえば、ニュースキャスターの安藤優子氏も『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)の中で、こんなことをおっしゃっ

            「コロナ収束は日本人のマジメさや清潔さのお陰」という勘違いの恐ろしさ(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース
          • ジャニー喜多川の性加害と戦後の日本芸能史(3)〜松尾潔と山下達郎、神格化されたマニアの受難〜(更科 修一郎) @gendai_biz

            ジャニー喜多川の性加害と戦後の日本芸能史(3)〜松尾潔と山下達郎、神格化されたマニアの受難〜 時代観察者の斜め読み#1(3) 巷のワイドショーやインターネットは、飢えたピラニアのように「事件」という生肉へ喰らいつくが、「歴史」という骨までは語りたがらない。そんな芸能ゴシップ&サブカルチャーの「歴史」を、〈元〉批評家でコラムニストの時代観察者が斜め読む! (1)デヴィ夫人は何故、ジャニー喜多川を擁護した? (2)「帝国」以前のジャニーズ事務所 (3)松尾潔と山下達郎、神格化されたマニアの受難 開かれたパンドラの匣 前回、前々回記事の通り、ジャニー喜多川の性加害問題は英国『BBC』の国際報道で開いたパンドラの匣となった。 これにより、戦後、アメリカのショービジネスを模倣することで作られてきた日本の芸能界が、そのアメリカやヨーロッパが旧来の蛮族性を糊塗すべくでっち上げたポリティカル・コレクトネス

              ジャニー喜多川の性加害と戦後の日本芸能史(3)〜松尾潔と山下達郎、神格化されたマニアの受難〜(更科 修一郎) @gendai_biz
            • 「気概」とリベラルな民主主義(読書メモ:『歴史の終わり』) - 道徳的動物日記

              歴史の終わり〈上〉 作者:フランシス フクヤマ 三笠書房 Amazon 歴史の終わり〈下〉「歴史の終わり」後の「新しい歴史」の始まり 三笠書房 Amazon フランシス・フクヤマの『歴史の終わり』は数年前にも読んで感想を書いているが、『IDENTITY  尊厳の欲求と憤りの政治』を読んだときにそこで紹介されていた「対等願望」や「優越願望」に関する議論が興味深く感じられたので、昨年の夏に改めて読み返した*1。 davitrice.hatenadiary.jp davitrice.hatenadiary.jp ……とはいえ、1992年に書かれた当時の時事ネタが数多く含まれているために冗長であったり無駄であったりするところも多く、上下巻の本を保存しておく必要もないと考えて、引っ越しを契機に処分する前にキモとなる議論をここに要約しておく……というよりも、写経的に書き写しておく。まあいまさら『歴史の

                「気概」とリベラルな民主主義(読書メモ:『歴史の終わり』) - 道徳的動物日記
              • 地政学は現実主義か――存在論的安全保障で考える/渡辺敦子 - SYNODOS

                はじめに 地政学ブームが続いている。今年発売されたものだけでも出口治明・立命館アジア大学長の『教養としての地政学入門』(日経B P)、船橋洋一監修の『こども地政学』(バウンド)など、「地政学」をタイトルに掲げた本の勢いはここ数年、止まるところを知らない。変化の激しい現代においてこの5年ほどの間に、「地政学」と言う言葉は、出版・言論界で例外的に不動の地位を築いたようにさえ見える。 だが、地政学とは何なのか。近年刊行されたビジネス書などによると、地政学は、世界の動きを正確に把握するために不可欠である。【注1】それは世界の「見え方」であり、「勝利の方程式」であり、知れば知るほど面白い、現代人必携の知識であるらしい。しかしこれらの本に登場するのは、ナチスドイツと繋がりがあったと言われるカール・ハウスホーファー(1869-1946)、英国帝国主義の理論家ハルフォード・マッキンダー(1861-1947

                  地政学は現実主義か――存在論的安全保障で考える/渡辺敦子 - SYNODOS
                • 2022年映画ベスト10!(+栄光の次点イレブン) - 沼の見える街

                  毎年恒例の「映画ベスト10」発表時期がやってまいりました。今年は劇場で観た映画は116本くらいでした(配信を含んでないのと、重複があったりするので本数が正確なのかよくわからないけど大体…。) これまではイラスト+手描き文章の図解で発表していたんですが、今年はブログ感想を再始動したこともあり、イラストを描きつつも文章をメインにしてみました。その結果めちゃ長くなってしまった(18000字以上)…っていうかぶっちぎり過去最長記事になってしまったのでお時間ある時どうぞ。 参考までに2021年ベストはこちら↓ numagasablog.com あと昨年2021年はなんとなく順位つけるのやめてみたんですが(決定的な1位みたいのがなかったため)今年はベスト10には無理やり順番つけてます。まぁ自分の中の優先順位みたいのもわかって面白いからね。 さっそく発表していきたいと思いますが、毎年のことながらベスト1

                    2022年映画ベスト10!(+栄光の次点イレブン) - 沼の見える街
                  • 近年、インドと欧米諸国の関係性が悪化している?→本国では強烈なナショナリズムも…「社内政治」「縁故主義」など世界中で軋轢を生んでいる背景とは

                    海外営業マン @supremeeigo 英語圏のpoliticalな投稿を追っている人は分かると思うが、India vs the rest of the world的な機運がどんどん高まっているよね 2025-01-04 13:41:09

                      近年、インドと欧米諸国の関係性が悪化している?→本国では強烈なナショナリズムも…「社内政治」「縁故主義」など世界中で軋轢を生んでいる背景とは
                    • 半分ソーシャルだった安倍政権 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                      本日突然安倍首相が辞意を表明しました。政治学者や政治評論家や政治部記者のような話をする気はありませんが、労働政策という観点からすれば、14-13年前の第一次安倍政権も含めて、「半分ソーシャル」な自民党政権だったと言えるように思います。半分ソーシャルの反対は全面リベラルで、第一次安倍政権の直前の小泉政権がその典型です。(本ブログは特殊アメリカ方言ではなくヨーロッパの普遍的な用語法に従っているので、違和感のある人は「リベラル」を「ネオリベ」と読み替えてください) 安倍政権は間違いなくその小泉・竹中路線を忠実に受け継ぐ側面があり、労働市場の規制緩和を一貫して進めてきたことは確かなので、その意味では間違いなく半分リベラルなのですが、それと同時に、一般的には社会党とか労働党と呼ばれる政党が好み、労働組合が支持するような類の政策も、かなり積極的に行おうとする傾向があります。そこをとらえて「半分ソーシャ

                        半分ソーシャルだった安倍政権 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                      • 「原爆映画」の日米ギャップ突き破った奇跡的映画 映画史に異彩を放った「太陽を盗んだ男」 - 社会 : 日刊スポーツ

                        映画「バービー」の主人公の髪形を「キノコ雲」に加工したSNS画像が波紋を呼び、日米間の原爆に対する認識の違いが改めて浮き彫りになりました。底流に平和への思いが込められた作品でも、そもそも日米では視点が違うのです。映画史をひもとくと、そんなギャップを乗り越えた挑戦的な作品もありました。【相原斎】 ◇    ◇    ◇ 着せ替え人形を主人公にした「バービー」と、原爆開発者の半生を描いた「オッペンハイマー」が、くしくも米国で同時公開となったことが騒動のきっかけとなりました。注目作を「2本立て」で観賞する映画ファンが多く、バービーの髪形をキノコ雲に加工した画像などが次々にSNSに投稿されたのです。日本からすれば無神経な行為に映り、腹立たしい思いや悲しい思いをされた方も少なくないと思います。一方で、戦後間もない頃からキノコ雲のポップアートを当たり前のように目にしていた米国人にとっては、陥りやすい「

                          「原爆映画」の日米ギャップ突き破った奇跡的映画 映画史に異彩を放った「太陽を盗んだ男」 - 社会 : 日刊スポーツ
                        • 三菱の国産ジェット機が撤退に追い込まれた必然

                          三菱重工業がかつて「MRJ」(三菱リージョナルジェット)と呼ばれていた国産初の小型ジェット旅客機「スペースジェット」からの撤退を表明した。2008年に事業化を決めてから何度も納入を延期。コロナ禍に入って開発が事実上、止まっていたが事業化のメドが立たなくなった。 この原因を多くのメディアが「型式証明の取得に手間取った」などと説明しているが、それは川下の話でしかない。 日本の主力産業といえば自動車だ。完成車メーカーのみならず、さまざまな部材がかかわる裾野の広い一大産業であり、雇用面などで日本を支えている。一方、新興国メーカーの台頭や部品点数が少ない、あるいは従来の自動車とは異なる部分も少なくないEV(電気自動車)の普及などによって、日本の自動車産業がネガティブな影響を受けてしまう恐れがある。 航空産業は自動車産業よりも、さらに精度や信頼性が高い部材が必要となり、途上国からの追い上げは自動車産業

                            三菱の国産ジェット機が撤退に追い込まれた必然
                          • アメリカは本当に「反グローバル化」に向かうか

                            むしろバイデン政権は意外なほどトランプ政権と連続しています。アメリカの民主党は、どこかの国の政党と違って、下野している間によほど反省したんだなという感じがします。トランプがあれほど支持されたことで、民主党系のエリートたちは思いきり横っ面を張られた形になり、どこまで本気かはともかく反省せざるをえなくなったのでしょう。 これは共和党にも言えることです。ネオリベラリズムに魂を売った共和党からすれば、ネオリベラリズムを批判するトランプがあれほど多くの支持を集めたことは大変ショッキングな出来事でした。あれぐらいのショックセラピーでなければ、民主党も共和党も正気に戻ることはなかったと思います。 施:そうですね。その点について考えるうえで参考になるのが、ヨラム・ハゾニーの『ナショナリズムの美徳』です。私は中野さんとともにこの本の解説を書きましたが、ハゾニーについて簡単に紹介すると、彼はイスラエルの政治哲

                              アメリカは本当に「反グローバル化」に向かうか
                            • アフリカ哲学への招待──「他者の哲学」から「関係の思想」へ(後篇)|中村隆之

                              「関係の思想」としてのアフリカ哲学(1990年代―現在) 1960年代に「他者の哲学」として見出されたアフリカ哲学が、1970年代以降、より若い世代の哲学者によって問い直されはじめ、ヨーロッパから見たアフリカのイメージにとらわれない、新しいアフリカ哲学のかたちが模索されていった。──このような発展段階的なストーリーでお話しできるのは、前篇で紹介した、1980年代のムディンベまでです。 というのも、1990年代以降の「アフリカ哲学」をめぐる言説の動向は、非常に複雑化・多様化していくからです[★1]。私はそんなアフリカ哲学の動向を、〈関係〉という視点で捉えるのがよいと思っています。 〈関係〉とは、アフリカ大陸から多くの奴隷たちが連れて行かれた場所であるカリブ海の詩人で思想家のエドゥアール・グリッサン(1928-2011)が練り上げた概念です。簡単に言うと、私たち一人ひとりが、世界中の人々(さら

                                アフリカ哲学への招待──「他者の哲学」から「関係の思想」へ(後篇)|中村隆之
                              • 「愛国教育」に対する中国人の見方は千差万別

                                ロシアによるウクライナ侵攻で、国際的な緊張感が高まる中、「権威主義的」な色合いを強める中国に注目が集まっている。そんな母国に対し、中国に住む中国人や日本など国外に住む中国人は、本音ではどう思っているのか。 今回は、日経プレミアシリーズ『いま中国人は中国をこう見る』より、中国人が自国の愛国教育に対してどう思っているのかを紹介する。 習近平思想の教科書、その内容とは 2021年9月、新学期を迎えた中国の学校の一部で、習近平思想の授業が開始された。これまでも毛沢東思想や鄧小平理論など、歴代指導者の政治理念が党の憲法である規約に記されたことがあり、習主席の思想も同様だ。「習近平思想」について書かれた教科書を使う目的は、文字通り、若者たちに習主席の思想を浸透させることにある。 中国のサイトで小学生向けの教科書を見ると、正式には「習近平新時代中国特色社会主義思想学生読本」(習近平の新時代の中国の特色あ

                                  「愛国教育」に対する中国人の見方は千差万別
                                • フランスが植民地問題を謝罪しない理由(後編) – 橘玲 公式BLOG

                                  ダイヤモンド社と共同で行なっていた「海外投資の歩き方」のサイトが終了し、過去記事が読めなくなったので、閲覧数の多いものや、時世に適ったものを随時、このブログで再掲載していくことにします。 今回は2016年3月31日公開の「最後発の日本と違い、大航海時代から始まった植民地支配をいまさら「反省・謝罪」をしない欧州・フランスの事情」です(一部改変)。 参考:「フランスが植民地問題を謝罪しない理由(前編)」 hapelinium/shutterstock ****************************************************************************************** 2016年3月22日、ベルギーでIS(イスラム国)による同時テロが発生し、空港と地下鉄で30人以上が死亡する惨事となった。世界でもっとも安全なはずのヨーロッパでテロが

                                  • 新しい分野の新しい世代による自分の世界 ~先行世代がいないことによって主導権を握ることが可能で優越感に浸ることも出来るファン層と支持される表現者 - 日々是〆〆吟味

                                    素人の時代の出演者と視聴者 〜新しい分野の新しい世代による自分たちの世界と、先行世代がいないことによって偉くなれる? 新しい世代とその住人 視聴者(ファン)としての新しい世界 ファン層の優越化 【吉本隆明『全マンガ論』】 【呉智英『現代マンガの全体像』】 【淀川長治,山田宏一,蓮實重彦『映画千夜一夜』】 分野の差と質 〜最初が一番いい? 自分たちの世界としての新分野 素人の時代の出演者と視聴者 〜新しい分野の新しい世代による自分たちの世界と、先行世代がいないことによって偉くなれる? TVに一時期そこらのあんちゃんが出る素人の時代というのがあって、それが今ネットにおいて行われて新たな素人の時代が来たのかもしれないけど、でもやっぱり最後には玄人化してプロフェッショナルのひしめき合う世界になるのかもしれませんね、なんてお話を書いてみたのですが、これを出てる方ではなく見てる方に立ってどうして支持さ

                                      新しい分野の新しい世代による自分の世界 ~先行世代がいないことによって主導権を握ることが可能で優越感に浸ることも出来るファン層と支持される表現者 - 日々是〆〆吟味
                                    • クールジャパンで再定義された「日本人」 「日本スゴイ」の傍らで“存在しない”ことにされたものを思う - wezzy|ウェジー

                                      ●日本人のつくり方(最終回) 最近すっかり聞かなくなった「クールジャパン」だが、「クールジャパン」戦略じたいはいまだに存在している。つい最近、「一億総活躍」ほか安倍政権時代に作られた各種審議会が岸田政権下で「廃止」となったという報道があったが、2000年代初頭から始まった日本の「国家ブランディング」をはじめとするソフトパワー戦略は、コロナ禍を受けて変容しつつも、終止符が打たれたわけではない。 本連載「日本人のつくりかた」の最終回にあたって、こうした国家プロジェクトで再定義された「日本人」像の一端について観察してみよう。 2017年に炎上した経産省公式「日本スゴイ」パンフ 2017年3月8日、経済産業省のWEBサイトでパンフレット『世界が驚くニッポン!』がPDFで公開された。公開されてすぐに、ネット上では「恥ずかしい」「経産省がこんな自画自賛本を出すなんて」というコメントが相次ぎ、見事に炎上

                                        クールジャパンで再定義された「日本人」 「日本スゴイ」の傍らで“存在しない”ことにされたものを思う - wezzy|ウェジー
                                      • 国家と資本への対抗運動NAM その可能性の中心は:私の謎 柄谷行人回想録㉕|じんぶん堂

                                        記事:じんぶん堂企画室 NAMに取り組んでいた2000年ごろ、アメリカ・ボストンでの柄谷行人さん=本人提供 書籍情報はこちら ――今回は、柄谷さんが中心になった運動「NAM」についてお聞きします。活動は約2年半でしたが、大きな話題を呼びました。 《NAM(ニュー・アソシエーショニスト・ムーブメント)は、柄谷さんを中心に2000年6月に立ち上げた運動体。国家と資本への対抗を掲げ、インターネットでのやりとりから、具体的なプロジェクトを生み出すことを目指した。一時は700人が参加。参加者は、居住地に基づく「地域系」、それぞれの興味・関心による環境や理論などの「関心系」、社会人や学生といった「階層系」の三つに重複して属し、それぞれの“系”での議論をもとにNAM外部で “プロジェクト”を実行することを目指した。プロジェクトの代表例は、地域通貨“Q”。02年12月に解散した》 柄谷 運動を始めたのは、

                                          国家と資本への対抗運動NAM その可能性の中心は:私の謎 柄谷行人回想録㉕|じんぶん堂
                                        • 初代皇帝の心臓、ブラジルに帰還 「国賓」待遇

                                          ブラジル・ブラジリアの空軍基地で、ブラジル初代皇帝ペドロ1世の心臓が入ったつぼを運ぶポルトガル・ポルトの警察官(2022年8月22日撮影)。(c)EVARISTO SA / AFP 【8月23日 AFP】ブラジルのポルトガルからの独立を宣言した初代皇帝ペドロ1世(Pedro I)の心臓が22日、独立200年に合わせ一時帰還した。 ペドロ1世の心臓は死後に体から取り出され、ポルトガル・ポルト(Porto)の教会に安置された。心臓以外の遺体はブラジル・サンパウロ(Sao Paulo)の独立記念碑内部に埋葬されている。 ポルト市はこのほど、9月7日のブラジル独立200年記念行事のため、ペドロ1世の心臓をブラジルに貸し出すことに合意した。 ガラス瓶に入った心臓は重量9キロの金色のつぼに納められており、通常は5重の鍵で守られている。ブラジルに貸し出される間、ポルト市の警察官が警護に当たる。 ブラジル

                                            初代皇帝の心臓、ブラジルに帰還 「国賓」待遇
                                          • 全文公開第三弾! ユヴァル・ノア・ハラリ氏(『サピエンス全史』ほか)が語る、 新型コロナウイルス感染拡大のなかで、 われわれは「死」に対しどう向かい合うべきか。 The Guardian紙記事、全文翻訳を公開。|Web河出

                                            ユヴァル・ノア・ハラリ 単行本 - 人文書 全文公開第三弾! ユヴァル・ノア・ハラリ氏(『サピエンス全史』ほか)が語る、 新型コロナウイルス感染拡大のなかで、 われわれは「死」に対しどう向かい合うべきか。 The Guardian紙記事、全文翻訳を公開。 ユヴァル・ノア・ハラリ 2020.04.28 世界的歴史学者・哲学者のユヴァル・ノア・ハラリ氏は、2020年4月20日付のイギリス有力紙The Guardianに「新型コロナウイルスで、死に対する私たちの態度は変わるだろうか? いや、まったくその逆だ(原題:Will coronavirus change our attitudes to death? Quite the opposite)」と題した記事を寄稿しました。 当社では、ハラリ氏が記した新型コロナウイルスに関する寄稿文「人類はコロナウイルスといかに闘うべきか」(アメリカTIME誌

                                              全文公開第三弾! ユヴァル・ノア・ハラリ氏(『サピエンス全史』ほか)が語る、 新型コロナウイルス感染拡大のなかで、 われわれは「死」に対しどう向かい合うべきか。 The Guardian紙記事、全文翻訳を公開。|Web河出
                                            • 石原慎太郎氏は「キックボクシング」史の、ある意味重要人物らしい。沢村忠のフェイク批判・追及とか…。 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                              そういえば故・石原慎太郎氏の著作って、ほとんど読んでいない。ソニー盛田昭夫氏らとの共著「Noと言える日本」は当時のミリオンセラーだったから一応目を通したはずだが、ミサイルの電子技術がどうだの、へちまだのという話でいまや記憶にも残ってない。 文学はいわずもがな・・・・・・・ 唯一面白かったのは、議員辞職―東京都知事選の間の潜伏期間に描いた自伝というか断片的回想記で、そこの「他人を描いたゴシップ」のあれこれは、悪口陰口めいていて一寸興味深かった。 亡国の徒に問う (文春文庫) 作者:石原 慎太郎文藝春秋Amazon そんな感じで、イマイチ石原慎太郎のライフヒストリーには詳しくないのだが(斎藤貴男、佐野真一らの評伝は読んでるのに!)、 空疎な小皇帝: 「石原慎太郎」という問題 作者:斎藤 貴男岩波書店Amazonてっぺん野郎―本人も知らなかった石原慎太郎 作者:佐野 真一講談社Amazon ただ

                                                石原慎太郎氏は「キックボクシング」史の、ある意味重要人物らしい。沢村忠のフェイク批判・追及とか…。 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                              • 「日本」と一体化してしまう屁理屈:山尾志桜里の場合 - wezzy|ウェジー

                                                ●日本人のつくり方(第8回) 国民民主党の山尾志桜里議員が、次期衆院選への出馬を見送るらしい。ご本人のnoteによれば「私には政治家とは別の立場で新しくスタートしたいことがあります」とのこと。その理由については週刊誌上などで取り沙汰されているが、もともと地元選挙区に地盤があるわけでもなく、つぶしが効くうちに転職しておこうという目論見は理解できないこともない。 とはいえ政治業者でいられるあいだに「しっかり権力を統制できる憲法の緊急事態条項案をつくったり」したいとも表明されているが、いやいやそんな余計なことをせずに、今すぐ即刻辞めてほしいと言わざるをえない。 右派系改憲集会にも連続的に参加 数年前から、「護憲的改憲」という意味がよくわからない看板をかかげて、安倍政権下での自民党の憲法改悪に対して “積極的に” 関与してきたのが山尾氏だった。立憲民主党の会派を離れたのも、憲法調査会の進め方をめぐ

                                                  「日本」と一体化してしまう屁理屈:山尾志桜里の場合 - wezzy|ウェジー
                                                • 野党の顔となった日本維新の会が、令和版「昭和維新」を目指しかねない不安

                                                  大阪キリスト教短大客員教授 元岐阜女子大学副学長、元週刊文春・月刊文芸春秋編集長。1955年京都市生まれ。78年早稲田大学政治経済学部政治学科卒、同年文芸春秋入社。『週刊文春』『文芸春秋』の編集長を経て、2015年常務取締役、18年退社。現在、大阪キリスト教短大客員教授を勤める。関わった主な記事は、江川紹子との坂本弁護士失踪事件追及、野坂参三密告の手紙、少年Aこの子を生んで、ジャニーズ追及キャンペーン、田中真紀子秘書給与疑惑、村木厚子独占手記、田中角栄の恋文、尾崎豊の遺書など多数。著書に『文春の流儀』。 元文春編集長が「今」語りたいこと 元週刊文春、月刊文芸春秋編集長が、豊富な取材経験を基に、注目の事件・事象を独自の目線で解説。読者に世の中を読み解く上での「気づき」「教訓」を与える。 バックナンバー一覧 大阪と仲が良くない京都で 維新議員が誕生した驚き 私は京都人です。1980年から横浜市

                                                    野党の顔となった日本維新の会が、令和版「昭和維新」を目指しかねない不安
                                                  • フランツ・リストのピアノ名曲・重要曲七選(補遺)

                                                    anond:20241213001612の補足編(多分続くので1とした)である。 こんな話題に食いつく人などいないと思ったが、いたので嬉しい驚きだった。今回はコメントを見てみたいと思う。あとやっぱりヴィルトゥオーゾ系の曲はまた別に七選作ろうと思う。超絶とパガ超パガ大が別にあるとはいえ、演奏会用練習曲集1つとノルマの回想だけではさみしい。 リストのリスト 前期のブコメ。ちょっと笑ったが、実はリストの両親のスペルはListである(マジ)。 ピアノソロ曲じゃないけど、リストのピアノ協奏曲第1番を聴くと過度にゴージャスでなんか笑えてくる。フリードリヒ・グルダのチェロ協奏曲を聴いたときの笑いに似た感じ。 トライアングル協奏曲(命名はリストの政敵エドゥアルト・ハンスリック)ねw スター時代の曲だが、実は循環形式を大々的に活用した野心作で、ピアノソナタ ロ短調の前段階にあたる曲の一つという。 6,7年前

                                                      フランツ・リストのピアノ名曲・重要曲七選(補遺)
                                                    • 「国文学」の批判的考察: 忘却散人ブログ

                                                      わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日本近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 『「国文学」の批判的考察』というタイトルの本が出た。文学通信。2020年3月。空井伸一氏の論文集で、副題は「江戸のテキストから古典を考え直す」というものである。いただいて1ヶ月以上たってしまったが(もっともっと紹介が遅れている本がたくさんあるが)、この本はコメントをさぼりつづけている訳にはいかない理由がある。 なにせ、著者の批判の矛先は、この私に向かっているからなのだ(がーん)。もちろん私だけではないが、かーなり私が狙われている。正面から批判される対象になるとは、研究者冥

                                                      • 【その2】プーチン大統領は国民にいかに「ウクライナ侵攻」の理由を説明したのか:1時間スピーチ全文(今井佐緒里) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                        2013年12月8日、百万人規模の人が反政府・親EUのデモを行ったマイダン広場(写真:ロイター/アフロ) お待たせいたしました。「1」の続きです。 今回は、親露派政権を追い出してウクライナで政権を握った、親西側で民主派と呼ばれるマイダン政権の批判です。 首都キエフにある広場(マイダン)に、大規模な反政府・反腐敗・反ロシア・親EUの人々が集まってデモが起きたので、彼らのことや政権を「マイダン」と呼ぶようになりました。 ちなみに、広場の塔のデザイン(上)と、パリのバスティーユ広場にあるもの(下)は、とても似ています。 パリのバスティーユ広場。最近は専用レーンを自転車が暴走族のように飛ばしている光景が普通になった。Wikipediaより 以下にまず、筆者の「開戦日に思ったこと」が続くので、関心がない人は飛ばしてください(プーチン氏の写真の下から始まります)。 ============== ウクラ

                                                          【その2】プーチン大統領は国民にいかに「ウクライナ侵攻」の理由を説明したのか:1時間スピーチ全文(今井佐緒里) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                        • 日本には政治と経営があっても経済がない - メロンダウト

                                                          もう「経済」が消えてしまったのかもしれない。 自分は経済学部出身ながら長年の労働によりそのほとんどを忘れてしまったわけであるが記憶の片隅から引っ張り出して書いていこうと思う。日本には政治と経営があっても経済がない。それが多くの問題に通底しているように思うからだ。 ※かなりの長文(8000文字以上)のため、めずらしく目次をつけました。 はじめに ナョナリズムが消えグローバリズムが生活になった サブプライムローンを捉え返す 総量規制という緊縮 経済は美しさで回らない 市場を犠牲にするという方法論 経済学が閉じている 波頭さんが介護士の給料を月額で一律10万円引き上げるように提言されていた。正しい提言だと思う一方、これは政治と経営でしか経済を語れなくなった現状を示しているのではないだろうか。 www.minnanokaigo.com はじめに よく経済効率が悪しきものとして取り沙汰されるけれどこ

                                                            日本には政治と経営があっても経済がない - メロンダウト
                                                          • nix in desertis:2025受験世界史悪問・難問・奇問集 その3(国公立大)

                                                            昨日の続き。本日は国立大をお届けする。最大の注目点は一橋大だろう。私的に一番許せなかったのは共通テストの1番と3番だったりする。 1.共通テスト本試験 旧世界史A <種別>出題ミス <問題>2 問1 下線部aの国(編註:ソ連)の歴史について述べた次の文あ〜うが年代の古いものから順に正しく配列されているものを,後の①〜⑥のうちから一つ選べ。〔 7 〕 あ 日本などによる干渉戦争が始まった。 い 血の日曜日事件が起こった。 う コミンフォルムが結成された。 ① あ→い→う ② あ→う→い ③ い→あ→う ④ い→う→あ ⑤ う→あ→い ⑥ う→い→あ <解答解説> 細かいことを気にせず解くのであれば,あのシベリア出兵が第一次世界大戦末の1918年の開始,いの血の日曜日事件が日露戦争中の1905年,うのコミンフォルム結成が1947年なので,い→あ→うの③が正解になる。しかし,問われているのはソ連

                                                            • 「政治家が日本をダメにした」という共同幻想について - いつか電池がきれるまで

                                                              anond.hatelabo.jp 「このままでは衆議院選挙を戦えない」ということで、菅義偉前首相が、自民党の総裁選への出馬をやめたのをみて、僕は「なんのかんの言っても、(国会)議員に『選挙で落ちるかもしれない』と思わせるのは、けっこう効果的なのだな、と感じたのです。 個人的には、長年、自民党の候補(ときには与野党相乗り)VS共産党の候補、みたいな首長選を見続けてきて、これに投票することに意味や影響があるのだろうか?と思ってきましたし、投票しようと思って候補者を精査すると、「うわーこの中の誰かを『支持』したことになっちゃうのか……」みたいな気分になることも多かったのです。 民主主義国家にとって、選挙が大事だというのは理解しているつもりだけれど、ネット上での「投票していない人たちへのマウンティング」みたいなのには、ちょっとウンザリもしていました。 別に、いまの世の中に満足しているわけじゃない

                                                                「政治家が日本をダメにした」という共同幻想について - いつか電池がきれるまで
                                                              • かつて存在した7つの「国際管理地域・自由地域」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                                                列強のエゴが交錯する戦争と平和の象徴 21世紀の現在はさほど多くありませんが、19世紀~20世紀前半には複数の国の管理下にある「国際管理地域」と、複数の国の影響下にありつつも独自の主権が認められる「自由地域」がいくつもありました。 これらの地域は戦略的要地にあったり、重要な貿易港だったりしていたため常に大国から狙われ、戦争発生の原因になるため国際的な合意のもとで厳重に管理されました。それでも二つの大戦で列強の取り合いになった地域もあるので、いかに重要な場所だったか分かります。 世界史に登場する代表的な国際管理地域・自由地域をピックアップします。 1. クラクフ共和国(1816~1825) ポーランド分割後、唯一残ったポーランド人政権 クラクフ共和国は1815年から46年までの31年間だけ、ポーランド分割後に存在した唯一のポーランド人の共和国です。 正式には「自由にして独立した完全に中立なク

                                                                  かつて存在した7つの「国際管理地域・自由地域」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                                                • 心に残る3大偉人伝「野口英世」「リンカーン」「ナイチンゲール」~「伝記」が本になる人物は今後現れるのか - さえわたる 音楽・エンタメ日記

                                                                  幼い頃、私は「音楽少年」「日記少年」であると同時に「読書少年」でもありました。 自分の部屋には、年齢には不釣り合いな大きな本棚が据えられ、絵本や児童書にまじって「〇〇文学全集」や、いまや骨董品的存在となった「百科事典」1巻~〇巻のような、りっぱなカバー箱に入った分厚い本がたくさん並んでいました。 フィクションの童話を読むのも嫌いではありませんでしたが、興味を惹かれたのは歴史上の人物の生涯を描いた実話である「偉人伝」。 俗に言う「伝記本」です。 中でも印象深く心に刻まれているのが、この3人の伝記です。 <野口英世> 「千円札の顔」としてお馴染み。 医師であり、細菌研究に人生を捧げた学者として知られています。 福島県に生まれ、1歳の時に囲炉裏に落ちて左手を大やけどし、「てんぼう」と呼ばれいじめられた話から物語は始まります。 やけどのために実家の農作業を手伝えず、学問で身を立てようと決意し、貧し

                                                                    心に残る3大偉人伝「野口英世」「リンカーン」「ナイチンゲール」~「伝記」が本になる人物は今後現れるのか - さえわたる 音楽・エンタメ日記
                                                                  • マスメディアの機能としての人々や国民の統合 〜マスメディアは知らない人同士を結びつけ統合し、拒絶すれば連帯することが出来ず孤立化しアノミーとなる - 日々是〆〆吟味

                                                                    マスメディアの機能としての人々や国民の統合 〜メディアは見知らぬ人々をまとめあげ、もし拒絶したら孤立する? マスメディアと大衆化 メディアから逃れることと集合表象 【デュルケーム『宗教生活の原初形態』『自殺論』】 マスメディアと話題のタネ 【宮台真司『14歳からの社会学』】 メディア/集合表象の拒絶→アノミー化の危険 メディアによる見知らぬ者同士の統合 【ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』】 マスメディアの機能としての人々や国民の統合 〜メディアは見知らぬ人々をまとめあげ、もし拒絶したら孤立する? マスメディアと大衆化 近代以降の人間はメディア抜きにしては成り立たず、また大衆というものがメディア(それもマスメディア/マスコミュニケーション)と切り離せない存在と考えてみるならば、私たちはみな大衆として存在を規定されている、と言えるような気がしてきました(私の考えだけなのかもしれないけ

                                                                      マスメディアの機能としての人々や国民の統合 〜マスメディアは知らない人同士を結びつけ統合し、拒絶すれば連帯することが出来ず孤立化しアノミーとなる - 日々是〆〆吟味
                                                                    • ドイツ紙が衝いた中国の真実(Japan In-depth) - Yahoo!ニュース

                                                                      ・ドイツ紙が中国に対し、ドイツの被害に対する巨額賠償金を要求。 ・ドイツ紙の「中国は全世界をあざむいた」に中国は激しく反論。 ・一新聞と中国の激烈な非難の応酬はウイルス拡散の異様性を反映。 新型コロナウイルスの感染がなお全世界に広がるなかで、ドイツで最大部数を有する新聞が社説で中国政府に対しドイツが受けた被害の賠償金支払いを要求した。だが中国政府は即時に「まったくの不当な要求だ」と反論した。 すると同新聞の主筆は中国の習近平国家主席あての公開書簡を公表して、中国政府の隠蔽工作こそがコロナウイルスを全世界に広げたのだとする激烈な非難をぶつけた。中国側はそれにまた反論し、ドイツの新聞対中国政府の、国際的にも珍しい険悪な論争が続き、欧州全体の注視を集めるようになった。 発端は4月15日、ドイツ国内で最大の発行部数を誇る日刊新聞「ビルト」が社説ふうの記事で「私たちへの中国の負債」と題して、中国を発

                                                                        ドイツ紙が衝いた中国の真実(Japan In-depth) - Yahoo!ニュース
                                                                      • ホロライブ、所属VTuberに不適切な言動あったと謝罪 「桐生ココ」「赤井はあと」3週間の活動自粛

                                                                        バーチャルYouTuber(VTuber)事務所「ホロライブプロダクション」を運営するカバー(東京都中央区)は9月27日、同事務所所属のVTuber「桐生ココ」「赤井はあと」がYouTubeでの生配信中に不適切な言動を行ったとして3週間活動を自粛すると発表した。 桐生ココと赤井はあとは生放送の中で、機密情報である自身のYouTubeチャンネルの視聴者層に関する統計データを公開。視聴者数の多い“国”として台湾が表示されたことから、「一部地域在住の方に対する配慮に欠けた発言があった」(同社)としている。 同社は「故意ではなく、当人たちの意図していない状況だった」としながらも、情報の開示やナショナリズムの配慮に欠けた言動だったとして、タレント活動を3週間自粛し、同社が定めるガイドラインについて指導を行うという。 一方、中国の大手動画サービス「bilibili」では、日本向けの発表文とは異なる内容

                                                                          ホロライブ、所属VTuberに不適切な言動あったと謝罪 「桐生ココ」「赤井はあと」3週間の活動自粛
                                                                        • 【2022年9月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                                                          今月は歴史専門書の数が多いです 2022年7月~9月の世界史関連新刊紹介です。 本記事はざっと流し読みをして気になる本をメモしていただくか、ブックマークして書店を訪れた際に見返すかして使っていただけるといいかと思います。今回も50冊あります。 今回は日本軍や太平洋戦争に関する書籍が多い印象です。 いつも多いんですが、今回は諸外国と絡めたアジア・太平洋地域の歴史として太平洋戦争を見るという視点があります。ウクライナ戦争や台湾海峡危機で改めて日本のすぐ近くに戦争があることが誰の目にも明らかになり、軍事費拡大や予防的な敵基地攻撃を容認するかという議論が盛んになり、改めてかつての戦争について問い直したいという思いが高まっているのかもしれません。 新書・文庫・選書 安価に楽しめる新書、文庫、選書。今期はかなりバリエーション豊かなです。個人的な注目は以下です。(すべて買いました) アメリカとは何か 自

                                                                            【2022年9月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                                                          • 倉田徹『香港政治危機』 - 西東京日記 IN はてな

                                                                            2014年の雨傘運動、2019年の「逃亡犯条例」改正反対の巨大デモ、そして2020年の香港国家安全維持法(国安法)の制定による民主と自由の蒸発という大きな変化を経験した香港。その香港の大きな変動を政治学者でもある著者が分析した本。 香港返還からの中国と香港のそれぞれの動きを見ながら、さまざまな世論調査なども引用しつつ、いかに香港が「政治化」したか、そして香港を取り巻く情勢がいかに変わっていたのかを論じています。 目次は以下の通り。 序 章 香港政治危機はなぜ起きたか 第一章 中央政府の対香港政策――鄧小平の香港から,習近平の香港へ 第二章 香港市民の政治的覚醒――経済都市の変貌 第三章 「中港矛盾」の出現と激化――経済融合の効果と限界 第四章 民主化問題の展開――制度設計の意図と誤算 第五章 自由への脅威――多元的市民社会と一党支配の相克 第六章 加速する香港問題の「新冷戦化」――巻き込み

                                                                              倉田徹『香港政治危機』 - 西東京日記 IN はてな
                                                                            • トランプ政治再考――進化政治学と自己欺瞞の政治的リーダーシップ/伊藤隆太 - SYNODOS

                                                                              はじめに 共和党の大統領候補の指名を受け、ドナルド・トランプ(Donald John Trump)は、「誰も私よりもそのシステムをよく知らない、私だけがシステムを修正できる」と述べた(1)。トランプはバラク・オバマ前大統領(Barack Hussein Obama II)がアメリカ生まれではないと批判して、人種差別的なプロパガンダを広め、世界の覇権国の最高権力を掌握するに至った。詐欺の疑惑や度重なる破産にもかかわらず、アプレンティス(The Apprentice)での役柄にみられるよう、自己欺瞞(self-deception)――他者を騙すため、自分自身が過信すること――は彼を成功したビジネスマンとして有名にしたのである(2)。 しかし、なぜこうした嘘は現実からの明白な乖離にもかかわらず成功するのだろうか。『なぜリーダーは嘘をつくのか――国際政治で使われる5つの「戦略的なウソ」』において、

                                                                                トランプ政治再考――進化政治学と自己欺瞞の政治的リーダーシップ/伊藤隆太 - SYNODOS
                                                                              • シュタインマイヤー大統領スピーチ:ナチスからの解放と欧州における第二次世界大戦終戦75周年

                                                                                Frank-Walter Steinmeier, Bundespräsident der Bundesrepublik Deutschland, offizielles Porträt., © Bundesregierung / Steffen Kugler (訳文) ナチスからの解放と欧州における第二次世界大戦終戦75周年 戦争と暴力支配の犠牲者のためのドイツ連邦共和国中央追悼施設(ノイエ・ヴァッヘ)にて 2020年5月8日 於 ベルリン 国民の皆様 欧州の友人の皆様 世界中の友好国、同盟国の皆様 75年前の本日、欧州において第二次世界大戦が終結しました。 1945年5月8日、ナチスの暴力支配が終焉し、空爆の夜と死の行進が終焉し、ドイツによる比類のない犯罪と文明の断絶であるショアーが終焉しました。ここベルリンにおいて、絶滅戦争は考案され、勃発し、巨大な破壊力を持って再び戻ってきました。そ

                                                                                  シュタインマイヤー大統領スピーチ:ナチスからの解放と欧州における第二次世界大戦終戦75周年
                                                                                • アメリカ民主的社会主義者(DSA)の討論サイトに掲載された「陣営主義」批判記事和訳|松尾 匡

                                                                                  著者がDSAの人かどうかは知りませんが(アメリカの人ではある)、"Social Europe" に出た陣営主義についての記事について、濱口圭一郎先生が紹介しておられます。 以下でご紹介したいのは、著者の素性は全く知らないのですが、アメリカ民主的社会主義者(DSA)の討論サイト "Socialist Forum" に掲載されていた次の記事で、今の所私が見つけた中では最も詳しい陣営主義批判の文章です。 これは、おととし書かれたもので、当然ながらまだウクライナ戦争は起こっていない頃の文章ですが、今日読むと大変示唆的です。 日本の運動にとっても有益な文献になると思いますので下記に拙訳しました。英語に不自由な私の訳ですので、間違いがあったらご指摘ください。 訳のご紹介の前に若干私からコメントしておきたいと思います。 著者たちは、ソ連があるころからの陣営主義の歴史をたどって批判しています。たしかに、い

                                                                                    アメリカ民主的社会主義者(DSA)の討論サイトに掲載された「陣営主義」批判記事和訳|松尾 匡