フジテレビ 他局の女子アナも中居接待へ…幹部が手引き 民放キー局の調査で判明 27日会見
こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。みなさんは、たとえば目がかすんで見えづらいなあと感じたら眼科に行きますよね。腰が痛けりゃ形成外科で診てもらう。日本では医師免許を持っていれば、どの病気を診察・治療してもかまわないのですよ。それなのになぜみなさんは、病気になったら症状に応じて専門の診療科を受診するのですか? それは、病気の種類があまりにも多いため、すべての病気を適切に治療できる医師がいないからです。だからそれぞれの医師は、特定の部位や症状の治療に専念して専門医としての実績を上げていくわけです。そういう医師に診てもらったほうが病気が治る確率が高くなるとわかってるから、みなさんも専門の診療科にかかるのです。 そんなこと説明されなくてもわかってる? そう、これはあたりまえのことなんです。では、中居正広さんはなぜ、企業法務が専門の弁護士を自分の代理人にしたのでしょう? 中居さんは第三者委員会の
フジテレビがたいへんなことになっている。中居正広の問題から、フジテレビの問題になった。そのあたりのことは省略する。とにかく問題になって、スポンサーがどんどんACに置き換わっている。どの企業が離れていったとかそういう話は省略する。このままいったら、フジサンケイグループにどれだけの資産があるといっても、スポンサー頼みの民放テレビとしてはかなり厳しいんじゃないのか、となった。太田光が叫んでいたように、「正念場」になっているように見える。 見える、というのは「そうなるように期待している」という面が少なくない。おれはそれだけ性加害問題に敏感なのか。もちろん軽い問題ではないし、テレビ局が組織的に行っていたとなれば大問題だとは思う。だが、おれの仄暗い期待というのはそういうものじゃない。 「テレビのキー局が潰れるというのはどういうことか、見てみたい」。 これが大きい。おれは関東圏に育った昭和生まれの人間だ
昨年12月26日発売号では、事件当日の会食について「X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた」としていました。しかし、その後の取材により「X子さんは中居氏に誘われた」「A氏がセッティングしている会の”延長”と認識していた」ということが判明したため、1月8日発売号以降は、その後の取材成果を踏まえた内容を報じています。 12月26日発売号に掲載された記事は現在でも「週刊文春 電子版」で読むことができますが、お詫びした上で、修正を追記しています。 これまで報じたように、事件直前A氏はX子さんを中居氏宅でのバーベキューに連れて行くなどしています。またX子さんも小誌の取材に対して、「(事件は)Aさんがセッティングしている会の“延長”だったことは間違いありません」と証言しています。以上の経緯からA氏が件のトラブルに関与した事実は変わらないと考えています。
フジテレビの港浩一前社長が、かつてバラエティ番組で起きた事故の隠蔽に関わっていたことがわかった。ジャーナリストの中川一徳氏が『文藝春秋』(2025年3月号)に寄稿した「日枝久フジサンケイグループ代表への引退勧告」で、入手した内部文書をもとに詳しく記している。 火渡りをした男性が重篤な火傷で多臓器不全 問題の番組は2004年1月19日深夜に放送された「退屈貴族」だ。退屈な表情を装うタレントに刺激的な映像を見せ、表情を変えたものは画面から消えるという内容。この日は、74歳の男性が多摩川の河川敷で、灯油をまいて火をつけた段ボールの上を歩く映像が放送された。 ロケは2003年12月4日夕方に行われた。スタッフが見守るなか、男性は10歩ほどで激痛に我慢できず、燃え盛る段ボールから離れたが、大火傷を負った。ところが、スタッフは病院に連れていくことなく、タクシーに乗せて自宅に送っていっただけだった。その
中居正広氏と女性とのトラブルにフジテレビの社員が関与していたなどと週刊誌で報じられた問題で、フジテレビの社長と会長がこれまでの対応をめぐる責任をとって27日付けで辞任しました。 フジテレビの幹部は会見で、経営に強い影響力を持つ日枝久取締役相談役を含めた残る役員についても今後、責任が問われる可能性があるという認識を示しました。 フジテレビは27日に臨時の取締役会を開き、港浩一社長と嘉納修治会長が一連の対応をめぐる責任をとって27日付けで辞任しました。 このあとオープンな形で記者会見が開かれましたが、およそ400人の出席者から質問が途切れることがなく、会見は10時間24分と異例の長時間にわたりました。 会見では、長期にわたってフジテレビや親会社の経営トップを務め、今も取締役相談役として経営に強い影響力をもつ日枝氏の経営責任を問う質問が相次ぎました。 フジテレビの遠藤龍之介副会長は、日枝氏が会見
タレントの中居正広と20代女性との「性的トラブル」をめぐり、週刊誌に「幹部社員の関与」が指摘されているフジテレビは明日17日、港浩一社長が緊急記者会見をする。ただ、参加媒体はラジオ・テレビ記者会、東京放送記者会に加盟している新聞社、テレビ局、ラジオ局に限定している(NHK、民放はオブザーバーで参加)。会員以外のウェブ媒体、週刊誌などからも参加希望が殺到している。だが、同局は「会場が狭い」を理由に「記者会加盟社のみ」で押し通す意向で、メディア関係者の間では「問題の大きさが分かっていないのでは」の指摘が出ている。 タレントの中居正広と20代女性との「性的トラブル」をめぐり、週刊誌に「幹部社員の関与」が指摘されているフジテレビは明日17日、港浩一社長が緊急記者会見をする。ただ、参加媒体は「ラジオ・テレビ記者会」に加盟している新聞社、通信社に限定している(NHK、民放は質問のできないオブザーバーで
中居氏は当日の詳細語る意思「『えっ、これ性暴力?!』と感じる人多くなる」「全て聞いた」橋下徹氏が説明、中居氏側に助言の立場 拡大 元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が14日、カンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」に生出演。元フジテレビの女性アナウンサーとのトラブルについて、元タレントの中居正広氏が、当日のいきさつを含めて「詳細にする(語る)」意思がある、と語った。橋下氏は、第三者委員会の調査報告書が公になった後、中居氏の「弁護士以外の関係者」から連絡があり、助言をしたという。 橋下氏は調査報告書について、当初から「第三者委員会の中居さんに対する人権侵害の可能性がある」と発言していた。 今回、中居氏の代理人という立場ではなく、「意見を求められて」助言した、と説明。「みんな分からないままで言ってるが、みんなおそらく事実…僕は中居さんの言い分…を把握してますが、この事実が出てくれば、みん
中居正広さん(52)をめぐっては、おととし、女性との間でトラブルがあり、その後、解決金を支払ったとする記事が一部週刊誌などに先月、掲載されました。 これに対し、中居さんは今月9日、自身の事務所のホームページでトラブルがあったことを認め「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました。心よりお詫びを申し上げます」などとするコメントを出していました。 中居さんは民放のテレビやラジオで複数のレギュラー番組を抱えていましたが、その後も、批判は収まらず22日までに、すべての番組の放送終了や降板が決まりました。 そして23日になってファンクラブのサイトを通じて芸能活動の引退を表明する文書を公表しました。 この中では「私、中居正広は本日をもって芸能活動を引退いたします。これで、あらゆる責任を果たしたとは全く思っておりません。今後も、様々な問題に対して真摯に向き合い、
フジテレビの第三者委員会の調査報告書で「性暴力」を認定された元タレント中居正広氏の代理人弁護士は12日、「一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為は確認されなかった」と反論し、中居氏の人権救済のため第三者委に証拠の開示を請求すると明らかにした。 代理人の文書では、中居氏は3月9日、約6時間にわたり第三者委のヒアリングに応じたが、発言内容が報告書にほとんど反映されなかったと指摘。一方的な伝聞証拠などを基に事実認定が行われたとして「中立性・公平性に欠け、一個人の名誉・社会的地位を著しく損なった」と主張した。 3月末に公表された報告書は、中居氏とフジの女性アナウンサー(当時)とのトラブルを「『業務の延長線上』における性暴力」と認定。女性側はトラブルに関する示談契約の守秘義務解除に応じる意向を示したが、中居氏側は応じなかったと記した。それについても代理人は「中居氏は当初、守秘義務解除を提案し
そんなしんどい記者会見が動物園だったようである話は後述するとして、フジテレビ幹部A氏ほかの「会社組織ぐるみ性接待」を報じた文春報道は、どうも誤報だったのではないかという疑いが強くなってまいりました。 弁護士でファクトチェック方面の人である楊井人文さんも指摘していますが、元ジャニーズSMAP中居正広さんへの女子アナ「献上」をフジテレビが組織的に行っていた、とされる文春報道の根幹部分が告知なく「修正」されました。 この修正が事実ならばそもそもフジテレビは少なくとも中居事件では自社女子アナをだまし討ちして性的に何かさせ、9000万円もの示談金を支払う事件に発展させた話はビッグな誤報だったことになります(「週刊文春、中居氏報道で"修正"の説明文を電子版にこっそり掲載 フジ再会見の直前」) いったい何を見せられているのか… 一連の「フジテレビ性接待」文春報道は社内にいる関係者たちの証言が元になってい
中居正広さんと女性とのトラブルに社員が関与していたなどと週刊誌で報じられたことをめぐり、フジテレビは港浩一社長と嘉納修治会長が一連の問題への対応の責任をとって27日付けで辞任すると発表しました。 フジテレビは27日午後、臨時の取締役会を開きました。 港社長と嘉納会長から一連の問題への対応の責任をとって辞任すると申し出があったということで27日付けで辞任するとしています。 港社長は1976年にフジテレビに入社し、バラエティー番組の制作などに携わったあと、2022年に社長に就任しました。 また、嘉納会長は、去年からフジ・メディア・ホールディングスの会長とともにフジテレビの会長も務めていました。 港社長は、中居さんと女性とのトラブルの発生直後に事態を把握していながら、1年半にわたって中居さんが出演する番組の放送を続けたほか、今月17日の記者会見では、撮影などに制限を加え、独立性があいまいな調査委
【独自】「この場で社長会長が辞任してくれないと月9ドラマが止まる!」悲痛のフジテレビ社員説明会の一部始終《緊迫の1・23ドキュメント》 「スポンサーが帰ってくれる保証がない」 1月23日、元SMAPの中居正広さんが「芸能界引退」をファンクラブ向けのウェブサイトで表明した。記者会見などを行っておらず、SNSでは《中居は逃げた》《ずるいやり方だ》など、批判が相次いだ。 このコメント公表の当日夜、フジテレビは社員向けの説明会を開催した。会場に続々と集まった社員が挙手し、怒号や拍手が飛び交ったこの説明会は、4時間30分にもわたった。冒頭では、「本日の説明会の撮影、録音は禁止とさせていただきます」と発表された。 制限をかけたクローズドな記者会見が批判されている最中にもかかわらず、この社員説明会もまた「管制を敷くんだなと思った」と語るのは、フジテレビの関係者・Aさんだ。フジの対応に憤り、当日の説明会の
中居正広氏に関する一連のスキャンダル報道を主導してきた週刊文春は、昨年12月26日発売号(1月2・9日新年特大号)で、事件当日「X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた」としていたが、1月8日発売号以降は「X子さんは中居に誘われた」「A氏がセッティングしている会の"延長"と認識していた」と修正しているという「説明文」を電子版記事に記載し、1月27日、配信した。【文末に続報あり】 この「説明文」が掲載されたのは、「橋下徹『フジ説明拒否への疑問と文春への注文』|中居・フジ問題『私はこう考える』」とのタイトルがついた電子版オリジナル記事の文末。1月27日午前中に配信されたが、公式アカウントのX投稿に修正内容の説明はなかった。同日午後4時からフジテレビ経営幹部による記者会見が行われた。 この電子版記事は、弁護士の橋下徹氏が、週刊文春が第一弾記事(12月26日発売号)から第二弾記事(1月8日発売号)にか
1月23日、個人事務所「のんびりなかい」のホームページで引退を発表したタレントの中居正広(52)。同月9日、中居は〈今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました〉と今後の芸能活動について前向きなコメントを発表していたが、わずか2週間後に突如引退の道を選んだ。 トラブルをめぐる“新事実”が判明 2023年6月、芸能関係者のX子さんと中居の間で起きた男女トラブルは修復できない溝として残り、今でも彼女に深い傷を負わせている。 「事件当日、フジテレビの編成幹部A氏を交え、複数人で会食を行う予定でしたが、当日思いも寄らない出来事が起こった。中居以外の参加者が現れず、2人きりになってしまった。彼女は『仕組まれた』と思ったが、時すでに遅し。彼女は中居から意に沿わない性的行為を受けたと話しています」(X子さんの友人) 直撃取材を受けるA氏 だが、フジはA氏の関与について、公式サイトで次のよう
約3年前、Aさんの依頼で中居さんとの会食に参加しました。当日、直前に指定されたホテルのスイートルームのソファに焼酎を手にした中居さんがいました。“フジの絶対権力者”Aさんの誘いは断れない。犠牲者はX子さんだけではありません――。 連続報道 中居正広SEXスキャンダル #1 中居正広9000万円SEXスキャンダルの全貌 X子さんは取材に「今でも許せない」と… #2 中居正広「9000万円女性トラブル」X子さんの訴えを握り潰した「フジテレビ幹部」 #3 ダウンタウン松本人志「恐怖のスイートルーム」飲み会に中居の姿が! #4 今回はこちら 「なぜ今までフジは、Aさんのやっていることを止めてこなかったのか。見て見ぬふりしてきたのか。私と同じような被害に遭っている子がいます」 元SMAP中居正広(52)との間で深刻なトラブルを抱えた芸能関係者のX子さんは、「被害者は自分だけではない」と明かしていた。
中居くんの件である。 今Xでは中居くんがさらなる制裁や批判を受けるなら9000万円も払って示談した意味がないという言説が投稿されている。 示談の意味がわかってないやつは未開人だ、ぐらいの勢いで。 結論として俺の経験から言えば、示談に持ち込めたところで制裁は普通にくらう。批判もくう。 おかしいことではないのだ。示談内容に守秘義務があったとしても、示談する前に漏れていたり、示談の後に周囲が漏らしたりしてバレるよね。 さて、自己紹介させてもらうが俺は女を殴るカスだ。病気だよ。 今も時々酒に酔っては妻を殴る。 昔話をしようか。 もう15年前の話になるが、俺が当時付き合っていた女に3回目のDVで通報されて留置所にブチ込まれた時、俺は女に被害届を取り下げてくれるよう手紙を書いた。 3度めのDVともなると罰金が百万円と弁護士が言うし、何より仕事でどうしても外せない案件があり出てなくてはいけなかった。示談
週刊誌などに女性トラブルが報じられたタレントの中居正広さんについて、フジテレビは1月8日、中居さんが司会をつとめるバラエティ番組「だれかtoなかい」の休止を発表した。 女性とトラブルがあったこと自体は認めた中居さんをめぐって、各テレビ局の動きに非常にモヤモヤさせられる。これだけ週刊誌で報道されているのに、当事者であるフジテレビ以外の各局も、報道・ワイドショー系番組はほぼ沈黙を保っているのだ。 フジテレビは昨年末からほぼ全面的に自局の関与を否定しているのに「だれかtoなかい」は休止になった。各局は横並びで申し合わせたように中居さんを画面に出さない方向に進んでいる。 外部の人間には、問題があったのか、なかったのかすらわからない。しかし、活動休止の動きは足早に展開していく。今の状況はテレビ不信をさらに高めることになると私は思う。 多くの「モヤモヤポイント」がある。これを整理して、本来は各局はどう
【独自】フジテレビ社員集会の一問一答「なぜいま辞任しないんですか?CMがゼロになります」《涙のフジ社員説明会1・23》 「今ニュース速報で出ればスポンサーも理解」 1月23日、フジテレビの社員説明会の重要部分を紹介しよう。この日、港浩一社長・嘉納修治会長会長の退陣表明を社員が求め、押し問答が繰り返されていたことがわかる。とりわけ批判を浴びたのがフジテレビで「一強支配」を築いてきた日枝久相談役をはじめとした経営陣たちだった。 《前篇 「この場で社長会長が辞任してくれないとドラマが止まる!」悲痛のフジテレビ社員集会の一部始終》からあわせてお読みください。 別の社員もここで「加勢」してこう発言し、経営陣の即時の総辞職を求めた。 「社員としては受け止めました。ただ、対外的にどういう意味かは、(ニュースの)見出し一つで決まる。またこの週末をまたいで、というのはあり得ないだろうと考えます。 もし今ニュ
《スシローのHPから鶴瓶も消えてますね 一体なぜ?》 X上でこんな投稿が話題になっている。 大手回転寿司チェーンのスシローは、23年7月から“スシローのこだわりの語り部”として笑福亭鶴瓶(73)をCMで起用。同年10月にはスシローの回転寿司事業の創業40周年を記念し、新宿駅に鶴瓶の写真を使った大々的なシート広告が実施された。鶴瓶は店内のタッチパネルやポスターにも登場し、現在まで“スシローの顔”として活躍してきたが――。 スシローの公式ホームページを見てみると、以前までは公式アプリを紹介するバナー部分に鶴瓶の写真が使われていたようだが、29日18時時点では別の写真に差し替わっていた。また、その他の部分にも鶴瓶の姿を確認することはできなかった。 鶴瓶といえば、1月25日配信の「週刊文春 電子版」で中居正広(52)の自宅でおこなわれたバーベキューパーティへ参加していたことが報じられ、議論が巻き起
「楽しくなければテレビじゃない」というスローガン タレントの中居正広氏の女性トラブルをきっかけに、フジテレビが「性接待」への組織的関与を疑われて深刻な危機に直面している。 そんななか、「公共の電波を利用しているのにけしからん」といった批判が噴出している。国民の財産である電波を独占しているのだから、報道機関として公共性の高さを自覚しなければならない──こんな議論である。 ここで一つ疑問が出てくる。そもそもフジテレビは報道機関なのか? むしろエンターテインメント(エンタメ)企業ではないのか? フジテレビは1980年代から「楽しくなければテレビじゃない」というスローガンを掲げ、かつてバラエティ番組中心の編成で黄金時代を築いている。その意味で圧倒的にエンタメ企業だ。 渦中の港社長はバラエティ番組で出世 経営幹部もエンタメ出身。例えば、1月17日の記者会見で失態を演じた港浩一社長。「とんねるずのみな
タレント・中居正広さん(52)の女性トラブルについて、17日に開かれたフジテレビの港浩一社長の記者会見は、出席できるメディアが原則、記者クラブ加盟社に限定され、週刊誌などは締め出された。記者クラブ側から、より開かれた形で実施するよう求められたフジテレビは、今後検討する考えを示した。 「今回の記者会見は残念な形だった」。約1時間40分にわたった記者会見の最後。「ラジオ・テレビ記者会」の幹事社を務める東京新聞の記者は、港社長らに訴えた。 記者会見は前日の16日に開催が決まり、原則として記者クラブ加盟社の記者のみが参加できる「定例記者会見」の前倒しとして設定された。このため、出席できるのは全国紙やスポーツ紙が加盟する「ラジオ・テレビ記者会」や、参加が認められたNHKと民放テレビ局などに限定された。
Published 2025/01/24 22:32 (JST) Updated 2025/01/24 22:49 (JST) フジテレビが27日に臨時取締役会を開くことが24日、分かった。芸能界を引退した中居正広さんと女性とのトラブルに端を発する一連の問題に関し、港浩一社長の進退を含めて経営責任を議論する見通しとなった。臨時取締役会後に記者会見を開く。フジテレビがスポンサー企業に対し、ACジャパンに差し替えた1月のテレビCMの料金を請求しない方針を通知したことも、複数の関係者への取材で判明した。 CMの相次ぐ差し替えはフジテレビに原因があると判断したとみられる。2月以降の契約済みCMもキャンセルを認め、料金は請求しない。異例の対応で、経営に打撃となりそうだ。 フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングスの23日の臨時取締役会では「経営の責任を人事面でどう考えるのか」と厳しい意見が上
フジテレビの港浩一社長は1月17日、記者会見を開き、第三者の弁護士を中心とした調査委員会を立ち上げる方針を示しましたが、会社は「日弁連のガイドラインに基づく第三者委員会ではないと思う」と説明していました。 こうした中「フジ・メディア・ホールディングス」に対して、社外取締役の7人が連名で、臨時の取締役会を開くよう求め、社外取締役の中からはこれまでの対応を見直して独立した第三者委員会を設置すべきだという声もあがっています。 フジ・メディア・ホールディングスは23日に臨時の取締役会を開き、これまでのフジテレビの対応に問題がなかったかを議論した上で、日弁連=日本弁護士連合会のガイドラインに沿った独立した第三者委員会の設置について検討することにしています。 またフジテレビも取締役会を開き、親会社の議論の結果をふまえて調査や検証の進め方を決めることにしています。 フジテレビをめぐっては企業の間で自社の
タレントの中居正広さんと女性とのトラブルにフジテレビの社員が関与していたなどと週刊誌で報じられたことを巡り、20日までにセブン&アイ・ホールディングスやJR東日本などもフジテレビで自社のコマーシャルの放映の見合わせを決めていて、影響が広がっています。 中居正広さんと女性とのトラブルにフジテレビの社員が関与していたなどと週刊誌で報じられたことを巡り、フジテレビは1月17日に港浩一社長が記者会見を開き、第三者の弁護士を中心とした調査委員会を立ち上げる方針を明らかにしました。 こうした中、18日までにトヨタ自動車や明治安田生命、日本生命、それにNTT東日本などが自社のコマーシャルを公益社団法人の広告に差し替えることを明らかにしました。 このほか20日までにセブン&アイ・ホールディングスやイオン、日本マクドナルド、花王、オリエンタルランド、サントリーホールディングス、サッポロビール、JR東日本、東
12月25日、中居正広の“女性トラブル”の続報が「文春オンライン」によって報じられた。多くのレギュラー番組を抱える人気タレントのスキャンダルは波紋を呼んでいる。 そもそもの発端となったのは、12月20日配信の「NEWSポストセブン」の記事。 「中居さんを含めた3人での会食の場のはずが、ひとりが欠席。急遽、2人だけになった中居さんと女性との間で深刻な問題が発生し、約9000万円を中居さんが支払うことで解決した、とのことでした。 それに続くように『文春オンライン』の記事は、トラブルの詳細や金銭を支払った経緯、被害を受けた女性への取材など、詳細な内容を報じています。その後、スポーツ紙もこの件を報道する事態に。中居さんの代理人弁護士は、メディアの取材に対して、トラブルが“解決済み”であることを強調しています」(芸能記者) 【関連記事:中居正広「9000万円トラブル」の衝撃も“大型冠番組”復活の間の
2023年6月、X子さんは中居、A氏を交え、複数人で会食を行う予定だった。 ところが、当日、中居以外の参加者が現れなかったのだ。その後、彼女は中居から意に沿わない性的行為を受け、トラブルに発展。双方が代理人弁護士を立て、中居は9000万円の解決金をX子さんに支払ったという。 中居正広のホームページに掲載された「お詫び」 このスキャンダルにおいても、フジの“絶対権力者”であるA氏の存在は大きかった。 「中居さんやダウンタウンの松本人志さんの2人に可愛がられていたA氏は、彼らの後押しでプロデューサーになり、さらには編成部長という役職を手に入れた。彼は、女性アナや女性局員をタレントに“上納”し、出世を遂げてきた」(フジ関係者) 新たに女性アナウンサーが証言 今回、週刊文春の取材に応じたのはフジテレビ女性アナウンサーの水谷愛子さん(仮名)。フジの局員から彼女の携帯電話に次のメッセージが届いたのは2
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