地上絵の全体が分かる衛星画像。(右側が北)広大な大地に無数の直線が描かれていることが分かる。なお動植物を描いた絵はこの写真では小さすぎて確認できない。北にある川の対岸には、パルパの地上絵のエリアがあり、ここにも無数の地上絵がある。 ナスカの地上絵(ナスカのちじょうえ、Nazca Lines)は、ペルーのナスカ川とインヘニオ川に囲まれた平坦な砂漠の地表面に、砂利の色分けによって描かれた幾何学図形や動植物の絵の総称であり、古代ナスカ文明の遺産である。ナスカの図形群が描かれているエリアは縦横30kmもある非常に広大な面積があり、全体に千数百点もの膨大な数の巨大な図形が描かれている。あまりにも巨大な絵が多く、空からでないとほとんどの地上絵の全体像の把握が難しい。なぜこのような巨大な地上絵を描いたのかということが大きな謎の一つとなっている。また、ナスカの地上絵のエリアから川を挟んですぐ南にはカワチの