YouMeさんは幼稚園の先生になりたくて、小学校4,5年生からピアノを習いだしたのだという。最初にやらされたのは、バイエルの練習曲と運指(指の運び方の基本)。つまらなくて、目標がなかったらやめていただろうという。それに、幼稚園の先生になるのにバイエルはいらないんじゃ?とも。 私の親戚や、塾に来ていた子どもたちの話を聞いていても、ピアノ教室に行くまではピアノを弾くのが大好きで、自分から通いたいと言い出したのに、ピアノ教室に通い始めて間もなく「やめたい」と言い、親に言われて我慢して続けたものの、結局やめたという子どもが実に多い。 YouMeさんはその時の反省があってか、結婚してから習字を始めるにあたり、「名前と住所さえなんとなくきれいに書ければいい、という習字の塾を」というムチャな目標を立て、その条件を飲んでくれる場所を探したら、中国茶の先生もやっている一風変わったところを見つけた。 そこの先