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日本SF作家クラブの検索結果1 - 40 件 / 93件

  • 精神科医・岡田尊司氏が著作で 星新一を「回避性パーソナリティ」と診断したことについて - 星新一公式サイト

    〈目次〉 経緯 診断の資料 精神科医の倫理 本来の診断基準 星新一の日常 投影 誇張されたエピソード 名誉の毀損 母親への複雑な思い 森鷗外も 人格否定と利益追求 岡田氏に回避性と診断された著名人 岡田氏に愛着障害と診断された著名人 岡田氏にパーソナリティ障害と診断された著名人 量産される書籍 見解の公開へ 朝日新聞出版からの「お知らせ」 最相葉月さんの見解 【参考資料】アメリカ精神医学会の定める回避性パーソナリティ障害診断基準 経緯 本年6月、朝日新聞のAERAdot.に〈星新一の人生に学ぶ「生きるのが面倒くさい人」の理想の働き方〉という記事が掲載されました。 精神科医である岡田尊司氏の著作『生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害』(2016年 朝日新書)を宣伝する記事でした。 星新一が回避性パーソナリティ障害(回避性人格障害)であるという岡田氏の診断を前面に押し出すことで、す

    • 山本一郎氏からの中傷行為について:川上量生 公式ブログ - ブロマガ

      先日、山本一郎氏が日本SF大賞の関係者を騙り、私と株式会社ドワンゴを中傷する記事をネットに投稿しました。記事はすでに削除されており、日本SF作家クラブからも公式コメントがでています。私自身がおこなったことではありませんが、結果としましては、私に恨みをもつ山本一郎氏が原因となり、ドワンゴのみならず、日本SF作家クラブにまでご迷惑をおかけしたことは、ひとりのSFファンとして申し訳なく思っています。 しかしながら、山本一郎氏が私と会社を中傷する記事をネットに投稿したのは、これだけではありません。昨年2月に社長を辞任して以来、私はメディアなどへの露出は控えていますが、その間も定期的に山本一郎氏は私とドワンゴへの攻撃を続けています。 また、おそらくは今後も春先から年末にかけて、山本一郎氏からの嫌がらせや攻撃は、ますます激しくなることが十分に予想されます。というのも、山本一郎氏からの攻撃は、事情を知ら

        山本一郎氏からの中傷行為について:川上量生 公式ブログ - ブロマガ
      • 早川書房の2700作品が50%割引の大型電子書籍セールがきたので、SF・ノンフィクションの新作を中心にオススメを紹介する - 基本読書

        早川書房の2700作品が最大50%割引という電子書籍セールが来たので、僕が読了済みのものからオススメを紹介しよう。早川書房は定期的にこの規模のセールをやることで知られているが、そのたびにラインナップが異なる。特に、前回のセール時には対象ではなかった最新の作品なども今回は多数セールに入っているので、今回は主に2022年10月〜23年4月頃に刊行された新作を中心にオススメを紹介していこう。 今回はざっと見ていたがセール対象の作品数も多いし、23年4月のまだ新刊ほやほやといえる作品までセールラインナップだしで充実した内容になっている。そのため、いつもより文字数&作品数増量で紹介しよう。下記はリスト。 amzn.to まずはSFから 三体0【ゼロ】 球状閃電 作者:劉 慈欣早川書房AmazonまずSFの目玉といえるのが劉慈欣の伝説的な中国SF三部作《三体》の前日譚長篇である『三体0 球状閃電』。前

          早川書房の2700作品が50%割引の大型電子書籍セールがきたので、SF・ノンフィクションの新作を中心にオススメを紹介する - 基本読書
        • アメリカ映画に於ける「男性の悲鳴」に繰り返し使われている歴史的サンプリング音源の原盤発見ニュース映像のココ、何度観ても噴く

          吉田隆一/SF音楽家 @hi_doi バリトンサックス奏者/一般社団法人日本SF作家クラブ・第4期理事/谷甲州『航空宇宙軍史・完全版』巻末解説担当/「変な音を出させたら日本一」(by菊地成孔)/巴マミ/ほむマミ/マミ杏/小笠原晴香/安斎千代美/日常/ヤマノススメ/ヘッダーは西島大介:画『メビウス戦記』 bloc.jp/sincerely_musi… 吉田隆一/SF音楽家 @hi_doi 先ほどRTした、アメリカ映画に於ける「男性の悲鳴」に延々と使いまわされている歴史的サンプリング音源「ウィルヘルムの悲鳴」原盤発見ニュース映像のココ、何度観ても噴いてしまう An iconic Hollywood sound effect called the Wilhelm scream was uncovered in an archive youtu.be/_Fm39bUqjqU pic.twitter

            アメリカ映画に於ける「男性の悲鳴」に繰り返し使われている歴史的サンプリング音源の原盤発見ニュース映像のココ、何度観ても噴く
          • 小学生なんて甘いほう...高校生が言い出す大学入試版「お母さん、今日〇〇必要」はエゲツないから気をつけようという話

            甘木零『SCI-FIRE 2023』頒布中!! @cobol_amaki 子供が登校直前に「お母さん今日〇〇持ってかなきゃだめなの」とほざいて大慌てという話は良く聞く。小学生はそんなもんと思う人が多いだろう。 しかし。 「お母さん今日大学の入学手続き締切なの120万円振り込んで」 という高校生がけっこう存在するということはあまり知られていない。 甘木零 @cobol_amaki ◆日本SF作家クラブ会員◆SF文芸誌「Sci-Fire」◆寄稿:TOKIMAKE/小説すばる2022年3月号千字一話/ユリイカ2022年11月号/海響一号◆SF大会米魂 森下一仁賞◆ゲンロン大森望SF創作講座2期ダールグレンラジオ高橋文樹賞/第3回ゲンロンSF新人賞候補◆年間日本SF傑作選2018推薦作 scifire.org/blog/

              小学生なんて甘いほう...高校生が言い出す大学入試版「お母さん、今日〇〇必要」はエゲツないから気をつけようという話
            • 「自分が若い頃のオタクとは違う」今の「本好き」と話してみると、読書も作家主義からサブスク消費へと変化しているように感じられた

              倉数茂 「再魔術化するテクスト ──カルトとスピリチュアルの時代の文化批評」文学+WEB版で連載中 @kurageru これは文学系の大学教員なら同意してもらえると思うけど、今の「本好き」を自認する高校生に、好きな作家や作品を尋ねると、「ちょっと覚えてません」という返事がそれなりの割合で返ってくる。読書もサブスク化しているというか。 倉数茂 「再魔術化するテクスト ──カルトとスピリチュアルの時代の文化批評」文学+WEB版で連載中 @kurageru 小説家。第一回ピュアフル文学賞、第一回文学しゃべるの会文学賞。日本SF作家クラブ、変格ミステリ作家クラブ会員。視聴覚文芸部。BFCファイター。マイクロノベリスト。『忘れられたその場所で、』。東海大学教員 note.com/bungakuplus/n/… 倉数茂 「再魔術化するテクスト ──カルトとスピリチュアルの時代の文化批評」文学+WEB版

                「自分が若い頃のオタクとは違う」今の「本好き」と話してみると、読書も作家主義からサブスク消費へと変化しているように感じられた
              • 日本SFを海外に積極展開へ 自身も初の小説を発表 日本SF作家クラブ会長・池澤春菜さん:時事ドットコム

                「SFの振興と発展」をテーマに インタビューを受ける日本SF作家クラブ会長の池澤春菜さん=2020年12月、東京・東銀座の時事通信社【時事通信社】 2020年9月、日本SF作家クラブの第20代会長に声優やエッセイストとして活躍する池澤春菜さんが就任した。その時点では「SF小説の著作を持たない初の会長」だったが、同年12月に初のSF小説「オービタル・クリスマス」を発表した。日本のSF作品を積極的に海外へ紹介する意欲を見せるなど会長として精力的に活動する池澤さんに、日本SF界の現状や課題、今後の構想などを聞いた。(インタビュアー:書評家・タニグチリウイチ) ―日本SF作家クラブとは、どんな組織なのでしょう。 もともとは親睦団体です。作家は横のつながりを持ちにくいので、作家同士が仲良くするために、小松左京さんらの呼び掛けで、西新宿の台湾料理屋さんで発足したと聞いています。それが、私の2代前の会長

                  日本SFを海外に積極展開へ 自身も初の小説を発表 日本SF作家クラブ会長・池澤春菜さん:時事ドットコム
                • 「小説家になろう」がAI小説に対する規制を発表。排除されたAI小説家が嘆きを吐露する

                  葦沢かもめ @AshizawaKamome AIと私が協力して作ってきた作品が居場所を失ったことをご報告いたします。一昨日、私は「小説家になろう」運営様の、AIが生成した小説に対する方針についての投稿を見かけ、私からも問い合わせをしました。(続く) 葦沢かもめ @AshizawaKamome 作家。創作×AIの人。世界で初めてAI利用小説で文学賞。第9回日経「星新一賞」優秀賞(図書カード賞)。第2回AIアートグランプリ佳作。日本SF作家クラブ会員。永遠に物語を作り続けるのが夢。原稿のご依頼・お問合せ→https://t.co/xEVmgPirrK kamomeashizawa.github.io/bio/ 葦沢かもめ @AshizawaKamome 結果、AIが生成した小説の投稿には ①利用ツールの権利的問題がないことが確認できる利用規約やガイドライン等の抜粋またはURLをあらすじ等に明記

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                  • 【スゴ本】世界がこうなるなら私はどうする?ITエンジニア必読のサイエンス・フィクション6冊

                    1. 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』アンディー・ウィアー 著、小野田和子 訳 2. 『オービタル・クラウド』藤井太洋 著 3. 『AIとSF』日本SF作家クラブ 編 4.『虚数』スタニスワフ・レム 著、長谷見一雄・沼野充義・西成彦 訳 5. 『SF超入門』冬木 糸一 著 6. 『サイエンス・フィクション大全』グリン・モーガン 著、石田亜矢子 訳 1冊目は、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』だ。 ▲『プロジェクト・ヘイル・メアリー』アンディ・ウィアー 著、小野田和子 訳、早川書房 もし未読なら、素晴らしい!おめでとう! こんなにめちゃくちゃ面白い本をこれから読めるなんて、羨ましいなぁ。紹介やレビューを目にする前に、いますぐ(今すぐにだ)読んでほしい(公式の紹介やAmazonレビューはネタバレ満載なので見てはいけない)。 映画化されるらしいが、約束された傑作になるだろうが、ITエンジニアな

                      【スゴ本】世界がこうなるなら私はどうする?ITエンジニア必読のサイエンス・フィクション6冊
                    • 日本SF作家クラブ on Twitter: "山本氏にはいくつかの企業に連絡するなどの手を貸していただきましたが、記事は当クラブの意思を反映した内容ではございません。支援をいただくことになった企業の皆様においても、不快なものであったことと思われます。"

                      山本氏にはいくつかの企業に連絡するなどの手を貸していただきましたが、記事は当クラブの意思を反映した内容ではございません。支援をいただくことになった企業の皆様においても、不快なものであったことと思われます。

                        日本SF作家クラブ on Twitter: "山本氏にはいくつかの企業に連絡するなどの手を貸していただきましたが、記事は当クラブの意思を反映した内容ではございません。支援をいただくことになった企業の皆様においても、不快なものであったことと思われます。"
                      • 現状の生成AI技術に関する、利用者、運用者、行政・立法、開発・研究者へのSF作家クラブの提言 | 日本SF作家クラブ公式Webサイト

                        人工知能による創作や、人工知能と人間との協調による創作は、SFの重要なテーマの一つです。我々は、適切な人工知能(AI)技術の使用が、創作において大きな手助けになりうることを理解しており、その発展を歓迎します。日本のSF作家や関係者は、AIの開発のために許諾済みの著作データを提供し、アイデア提供や広報に協力するなど、AI技術の開発に大きく協力してきました。我々は原則として、生成AIが人々の権利を侵害しない形で創作に使われ、人々の創作活動が広がることを歓迎しており、AIを作り、使い、AI生成物を楽しむ権利は守られるべきだと考えます。 一方で、現在広く使われている生成AI技術では、学習に用いたデータが、生成物にどのように貢献したかを示すことが技術的にできていません。この問題が未解決のため、生成AIの使用者は、生成物における学習元著作の影響や貢献度合いを評価することが困難です。そのため現状の生成A

                          現状の生成AI技術に関する、利用者、運用者、行政・立法、開発・研究者へのSF作家クラブの提言 | 日本SF作家クラブ公式Webサイト
                        • 売ってる本のほとんどが褪色しているうえに店頭のラックの古さも衝撃的な本屋さんがこちら「言葉が出ません」

                          吉田隆一/SF音楽家 @hi_doi 新刊書店だが店内全ての本が褪色して、背表紙のタイトルが全く読めない本も多い。『白鳥麗子でございます!』は「しらとり れいこ」の小文字ルビしか残ってなかったりとか。 和田慎二『ピグマリオ』数冊、わかつきめぐみ『So What?』2巻のみなど、全て背表紙読めないレベルの褪色&埃まみれの新刊です。 吉田隆一/SF音楽家 @hi_doi バリトンサックス奏者/一般社団法人日本SF作家クラブ・第4期理事/谷甲州『航空宇宙軍史・完全版』巻末解説担当/「変な音を出させたら日本一」(by菊地成孔)/巴マミ/ほむマミ/マミ杏/小笠原晴香/安斎千代美/日常/ヤマノススメ/ヘッダーは西島大介:画『メビウス戦記』 bloc.jp/sincerely_musi…

                            売ってる本のほとんどが褪色しているうえに店頭のラックの古さも衝撃的な本屋さんがこちら「言葉が出ません」
                          • 版元ドットコムとopenBDプロジェクトは“だれもが自由に使える書誌・書影”を再び提供するためホワイトリスト作成という正攻法に出た | HON.jp News Blog

                            《この記事は約 21 分で読めます(1分で600字計算)》 一般社団法人版元ドットコムとopenBDプロジェクト(版元ドットコムと株式会社カーリル)は3月29日、版元ドットコム会員社以外の出版社に対し、書誌・書影の読者(第三者)などへの利用承諾を求める取り組みの開始を発表しました。そもそもなぜそのような取り組みが必要なのでしょうか? 本稿ではその背景や経緯などについて、関係者への取材などを踏まえた上で詳しく解説します。 お断り:アマゾンジャパンには、HON.jpの法人会員として事業活動を賛助いただいています。しかし、本稿の記述は筆者の自由意志であり、対価を伴ったものではありませんし忖度もしていません。また、本稿では論点を絞るため、話をおおむね「書影」に絞ります。以下、常体で記述します。 そもそもなぜ書影の利用許諾が必要なのか? オンラインショッピングなどで用いられる商品画像――本の場合、そ

                              版元ドットコムとopenBDプロジェクトは“だれもが自由に使える書誌・書影”を再び提供するためホワイトリスト作成という正攻法に出た | HON.jp News Blog
                            • 【ランキング速報!】ベストSF2023、国内篇&海外篇トップ10発表|Hayakawa Books & Magazines(β)

                              毎年恒例の年間SFガイドブック『SFが読みたい! 2024年版』が本日発売! 作家や書評家など、SFのプロたち約100人の投票による年間ベストSFランキングや、第1位に輝いた作家、翻訳家のインタビュー、総勢55名の作家・評論家によるスペシャルエッセイ、2024年の各社SF刊行予定など、今年も盛りだくさんの内容となっています。本記事では特別にランキングの一部を公開します。全ランキング&詳細につきましてはぜひ本書をご覧ください! ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ベストSF 2023[国内篇]1『グラーフ・ツェッペリン あの夏の飛行船』高野史緒/ハヤカワ文庫JA…231点 2『わたしたちの怪獣』久永実木彦/創元日本SF叢書…196点 3『ときときチャンネル 宇宙飲んでみた』宮澤伊織/創元日本SF叢書…150点 4『走馬灯のセトリは考えておいて』柴田勝家/ハヤカワ文庫JA…140点 5『あなたは月面に倒れてい

                                【ランキング速報!】ベストSF2023、国内篇&海外篇トップ10発表|Hayakawa Books & Magazines(β)
                              • 『SFマガジン』編集長・塩澤快浩が語る、SFが多様性を獲得するまで 「生き延びることしか考えてきませんでした」

                                『SFマガジン』編集長・塩澤快浩が語る、SFが多様性を獲得するまで 「生き延びることしか考えてきませんでした」 2020年2月号が創刊60周年記念号となった「SFマガジン」を発行する早川書房は今年、ハヤカワ文庫創刊50周年を迎え、「ミステリマガジン」9月号、「SFマガジン」10月号でそれぞれ記念特集を組んだ。 長年、SFにかかわり、現在では国内と翻訳の編集部全体を統括する立場の塩澤快浩氏(早川書房事業本部副本部長兼編集統括部長兼SFマガジン編集長)にジャンルの専門誌である「SFマガジン」の歩み、SFの過去と現在について訊いた。(9月15日取材/円堂都司昭) 「SFマガジン」の仕事を始めてからSFを読み始める ――早川書房へ入社する前は、SFに興味がなかったそうですね。 塩澤:高校の頃から翻訳もののハードボイルド、冒険小説を読み始めました。大学時代もそういうものばかり読んで就職活動はほとんど

                                  『SFマガジン』編集長・塩澤快浩が語る、SFが多様性を獲得するまで 「生き延びることしか考えてきませんでした」
                                • 星新一公式サイト--

                                  〈目次〉 経緯 診断の資料 精神科医の倫理 本来の診断基準 星新一の日常 投影 誇張されたエピソード 名誉の毀損 母親への複雑な思い 森鷗外も 人格否定と利益追求 岡田氏に回避性と診断された著名人 岡田氏に愛着障害と診断された著名人 岡田氏にパーソナリティ障害と診断された著名人 量産される書籍 見解の公開へ 朝日新聞出版からの「お知らせ」 最相葉月さんの見解 【参考資料】アメリカ精神医学会の定める回避性パーソナリティ障害診断基準 経緯 本年6月、朝日新聞のAERAdot.に〈星新一の人生に学ぶ「生きるのが面倒くさい人」の理想の働き方〉という記事が掲載されました。 精神科医である岡田尊司氏の著作『生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害』(2016年 朝日新書)を宣伝する記事でした。 星新一が回避性パーソナリティ障害(回避性人格障害)であるという岡田氏の診断を前面に押し出すことで、す

                                  • 第41回日本SF大賞決定のお知らせ

                                    大賞『歓喜の歌 博物館惑星Ⅲ』菅浩江(早川書房)並びに《星系出雲の兵站》全9巻 林譲治(ハヤカワ文庫JA)、特別賞「立原透耶氏の中華圏SF作品の翻訳・紹介の業績に対して」、功績賞 小林泰三氏 平素は格別のお引き立てを賜り、厚くお礼を申し上げます。 一般社団法人 日本SF作家クラブでは、ピクシブ株式会社・株式会社ブックリスタ協賛のもと、日本SF大賞を主催しております。 このたび第41回日本SF大賞が決定いたしましたので、お知らせいたします。 【大賞】『歓喜の歌 博物館惑星Ⅲ』菅浩江(早川書房) 『歓喜の歌 博物館惑星Ⅲ』書影 【大賞】《星系出雲の兵站》全9巻 林譲治(ハヤカワ文庫JA) 『星系出雲の兵站 1』書影 【特別賞】「立原透耶氏の中華圏SF作品の翻訳・紹介の業績に対して」 立原透耶氏近影 第41回日本SF大賞は、2019年9月1日より2020年8月31日までの間に発表されたSF作品の

                                      第41回日本SF大賞決定のお知らせ
                                    • 第三期理事会および会員有志からのインボイス制度への反対声明 - SFWJ:ニュース

                                      過去のニュース 第三期理事会および会員有志からのインボイス制度への反対声明 第三期理事会および会員有志からのインボイス制度への反対声明 2022年7月6日 日本SF作家クラブの理事一同と会員有志は、SFおよびファンタジー文化の発展に大きな影響を及ぼすインボイス制度(適格請求書保存方式)に反対し、制度の見直しを求めます。 制度の導入に伴い、免税事業者取引も対象としていた仕入税額控除は2023年10月から6年間の経過措置を経て廃止されることが予定されています。 そんな中、SF・ファンタジー活動を行なっている個人事業主の作家やイラストレーター、評論家やフリーランスの編集者の多くは現在、インボイス(適格請求書)を発行できる課税事業者になるか、免税事業者のままでSF・ファンタジー活動を続けるかどうかの決断を迫られています。 免税事業者のままでいる決断をした場合、作家や画家、演者たちは、仕入税額控除が

                                        第三期理事会および会員有志からのインボイス制度への反対声明 - SFWJ:ニュース
                                      • 縄文遺跡の発掘現場から「松山千春コンサート」と書かれたSONYのカセットテープが...→発掘現場で絶対にあるはずのないものが出てくることは少なくないらしい

                                        林 譲治 @J_kaliy 林譲治 SF作家。日本SF作家クラブ第19代(2018−2020)会長。 ≪星系出雲の兵站≫全9巻(ハヤカワ文庫JA)にて第41回日本SF大賞を受賞。 ペットは可愛い猫(ラグドール)がいます。 林 譲治 @J_kaliy 遺跡発掘で今でも忘れられないのは、縄文遺跡の発掘現場で、「松山千春コンサート」と書かれたSONYのカセットテープを発掘したことで、この人類史をひっくり返すような大発見は地元教育委員会により黙殺された。

                                          縄文遺跡の発掘現場から「松山千春コンサート」と書かれたSONYのカセットテープが...→発掘現場で絶対にあるはずのないものが出てくることは少なくないらしい
                                        • 25年前の名作SFアニメ「lain」がAIに 世界観に浸りながら主人公「玲音」とチャット

                                          アニメグッズなどの企画販売を手掛けるAnique(東京都千代田区)は9月5日、1998年放送のSFアニメ「serial experiments lain」がモチーフの対話型AIサービス「AI lain」の提供を始めた。6カ月の期間限定。チャット画面から文章を送るとヒロインの「玲音」(れいん)が文字と音声で返答する。開発には作品原案プロデューサーの上田耕行さんも参加した。 serial experiments lainはネットワーク端末「NAVI」が普及した世界で、主人公の岩倉玲音が事件に巻き込まれていくという内容のSFサスペンス作品。AI lainは米OpenAIの「ChatGPT」をベースに、作品内での会話内容を学習。世界観に沿った話し方をする。会話を続けると「親密度」が上昇し、話し方や画面に表示する玲音の映像が変化する。 音声合成機能もあり、生成した文章を玲音の声で読み上げる。合成エン

                                            25年前の名作SFアニメ「lain」がAIに 世界観に浸りながら主人公「玲音」とチャット
                                          • 日本SF作家クラブの会長を務める池澤春菜さん、いわれなき中傷や誤解に屈せず実績を残す意志を改めて表明

                                            日本SF作家クラブ @sfwj 新理事の中から立候補を募り、池澤春菜理事を新会長に、榎木洋子理事を新事務局長に、林譲治前会長を監事に選任されました。会長は任意団体から通算20代目、事務局長は通算25代目になります。新体制となる一般社団法人日本SF作家クラブを、よろしくお願いいたします。 リンク 時事ドットコム 日本SFを海外に積極展開へ 自身も初の小説を発表 日本SF作家クラブ会長・池澤春菜さん:時事ドットコム 2020年9月、日本SF作家クラブの第20代会長に声優やエッセイストとして活躍する池澤春菜さんが就任した。その時点では「SF小説の著作を持たない初の会長」だったが、同年12月に初のSF小説「オービタル・クリスマス」を発表した。日本のSF作品を積極的に海外へ紹介する意欲を見せるなど会長として精力的に活動する池澤さんに、日本SF界の現状や課題、今後の構想などを聞いた。(インタビュアー:

                                              日本SF作家クラブの会長を務める池澤春菜さん、いわれなき中傷や誤解に屈せず実績を残す意志を改めて表明
                                            • 気候変動から地球空洞説まで、巨大な「地球」をテーマにしたことで作家の味が色濃く滲み出た極上のSFアンソロジー──『地球へのSF』 - 基本読書

                                              地球へのSF (ハヤカワ文庫JA) 早川書房Amazonこの『地球へのSF』は、日本SF作家クラブ(SFやファンタジイに関係する人々が集まっている業界団体)編による書き下ろしアンソロジーの第四弾。第一弾は感染症をテーマにした『ポストコロナのSF』、第二弾は近未来テーマの『2084年のSF』。第三弾は『AIとSF』ときてこの第四弾のテーマは「地球」とかなり大きく出ている。 これまでのテーマがトピックスとしては絞られていた一方、本作は「地球」だけデデドン! と出ていてそれ以外の縛りがないので抽象的になりすぎやしないか、と読み始める前は心配していたが、これがおもしろい! 総勢22名の作家──小川一水もいれば新城カズマも、上田早夕里も円城塔もいる──が思い思いの方法でこの巨大な地球と四つにくみあって、みなが独自のやり方でこの地球を調理している。 多様なテーマ・描き方が揃ったアンソロジー たとえば2

                                                気候変動から地球空洞説まで、巨大な「地球」をテーマにしたことで作家の味が色濃く滲み出た極上のSFアンソロジー──『地球へのSF』 - 基本読書
                                              • 【今週はこれを読め! SF編】地球と人間についての脅威と希望~日本SF作家クラブ編『地球へのSF』 - 牧眞司|WEB本の雑誌

                                                『ポストコロナのSF』『2084年のSF』『AIとSF』につづく、日本SF作家クラブ編の書き下ろしアンソロジー第4弾。先行する三冊にくらべ、『地球へのSF』という括りかたは曖昧だが、そのぶん多彩な作品が集まったとも言える。「まえがき」で同クラブ会長の大澤博隆さんは、〔そもそも「地球」をテーマに視線を飛ばせること自体が、SFの特技ではある〕と述べている。全二十二篇。 ディストピア的状況を描いた作品では、上田早夕里「地球をめぐる祖母の回想、あるいは遺言」が出色の出来。テラフォーミング途上の火星において、入植第一世代の祖母と火星生まれの孫との会話によって、地球が精神の自由を喪失した経緯が明かされる。それはいまの日本を蝕む格差・棄民・監視・情報統制の行きつく先にほかならない。火星に逃れたひとびとにも、その圧政の波がおよぼうとしている。この作品が扱っているものは、先週紹介したジョナサン・ストラーン編

                                                  【今週はこれを読め! SF編】地球と人間についての脅威と希望~日本SF作家クラブ編『地球へのSF』 - 牧眞司|WEB本の雑誌
                                                • フリーレンの「鍋のしつこい油汚れを取る魔法」って分子構造に干渉できる最強の魔法なんじゃ...?→魔法と科学の思想の違いが見えてくる

                                                  林 譲治 @J_kaliy 林譲治 SF作家。日本SF作家クラブ第19代(2018−2020)会長。 ≪星系出雲の兵站≫全9巻(ハヤカワ文庫JA)にて第41回日本SF大賞を受賞。 ペットは可愛い猫(ラグドール)がいます。 林 譲治 @J_kaliy フリーレンの「鍋のしつこい油汚れを取る魔法」って、共有結合や自由電子結合に干渉できるわけだから、極めれば、いかなる堅固な城壁も粉砕できるし、いかなる魔族でも息の根を止められる最高に危険な魔法になりかねない。 北斗の拳のハート様など、油汚れを取る魔法で死にます。

                                                    フリーレンの「鍋のしつこい油汚れを取る魔法」って分子構造に干渉できる最強の魔法なんじゃ...?→魔法と科学の思想の違いが見えてくる
                                                  • 【氷川教授の「アニメに歴史あり」】第43回 追悼:偉大なる先輩、池田憲章さん

                                                    池田憲章さんが亡くなった。その訃報は12月10日、日本SF作家クラブからアナウンスされた。「かねてから入院加療中であった池田憲章会員が、去る10月17日、お亡くなりになりました。享年67歳。心よりご冥福をお祈りいたします」(メールからの引用)。訃報のタイミングがズレているのはご遺族が49日を待って連絡されたためである。 氷川は同人「怪獸倶楽部」の後輩でもあるし、単行本「アニメ大好き! ヤマトからガンダムへ 池田憲章/編」(1982年11月1日発行/徳間書店)と共著もある。「宇宙戦艦ヤマト」関連のパートは氷川が中谷達也名義で執筆したが、当時まだ珍しかった評論本として、いまでも時々話題に出ることがあって、大事な財産のひとつである。 訃報が届いたとき、あらためてその若さと、失われてしまった知識の宝庫に愕然とした。いったん話し出すと止まらない機関銃トーク、人間データベースのごときエネルギッシュな語

                                                      【氷川教授の「アニメに歴史あり」】第43回 追悼:偉大なる先輩、池田憲章さん
                                                    • 声優の7割以上が年収300万円以下…インボイス制度導入で2割が廃業を検討、の衝撃

                                                      (左から)「VOICTION」を立ち上げた声優の甲斐田裕子さん、咲野俊介さん、岡本麻弥さん 2023年10月の「インボイス制度」(適格請求書等保存方式)導入まで、あと1年を切った。同制度では、消費税の「免税事業者(年間売上1000万円以下)」が取引を敬遠されたり値引き要求を受けたりするケースが想定され、インボイスを発行するために「課税事業者」への登録を行えば、これまで免除されていた消費税を負担する必要が生じ、経営圧迫の要因となる。 咲野俊介さん、岡本麻弥さん、甲斐田裕子さんの声優3名が立ち上げた有志グループ「VOICTION」は、インボイス制度反対運動の一環として、「声優の収入実態調査」(回答数260件)やフリーランスを対象とした「インボイスに関するアンケート」(回答数183件)を実施した。その結果、声優の7割以上が年収300万円以下で、2割強がインボイス制度導入で廃業を検討していることが

                                                        声優の7割以上が年収300万円以下…インボイス制度導入で2割が廃業を検討、の衝撃
                                                      • 日本SF作家クラブ on Twitter: "日本SF大賞の協賛企業について、山本一郎氏のブログにおいて、過去5回の長きにわたって日本SF大賞をご支援くださった株式会社ドワンゴ様の誠意を疑わせるような記事が配信されていたことに深く困惑しております。"

                                                        日本SF大賞の協賛企業について、山本一郎氏のブログにおいて、過去5回の長きにわたって日本SF大賞をご支援くださった株式会社ドワンゴ様の誠意を疑わせるような記事が配信されていたことに深く困惑しております。

                                                          日本SF作家クラブ on Twitter: "日本SF大賞の協賛企業について、山本一郎氏のブログにおいて、過去5回の長きにわたって日本SF大賞をご支援くださった株式会社ドワンゴ様の誠意を疑わせるような記事が配信されていたことに深く困惑しております。"
                                                        • “SF思考”のビジネス活用広がる 事例が続々 22年の「SFプロトタイピング」まとめと展望

                                                          “SF思考”のビジネス活用広がる 事例が続々 22年の「SFプロトタイピング」まとめと展望:「SFプロトタイピング」で“未来のイノベーション”を起こせ!(1/2 ページ) こんにちは。SFプロトタイパーの大橋博之です。 この連載では、僕が取り組んでいる「SFプロトタイピング」について語ります。SFプロトタイピングとは、 “SF思考”で考えた未来を基にSF小説などを創作して、最終的に企業のビジネスに活用したり、未来から逆算して現在すべきことを考えたりするメソッドです。 2022年3月に連載をスタートしてから、多くの記事を掲載してきました。SFタイピングの基礎知識に始まり、SF作家の樋口恭介氏や松崎有理氏へのインタビュー、企業や官庁の活用事例に至るまで広く紹介してきました。 そこで今回は、日本におけるSFプロトタイピングの活用を振り返りながら、2023年以降の展望を考えたいと思います。 こんな

                                                            “SF思考”のビジネス活用広がる 事例が続々 22年の「SFプロトタイピング」まとめと展望
                                                          • 「SF作家」に馴染みが薄かった時代のSF作家集合写真が面白いことになってる件「強そう」「メンツが強すぎる」

                                                            豊田有恒【公式】 @aritsune_toyota 出典は、#豊田有恒 の「日本SF誕生―空想と科学の作家たち」(勉誠出版)です。ご興味ありましたら、どうぞよろしくお願い致します【管理人】 amazon.co.jp/dp/4585291849/… @amazonJPより twitter.com/Die_Oh_Do/stat… リンク Wikipedia 豊田有恒 豊田 有恒(とよた ありつね、1938年5月25日 -)は、日本の作家。SF作家、推理作家、翻訳家、脚本家、評論家。島根県立大学総合政策学部名誉教授。日本SF作家クラブ会員。本名の表記は同一だが、豊田の読みが「とよだ」と濁る(ただし、著者名に「とよだ」とルビがふられた著作もある)。 いわゆる日本のSF作家第一世代にあたる。 群馬県前橋市の医家の生まれ。父親は京都帝国大学医学部出身であったが、在学中は短歌会で若山牧水と交際があり、卒

                                                              「SF作家」に馴染みが薄かった時代のSF作家集合写真が面白いことになってる件「強そう」「メンツが強すぎる」
                                                            • 新型コロナ後の世界はどうなるのか? 数年後から数千年後まで、様々な形で描き出すSFアンソロジー──『ポストコロナのSF』 - 基本読書

                                                              ポストコロナのSF (ハヤカワ文庫 JA ニ 3-6) 発売日: 2021/04/14メディア: 文庫この『ポストコロナのSF』は、日本SF作家クラブ編集による、アフターコロナの世界を想像するSFアンソロジー。書き手には、『ゲームの王国』で注目を浴びた小川哲、芥川賞を受賞したばかりの高山羽根子、近現代ものを現実の科学と絡めて書かせたらハズレなしの長谷敏司、藤井太洋、柞刈湯葉、感染症が作中の根幹に据えられた大河シリーズ『天冥の標』の小川一水など、19名の多様多彩なメンバーが揃っている。 アフターコロナの世界を想像するSFアンソロジーとはいうものの、それは「未来予測をすること」とイコールではない。SFにおける基本的な目的は人を楽しませることにあり、未来予測は、それを達成するための手段の一つにすぎないからだ。たとえば、ありえそうもないディストピアを描き出すことで警告としたり、現代の我々が到達でき

                                                                新型コロナ後の世界はどうなるのか? 数年後から数千年後まで、様々な形で描き出すSFアンソロジー──『ポストコロナのSF』 - 基本読書
                                                              • SF作家の「僕が小学生の頃の未来の脅威は氷河期と人口爆発だった」というツイートに集まる様々なご意見「この先はどうなることやら」

                                                                林 譲治 @J_kaliy 林譲治 SF作家。日本SF作家クラブ第19代(2018−2020)会長。 ≪星系出雲の兵站≫全9巻(ハヤカワ文庫JA)にて第41回日本SF大賞を受賞。 ペットは可愛い猫(ラグドール)がいます。

                                                                  SF作家の「僕が小学生の頃の未来の脅威は氷河期と人口爆発だった」というツイートに集まる様々なご意見「この先はどうなることやら」
                                                                • 現実の政策が迷走しすぎて細菌感染を扱う小説のリアリティが欠如する問題についてSF作家の方々から言及「悔しいですよ、ほんと」

                                                                  林 譲治 @J_kaliy しかし、去年までなら、ウイルスで人類絶滅ものの小説は淡々と感染が広がる過程を書けば良かったが、これからは次亜塩素水やらGOTOやらイソジンやら、迷走のかぎりを尽くさないとリアリティが欠如するという難しい時代になった。 林 譲治 @J_kaliy 林譲治 SF作家。日本SF作家クラブ第19代(2018−2020)会長。 ≪星系出雲の兵站≫全9巻(ハヤカワ文庫JA)にて第41回日本SF大賞を受賞。 ペットは可愛い猫(ラグドール)がいます。

                                                                    現実の政策が迷走しすぎて細菌感染を扱う小説のリアリティが欠如する問題についてSF作家の方々から言及「悔しいですよ、ほんと」
                                                                  • 日本SF作家クラブの公式ツイートは、事実と異なるため削除されました : やまもといちろう 公式ブログ

                                                                    お騒がせしておりますが、表題の件、一社)日本SF作家クラブの私および関係先に関する公式ツイートは削除されました。 爾後、同会が開催する「日本SF大賞 授賞式」が終了するまで本件については当方から公式に、また取材として触れることはございません。 よろしくお願い申し上げます。

                                                                      日本SF作家クラブの公式ツイートは、事実と異なるため削除されました : やまもといちろう 公式ブログ
                                                                    • SF作家自殺か 民家物置で遺体見つかる

                                                                      12日午前7時20分ごろ、兵庫県姫路市別所町別所の民家物置で、この家に住むSF作家の八杉将司さん(49)がロープで首をつった状態で亡くなっているのを、近くの女性(59)が見つけた。兵庫県警飾磨署は自殺とみて調べている。 同署によると、八杉さんは一人暮らし。今年夏ごろ、家族に「最近仕事が少ない」と話していたという。遺書は見つかっていない。 八杉さんは2003年、「夢見る猫は、宇宙に眠る」という作品で日本SF作家クラブが主催する「第5回日本SF新人賞」を受賞。その後もSF小説の執筆を続けていた。 ◇ 厚労省は自殺対策などの情報をまとめたサイト「まもろうよ こころ」で、電話やSNSに対応した複数の相談窓口を紹介しています。

                                                                        SF作家自殺か 民家物置で遺体見つかる
                                                                      • 不要不急でもない19篇――『ポストコロナのSF』総解説 文:飛浩隆|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                                                        2021年春、いまこのときに向けた小説アンソロジー『ポストコロナのSF』が発売されました。寄稿者のひとりであるSF作家の飛浩隆さんがTwitter上で行った、収録作の総解説をお届けします。飛さんご自身の作品については樋口恭介さんにご紹介いただきました。 ―――――――――――――― こないだ「みんな、短篇についてもっと語ろうぜ」みたいなことをつぶやいた手前、収録作ぜんぶについてひとことずつ書いてみたいと思います。とりあえず前半まで。 ■最初は、小川哲「黄金の書物」。翻訳をなりわいとする「私」は、友人から紹介された人物とシュトゥットガルトの空港で遭い、二冊の本を日本に運んでほしいと頼まれる。これは晩餐の最初に出される、ミステリアスなひと匙のアミューズ。長い導入から本題が進みはじめるまで、「この料理はどの味覚へ行きつくのだろう?」と想像しながら舌触りを楽しんでいると、予想外の芳香があふれだし読

                                                                          不要不急でもない19篇――『ポストコロナのSF』総解説 文:飛浩隆|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                                                        • “人を動かすAI”は賢くなくてもいい 親しすぎるのは危険だから規制するべき? 専門家と漫画家で議論してみた

                                                                          「そのロボットは生き物じゃないの!! よくできてるオモチャ!! もっともらしく返事してるだけで意思も感情もないんだから!!」 「そんなことない… そんなこと…」 2023年7月から放映しているテレビアニメ「AIの遺電子」第3話の一幕。「ポッポ」という名のくまのぬいぐるみロボットをめぐって母親と子どもが言い争う場面だ。 作中では人と同等の性能を持つ「ヒューマノイド」には人権が認められているものの、そうではないロボットに対しては「道具」として一線が引かれている。アニメではポッポの他に“レンタル彼氏ロボット”ジョーも描かれるが、ジョーもあくまで企業の商品だ。 ヒトではなく道具であるのに、子どもは「そんなことない」と言い、ジョーを借りた女性はジョーとの別れに涙する。ロボットや産業AIによる“感情があるかのようなふるまい”は、人の心に入り込み、行動を変えさせることがある。 しかし、これは人間を意図的

                                                                            “人を動かすAI”は賢くなくてもいい 親しすぎるのは危険だから規制するべき? 専門家と漫画家で議論してみた
                                                                          • AIを使って漫画を描いた話|葦沢かもめ

                                                                            多くの方がAIを使った創作をするようになってきて、大変うれしく思っている葦沢です。 今回は、第2回日本SF作家クラブの小さなマンガコンテストにAIを使って制作した漫画を応募したので、どうやって作ったのかを解説します。 作品には、以下のリンクからどうぞ。 1. ストーリー私はAIを使った小説執筆は割と長くやっていますが、漫画制作は初めてでした。 原作は、同じ日本SF作家クラブが主催する「第2回日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト」にて、既に私が書いた掌編があったので、それを使うことにしました。 AIを使ってストーリーを作りたいということであれば、AI BunChoやAIのべりすと、ChatGPTなど、色々なサービスがあるので、その中から自分に合うものを選ぶのが良いかなと思います。最近は、AIを編集者的なアドバイザーとして使うのが流行りですね。 2. コマ割りコマ割りは、枠の形と台詞を入れ

                                                                              AIを使って漫画を描いた話|葦沢かもめ
                                                                            • The Prototyping of Science Fiction Prototyping:SFプロトタイピングのためのプロトタイピング(随時更新中)|樋口恭介|note

                                                                              The Prototyping of Science Fiction Prototyping:SFプロトタイピングのためのプロトタイピング(随時更新中) ※本稿はこれから書かれる本のための試し書き、つまり、SFプロトタイピングのためのプロトタイピングです。「もっとこういう視点がほしい!」「もっとこういう情報がほしい!」など、ご意見・感想があれば今後の改善に活かしますので、 ぜひとも @rrr_kgknk までご連絡ください。よろしくお願いいたします。 はじめに.夢を見ること、あるいは未来の複数性について 人は未来を予測することができる。 あるいは少なくとも、人は未来を予測しようと試みることができる。 一般に、ビジネスの世界ではそう信じられている。一様に黒や紺色のスーツを着て首にネクタイを巻いた集団は、ロジカル・シンキングとデータ・アナリティクスを用いて、ビッグデータが算出する未来のビジネス

                                                                                The Prototyping of Science Fiction Prototyping:SFプロトタイピングのためのプロトタイピング(随時更新中)|樋口恭介|note
                                                                              • 累計投稿文字数は文庫本で“103万7,708冊分” 「pixiv小説」圧倒的成長の軌跡

                                                                                小説マンガ百科部事業部長のrisari氏とピクシブ百科事典チームマネージャーのhon氏 risari氏(以下、risari):マダラトビエイの姿で失礼します。小説マンガ百科部事業部長のrisariです。元小説編集者で、ピクシブでは小説に関連するサービスの営業や企画をしてきました。本日はよろしくお願いします。 さて、エイの私だけで話すのもなんですし、このセクションでは人間の登壇者も用意しております、どうぞ。 (会場拍手) hon氏(以下、hon):エイの下で働いております、ピクシブ百科事典チームマネージャーのhonです。 (会場笑) hon:元ゲームプランナーで、小説チームを経た後、百科事典担当になりました。 risari:本日は、この1人と1匹で、「pixiv小説」「ピクシブ百科事典」という2つの、テキストを主体としたサービスの話をします。 イラスト、マンガも楽しめる小説投稿サイト「pix

                                                                                  累計投稿文字数は文庫本で“103万7,708冊分” 「pixiv小説」圧倒的成長の軌跡
                                                                                • 「日本SF大賞」スポンサー降板騒動で日本SF作家クラブが公式ツイートを削除

                                                                                  やまもといちろう氏の公式ブログにおいて「川上量生さん、ドワンゴ社の皆さん、ありがとう #川上量生」という記事が投稿され三崎尚人氏が大暴露だと拡散しました。 三崎尚人 @nmisaki 山本一郎砲。ドワンゴが、日本SF大賞のスポンサーを受賞発表のわずか3ヶ月前にメール一本で降りたことを大暴露。どんなご縁があったのか、後釜でお金を集めたのが山本一郎氏というのは面白すぎるが、この通りならドワンゴ酷『川上量生さん、ドワンゴ社の皆さん、ありがとう』lineblog.me/yamamotoichiro…

                                                                                    「日本SF大賞」スポンサー降板騒動で日本SF作家クラブが公式ツイートを削除