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研究者の検索結果1 - 40 件 / 474件

  • 「現在のLLMに真の推論は困難」──Appleの研究者らが論文発表

    米AppleのAI研究者らは10月7日(現地時間)、「GSM-Symbolic: Understanding the Limitations of Mathematical Reasoning in Large Language Models」(LLMにおける数学的推論の限界を理解する)という論文を発表した。 この論文は、LLM(大規模言語モデル)が、本当に人間のように論理的に考えて問題を解けるのか、という疑問を検証している。結論としては、LLMは今のところ、表面的なパターンを真似て答えを出しているだけで、真の推論能力は持っていないと主張している。 研究者らは、これらの問題点を検証するために、「GSM-Symbolic」という新しいテスト方法を開発した。これは、LLMの数学的推論能力を評価するためのベンチマークデータセット「GSM8K」を改良し、問題の表現や数字を柔軟に変えられるようにした

      「現在のLLMに真の推論は困難」──Appleの研究者らが論文発表
    • 国家を崩壊に向かわせる要因について、歴史を定量分析することで導き出す「歴史動力学」を扱った一冊──『エリート過剰生産が国家を滅ぼす』 - 基本読書

      エリート過剰生産が国家を滅ぼす 作者:ピーター ターチン早川書房Amazonこの『エリート過剰生産が国家を滅ぼす』は、もともとカブトムシやチョウといった生き物の個体群動態について研究して生計を立ててきた研究者が、複雑系科学のアプローチを人間社会の研究に応用していった結果をまとめた一冊になる。 この著者らが切り開いた分野は「クリオダイナミクス」(歴史動力学)と呼ばれ、人類史に繰り返し現れるパターンが存在することを発見し、どのような条件が揃うとあるパターン(たとえば、国家の崩壊など)が発生するのか──を歴史の定量分析を通して研究している。「エリート過剰生産が国家を滅ぼす」はたとえ話や主観的な主張ではなく、彼らの研究を通して見えてきた「国家が滅びに向かう」具体的な要因なのだ。 二〇一〇年、各分野の専門家が今後一〇年の展望を予想するという科学誌『ネイチャー』の特集で、私はつぎのように明言した。米国

        国家を崩壊に向かわせる要因について、歴史を定量分析することで導き出す「歴史動力学」を扱った一冊──『エリート過剰生産が国家を滅ぼす』 - 基本読書
      • ベジファーストが食事摂取基準から削除されたのは「エビデンス不足がようやく露呈」したからではない

        まとめ頭から読み返したら、自分の文章かなり読みづらかったので、 https://anond.hatelabo.jp/20241013084419 に要点をまとめておきました(文字数制限に引っかかったので分割)。 本文厚労省より昨日公表された日本人の食事摂取基準(2025年版)について、ある糖尿病専門医の解説ツイートが一時のトレンドになるレベルでバズっていた。 Xユーザーの筋肉博士💪Takafumi Osakaさん: 日本人食事摂取基準2020→2025で食べる順番(ベジファースト/カーボラスト)が削除されておる!!!!! やっぱりエビデンス不足がようやく露呈してきたか。。。 https://x.com/muscle_penguin_/status/1844746672544547147 はてなブックマークでもこの件に関するTogetterまとめについてそこそこブクマがついて、ホットエント

          ベジファーストが食事摂取基準から削除されたのは「エビデンス不足がようやく露呈」したからではない
        • 作家・角田光代さんに「読書は人生に必要か」を尋ねたら|三砂慶明『読書を考える旅』第1回|光文社新書

          本の声をきく、物語のはじまり「おすすめの本を教えてください。」 「本を読みたいけど、なかなか読む時間が作れません。」 「昔は本を読んでいたけど、最近は集中力が落ちて、だんだんと読めなくなってしまって。他の人はどうやって読んでるんですか?」 「カフェや電車で本を読んでいる人に憧れます。私もスマホじゃなくて、かっこよく本が読める人になりたい。」 「小説を読んで、感動とか、癒 いやされたりしたことないけど、これって私だけの話ですか? ほかの人からも似たようなことを聞くことありますか?」 「今月、二十ページ、本が読めました。めっちゃ嬉しい。もっと読みたい。本を最後まで読み切ったことがないのですが、私に読める本ありますか?」 これらの言葉は、私が働いている書店や担当している創作講座、定期的に開催しているイベントや読書会で聞いた、本を読む人たちの声の一部です。 私は書店で働きながら、「読書室」という屋

            作家・角田光代さんに「読書は人生に必要か」を尋ねたら|三砂慶明『読書を考える旅』第1回|光文社新書
          • 「38歳、会社経営、新型コロナの変異株を発見、大阪大学招へい教授 、紺綬褒章授章」警察に話した経歴がレアすぎて妄想だと判断され措置入院させられそうになる

            リンク researchmap.jp 緒方 法親 (Ogata Norichika) - マイポータル - researchmap researchmapは、日本の研究者情報を収集・公開するとともに、研究者等による情報発信の場や研究者等の間の情報交換の場を提供することを目的として、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が運営するサービスです。 3 users 3

              「38歳、会社経営、新型コロナの変異株を発見、大阪大学招へい教授 、紺綬褒章授章」警察に話した経歴がレアすぎて妄想だと判断され措置入院させられそうになる
            • 中国で「沖縄特区」論、強まる沖縄への不穏な動き

              特集「緊迫 台湾情勢」の他の記事を読む 中国当局が沖縄県との政治・経済・文化交流を以前にもまして推進している。2024年だけでも、7月には沖縄県の友好都市である福建省のトップ、周祖翼・中国共産党福建省委員会書記が沖縄を初訪問。9月には同省の厦門(アモイ)市に本部を置く厦門航空が初の沖縄路線の定期運航を開始した。那覇と福建省の省都の福州を結ぶ直行便で、同路線の直行便は他社が運航していた2015年以来およそ9年ぶりだ。 「学術交流」名目に沖縄に政治的接近 中国側の積極的な動きについて、日本側では台湾有事やそれと連動可能性の高い尖閣諸島に対する中国軍の軍事行動を念頭に置いているとの見方が出ている。日本政府と沖縄県政との政治的離間工作との見方も根強い。 中国当局の狙いは在沖縄米軍基地問題と南西諸島地域における自衛隊の軍事力増強(南西シフト)への反発をテコとして、沖縄における反日本政府・反米国の県民

                中国で「沖縄特区」論、強まる沖縄への不穏な動き
              • 実家の近所が勝手に「複雑な歴史を持つ」場所にされていた

                うちの実家の近所には、花街、つまり遊郭があった場所がある。もちろん地元の人間は大体知っている。 小さいころ、まだ生きていた祖母が、まあ壊れたレコードみたいに同じ話を何べんもするのだが、花街のあった辺りを指して「綺麗な女の人が大勢いてねー」などと教えてくれたことがあるし、花街はなくなっても花街を相手に商売していた商店とかは今でも存続している。 戦後に花街自体がなくなった後も、映画の撮影か何かで使われたことがあったらしい。 とにかく私はそこに「負の歴史」など感じたことはないし、その地域を特に避けて暮らしたような経験もない。 何年か前、ふと思い出して、私の実家の具体的な地域で検索した。 そうしたら、所謂花街の研究者か趣味者というのか、そういう人がまさに私の近所でフィールドワーク?をしていることがわかった。 ほうほうと思いながら見ていたら、その花街の歴史が、「複雑な歴史」的な描写で描かれていた。ま

                  実家の近所が勝手に「複雑な歴史を持つ」場所にされていた
                • 本来なら日本の甘利俊一・福島邦彦両氏が受賞すべき今年のノーベル物理学賞 なぜ米国とカナダの研究者が受賞したのか、なぜ平和賞が日本に来たのか | JBpress (ジェイビープレス)

                  2024年ノーベル物理学賞の受賞が決まったホップフィールド博士とヒントン博士(10月8日、写真:ロイター/アフロ) しかし、このノーベル物理学賞は、記銘に値する汚点というべき、恥ずかしい低見識な授賞でした。 今年5月に東京都美術館講堂で私たちが開催した「AIと教育」シンポジウムに登壇された、甘利俊一先生と福島邦彦先生のお二人によるはるかに先立つ本質的な貢献が、きれいさっぱり拭い去られているからです。 また、この受賞に対して異を唱えたり、ノーベル財団に対して抗議したりする動きが日本にないことは、さらに救いようがありません。 皆さんよろしいでしょうか。 ニューラルネットワークというのは、いまやインテルが寡占するチップ、マイクロプロセッサーがそうであったように、かつて「日本のお家芸」だったのです。 「ほとんどの先駆的業績は福岡や大阪で生まれたものである」という厳然たる事実に、改めて目覚める必要が

                    本来なら日本の甘利俊一・福島邦彦両氏が受賞すべき今年のノーベル物理学賞 なぜ米国とカナダの研究者が受賞したのか、なぜ平和賞が日本に来たのか | JBpress (ジェイビープレス)
                  • 理系研究者8人に1人が雇い止め 無給で仕事、あっさり解雇の惨状 | 毎日新聞

                    理化学研究所の雇い止めに抗議する労働組合の組合員ら=埼玉県和光市広沢2で2023年3月29日午後、山崎恵利花撮影 大学や研究機関で長期間研究したのに10年を前に雇い止めされる――。学術団体が理系の研究者2465人にアンケート調査したところ、およそ8人に1人がこのような事態に直面していた。一定の期間を空けると通算契約期間がリセットされる「クーリング」を強いられた研究者が周囲にいたと証言する人も3割近くに上った。雇い止めやクーリングで研究現場での無期転換ルールが骨抜きにされている実態が浮き彫りになった。 2013年に施行した改正労働契約法では、一般の労働者について有期雇用の通算契約年数が5年を超えると無期雇用への転換を申し込め、雇用主は拒否できないと定めている。研究者については、研究活動が長期に及ぶため、5年ではなく特例で10年に設定され、23年4月に節目の10年を迎えた。 アンケート調査は、

                      理系研究者8人に1人が雇い止め 無給で仕事、あっさり解雇の惨状 | 毎日新聞
                    • 全てのローグライクの原点を今だからこそ(細かい違いも含めて)遊んでみよう!『Rogue』【げむすぱローグライク/ローグライト部】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

                      『Rogue』(Steamストアページより)自動生成やパーマデス(1度死ぬとすべてを失う)など、さまざまな要素が絡み合い、何度遊んでも楽しむことのできるゲームジャンル「ローグライク/ローグライト」。このジャンルの詳細な解説は以下の過去記事に譲るとしまして、今週から珠玉のローグライク/ローグライトゲームを1本ずつ紹介していく「げむすぱローグライク/ローグライト部」がスタートします!記念すべき第1回はこのジャンルの名称の大本となった『Rogue』をご紹介します。 全てのローグライク/ローグライトの祖となった『Rogue』とはいったい何か『Rogue 5.4.5x』『Rogue』は1980年に、カリフォルニア大学バークレー校の学生が『Advanced Dungeons and Dragons 1st Edition』(以下、『AD&D』)の戦闘計算式・モンスターデータ・迷路の自動生成ルーチンなど

                        全てのローグライクの原点を今だからこそ(細かい違いも含めて)遊んでみよう!『Rogue』【げむすぱローグライク/ローグライト部】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト
                      • 中公新書『就職氷河期世代』が出ます|近藤絢子

                        書店に並ぶのは10/21ごろみたいです。 というわけで、その宣伝&関連する論文やコラムなどの紹介をしたいと思います! 本の話目新しい指摘は詳しい内容は冒頭にリンクを貼った出版社サイトの目次をみていただくとして、とりあえず類書にない目新しい指摘は 2000年代半ばの「回復期」に卒業した世代は全然「回復」してなくてむしろ「就職氷河期」の最初のほうがマシだった(第1章・第4章) 氷河期どん底世代は実は団塊ジュニア世代より子供を多く生んでいた!(第2章) の2点だと著者は思ってます。 あと、これはすでに他の人たちもさんざん指摘していることですが、やっぱり不安定雇用・低い収入のまま中高年に達した人が一定数いて、社会から孤立している無業者も若い世代ほど増えていて、すでにやばいけどこれ以上放置したらさらにやばいですよ、ということも改めて統計データに基づいて指摘しています。 データで裏を取ることにこだわり

                          中公新書『就職氷河期世代』が出ます|近藤絢子
                        • 水を飲んでも「二日酔い」は防げないとの研究結果

                          二日酔いを防ぐためのアドバイスとして、よく水をたくさん飲むことが推奨されます。しかし、深酒をした人が翌日に経験するつらい二日酔いと脱水症状の関係を調べた研究により、実は水を飲んでも二日酔いの予防にはほとんど役立たないことがわかりました。 Alcohol hangover versus dehydration revisited: The effect of drinking water to prevent or alleviate the alcohol hangover - ScienceDirect https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0741832924001009 Will Water Save You From a Hangover? Science Says Probably Not. : ScienceAle

                            水を飲んでも「二日酔い」は防げないとの研究結果
                          • 一塁打狙いをやめよう—、日本のスタートアップ界に必要なムーンショット | Coral Capital

                            月間10万人が読んでいるCoral Insightsのニュースレターにご登録いただくと、Coral Capitalメンバーによる国内外のスタートアップ業界の最新動向に関するブログや、特別イベントの情報等について、定期的にお送りさせていただきます。ぜひ、ご登録ください! Coral Capitalの投資先の1つであるダイニーのCEO、山田真央さんが『「1塁打」を狙う日本のVCに、存在価値はあるのだろうか?』というブログ記事を先日公開しました。日本のVC(および起業家)の考え方のスケールが小さすぎると批判する内容でしたが、これを読んだ当初、正直なところ私は複雑な気持ちになりました。資金調達の発表にあえてこのような論調を加え、物議を醸してまで注目を集める必要があったのかと疑問に思ったのです。また、国内で不要な敵を作るリスクもあり、戦略的に見て慎重に検討すべきだったかもしれないと感じました。 とは

                              一塁打狙いをやめよう—、日本のスタートアップ界に必要なムーンショット | Coral Capital
                            • 粗悪なハゲタカ学術誌の卵?怪しいネット誌、メールを送ってみると… | 毎日新聞

                              この春、インターネット上のある学術出版社のサイトが「怪しすぎる」と研究者の間で話題になった。本拠地を「北海道」と称し、日本の研究者に論文投稿を呼びかけているのだが、論文は一本も掲載されていない。 記者(鳥井)は長年、「ハゲタカジャーナル」と呼ばれる粗悪な学術誌の横行を取材してきた。査読(論文の内容チェック)もそこそこに、研究者から受け取る掲載料を目当てにした悪質なビジネスだ。 ピンときた。このサイトはもしや、これから羽ばたかんとするハゲタカ誌の「卵」なのでは――。サイト運営者は「私たちは学術誌の出版社です。原稿投稿をご招待いたします」と、おそらくは機械翻訳であろう日本語を使っていた。調べてみると、海外のある人物にたどり着いた。 函館、新宿、ラスベガス。運営元を探し、たどり着いた先のてん末は記事後半で 「科学的および研究情報の発展に焦点を置く、先駆的な拠点です。私たちと一緒に発見の航海に乗り

                                粗悪なハゲタカ学術誌の卵?怪しいネット誌、メールを送ってみると… | 毎日新聞
                              • 月には氷が「予想よりかなり多く」あるとNASAが研究結果を発表

                                「月には氷があるのではないか」とは人類が宇宙に進出する前からささやかれていましたが、2018年には実際に月の表面に氷が露出していることが確認されています。新たにNASAが2024年10月に発表した調査結果では、月探査機のルナー・リコネサンス・オービターが月面に埋め込まれた氷を発見しており、「月面の氷の堆積物は、これまで考えられていたよりもかなり広範囲にわたる」と報告されています。 Radware Bot Manager Captcha https://iopscience.iop.org/article/10.3847/PSJ/ad5b55 NASA’s LRO: Lunar Ice Deposits are Widespread - NASA Science https://science.nasa.gov/solar-system/moon/nasas-lro-lunar-ice-de

                                  月には氷が「予想よりかなり多く」あるとNASAが研究結果を発表
                                • 中国の研究者が量子コンピューターでRSA暗号の解読手法を構築

                                  素因数分解の困難さを安全性の根拠とした暗号「RSA暗号」について、量子コンピューターを使用することで解読手法の構築に至ったと上海大学のワン・チャオ氏らが発表しました。 基于 D-Wave Advantage 的量子退火公钥密码 攻击算法研究 (PDFファイル)http://cjc.ict.ac.cn/online/onlinepaper/wc-202458160402.pdf Chinese researchers break RSA encryption with a quantum computer | CSO Online https://www.csoonline.com/article/3562701/chinese-researchers-break-rsa-encryption-with-a-quantum-computer.html Chinese Scientists R

                                    中国の研究者が量子コンピューターでRSA暗号の解読手法を構築
                                  • デジタル監視が進む欧州の最果て――デジタル化が非人間化を意味するとき | p2ptk[.]org

                                    以下の文章は、Access Nowのブログシリーズ「Surveilling Europe’s edges」のパート1「when digitalisation means dehumanisation」、パート2「when research legitimises border violence」、パート3「detention centres as a blueprint for mass surveillance」を翻訳したものである。 Access Now PART 1: デジタル化が非人間化を意味するとき 2024年5月、Access Nowのカテリーナ・ロデッリはギリシャを横断した。彼女は移民支援や人権侵害の監視に携わる現地NGOと面会し、欧州の国境で監視技術がどのように、そしてどこで使われているかを自らの目で確かめた。彼女の3部構成のブログシリーズの第1回では、国境のデジタル化が、

                                      デジタル監視が進む欧州の最果て――デジタル化が非人間化を意味するとき | p2ptk[.]org
                                    • 火葬炉の研究してる人『火葬炉は直火ではなく熱風で焼かないと生焼けになる。要は超高温のオーブン』っていい感じに焼けた鶏のグリル切り分けながら話してた

                                      山田あすか @yamada__asuka 前に火葬炉の研究してる人とごはん食べてたら教えてくれたんだよね。火葬炉って直火じゃないんですよ、熱風で焼いてるんですでないと生焼けになるから。要はオーブンなんですよ超高温の、って。いい感じに焼けた鶏のグリルを切り分けながら。そのとき思ったんだよね、研究者ってはたからみると頭おかし

                                        火葬炉の研究してる人『火葬炉は直火ではなく熱風で焼かないと生焼けになる。要は超高温のオーブン』っていい感じに焼けた鶏のグリル切り分けながら話してた
                                      • RAGのハルシネーション対策をする手法「Astute RAG」

                                        株式会社ナレッジセンスは、生成AIやRAGを使ったプロダクトを、エンタープライズ向けに開発提供しているスタートアップです。本記事では、RAGの性能を高めるための「Astute RAG」という手法について、ざっくり理解します。 この記事は何 この記事は、RAGでハルシネーション対策を強固にするための手法「Astute RAG」の論文[1]について、日本語で簡単にまとめたものです。 今回も「そもそもRAGとは?」については、知っている前提で進みます。確認する場合は以下の記事もご参考下さい。 本題 ざっくりサマリー Astute RAGは、RAGの精度を上げるための新しい手法です。Astute RAGでは、外部知識・内部知識を組み合わせることで、ハルシネーションを抑えます。Google Cloud AI ResearchとUSCの研究者らによって2024年10月に提案されました。 通常のRAGで

                                          RAGのハルシネーション対策をする手法「Astute RAG」
                                        • ノア・スミス「でっかい問いにノーベル賞:アセモグル・ジョンソン・ロビンソンについて」(2024年10月15日)|経済学101

                                          アセモグル・ジョンソン・ロビンソンの3人が,経済発展の大統一理論で受賞毎年,ノーベル経済学賞が発表されるたびに,このブログで記事を書いてる.ここ3年だと,2023年のゴールディン,2022年のバーナンキ・ダイアモンド・ディブヴィグ,2021年のカード・アングリスト・インベンスについて,記事を書いた.でも,今年は書かずにすませようかとも思った.なぜって,実は今年の賞についてぼくはあんまり面白く思ってなくて,それでみんなをしらけさせるのはイヤだったからだ.とはいえ,かつては主流マクロ経済学を批判するのがブロガーとしてのぼくの持ち味みたいなものだったし,いったん自分のルーツに戻ってみるのも悪くないかもしれない. 長くこのブログを読んでる人ならきっと知ってるだろうけど,ぼくはノーベル賞全般をあまりよく思っていない.実際には,たいていの大発見は集団での大きな努力および/または小さな漸進的累積のたまも

                                            ノア・スミス「でっかい問いにノーベル賞:アセモグル・ジョンソン・ロビンソンについて」(2024年10月15日)|経済学101
                                          • ノーベル経済学賞に社会制度と国家の繁栄の関係を研究した3人 | NHK

                                            ことしのノーベル経済学賞に、アメリカのマサチューセッツ工科大学のダロン・アセモグル教授など3人の研究者が選ばれました。 受賞が決まったのは、 マサチューセッツ工科大学のダロン・アセモグル教授とサイモン・ジョンソン教授、それにシカゴ大学のジェームズ・ロビンソン教授の3人です。 授賞理由は「制度がどのように形成され、国家の繁栄に影響を与えるかの研究」です。 王立科学アカデミーは、3人がヨーロッパの植民地で導入されたさまざまな政治・経済制度を検証し、国家間の繁栄に大きな差があることについて、社会制度の根強い違いが1つの重要な原因になることを明らかにしたとしています。 アセモグル氏とロビンソン氏は、共同で執筆した「国家はなぜ衰退するのか」の著作でも知られていて、この中でも繁栄する豊かな国と貧しい国との違いには、政治的な制度が関係していると指摘しています。 王立科学アカデミーは「受賞者たちの研究は、

                                              ノーベル経済学賞に社会制度と国家の繁栄の関係を研究した3人 | NHK
                                            • 村上春樹とアメリカ西海岸|矢野利裕

                                              ノーベル文学賞の延長で村上春樹のことが話題になっており、SNSでは村上に関する思い入れや解釈が飛び交っている。『騎士団長殺し』あたりから村上春樹の小説はなんとなく追わなくなってしまったのだけど、このタイミングで村上春樹のことについて振り返っておきたい。 以前、論文として発表したのだけど(「村上春樹の西海岸文脈——全共闘運動から『アフターダーク』へ」『村上春樹と二十一世紀』おうふう、2016.9)、個人的には、村上春樹は片岡義男のように、アメリカ西海岸カルチャーの影響がさまざまなかたちで流れている作家だと思う。その意味で村上に対しては、しばしば言われるような、記号化して歴史を無化した存在だとはまったく思わない。強いて言えば、従来とは違ったかたちで歴史を示した存在だと思う。以下、拙論「村上春樹の西海岸文脈」に依拠しながら述べていく。 『風の歌を聴け』とザ・ビーチ・ボーイズ『風の歌を聴け』におけ

                                                村上春樹とアメリカ西海岸|矢野利裕
                                              • Epic Systems:電子カルテの独占とそれがもたらしたもの | p2ptk[.]org

                                                以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「Epic Systems, a lethal health record monopolist」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic 米国の医療現場で圧倒的なシェアを誇る電子健康記録(EHR)システム。その開発元がEpic Systemsだ。多くの医師なら、このシステムの使用を強いられている。その結果、患者との診察1時間に対し、Epic EHRの砂を噛むような事務作業に2時間も費やさせられている。 では、なぜこんな明らかに使い勝手の悪い製品が市場を席巻しているのか。その答えは、「The American Prospect」誌のロバート・カットナーによる秀逸な特集記事が明らかにしている。Epicは臨床の場では災厄でありながら、利益を生み出す奇跡の存在なのだ。 https://prospect.org/health/2024-10-01-

                                                  Epic Systems:電子カルテの独占とそれがもたらしたもの | p2ptk[.]org
                                                • “エントロピー増大”を永遠に回避できる? 量子系が示す新たな数学的証明、米コロラド大学が報告

                                                  このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 米コロラド大学ボルダー校に所属する研究者らが発表した論文「Eigenstate Localization in a Many-Body Quantum System」は、自然が無秩序へと向かうエントロピー増大に抵抗できる量子状態が存在することを、新たな数学的証明で示した研究報告である。 物理学の基本法則の一つに、自然界のあらゆるものは時間とともに無秩序に向かうという原理がある。これはエントロピー増大として知られている。 エントロピーの増大は、日常生活でも観察できる現象である。例えば、熱いコーヒーは時間とともに冷めていき、部屋は掃除をしないと徐々に散らか

                                                    “エントロピー増大”を永遠に回避できる? 量子系が示す新たな数学的証明、米コロラド大学が報告
                                                  • うちの坊ちゃん、海外に行ったときに手を挙げて横断歩道を渡ったのね。反対からくる人たちが「え、なになに!?」てなって次々とハイタッチしていった

                                                    ママライオン @2RhPimPL9mFrRiF いろいろつぶやき用。猫好き、ジョジョ好き。6歳児を子育て中!定時で帰る研究者。 無言フォローウェルカムです😆フォロバは基本的にやりとりした人に限らせていただきます。基本的に通知は切っています。リプライ等に気づかなかったらごめんなさい。 ママライオン @2RhPimPL9mFrRiF うちの坊ちゃん、海外に行ったときに手を挙げて横断歩道を渡ったのね。 そういう習慣がないのであろう、反対からくる人たちが「え、なになに!?」てなって次々とハイタッチしていった。

                                                      うちの坊ちゃん、海外に行ったときに手を挙げて横断歩道を渡ったのね。反対からくる人たちが「え、なになに!?」てなって次々とハイタッチしていった
                                                    • 【猫が野生動物を殺す】オーストラリア・野生動物を守るため、猫にきびしい規制を導入

                                                      オーストラリアでは猫の放し飼いが問題化している。 オーストラリア政府は、野良猫によって野生動物が殺されるのを防ぐため、 猫の「夜間外出禁止」や「飼育数の制限」の導入を検討しているとのことです。 オーストラリア環境水資源大臣は、野生動物保護のための55の施策に 税金6000万ドル(約57億円)を充てることを発表しました。 コアラやカンガルーなど多くのユニークな野生生物が生息し、 壮大な景観を誇るオーストラリア。 ところが実はどの大陸よりも哺乳類の絶滅するスピードが速く、 オーストラリア政府によれば、約2,000種近くの野生生物が絶滅の危機に瀕しています。 これまでに確認されているだけでも、植物の86%、魚類の24%、 両生類の94%、爬虫類の93%、鳥類の45%、哺乳類の87%が、 オーストラリアにのみ棲息する生き物で、世界的に固有種が多い国です。 オーストラリア国内には約560万匹の野良猫

                                                        【猫が野生動物を殺す】オーストラリア・野生動物を守るため、猫にきびしい規制を導入
                                                      • 急増する粗悪学術誌「ハゲタカジャーナル」に複数共通点 文科省調査 | 毎日新聞

                                                        掲載料を目的にずさんな審査で論文を掲載する粗悪学術誌「ハゲタカジャーナル」と判定された約1万7000誌について、文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)が調べた結果、約7割が掲載論文のデジタル保存の決まりを持たないなど、共通する複数の特徴が明らかになった。 ※同時公開のスクープ記事あります 粗悪なハゲタカ学術誌の卵?怪しいネット誌、メールを送ってみると… ハゲタカ誌には明確な定義がなく、健全な学術誌との区別が難しかったが、複数の特徴が浮かび上がったことで、今後の対策に生かせる可能性がある。 ハゲタカ誌は、インターネット上で無料閲覧できる学術誌に紛れ込む形で急増している。問題点として、第三者による査読(論文の内容チェック)が不十分▽無許可で著名な研究者を編集委員として記載――などが指摘されている。 著者が数万~十数万円程度の料金を支払えばそのまま論文が掲載されるケースもあり、簡単に

                                                          急増する粗悪学術誌「ハゲタカジャーナル」に複数共通点 文科省調査 | 毎日新聞
                                                        • 活動レポート | 元衆議院議員本多平直 公式サイト

                                                          「14歳と性交」捏造発言で立憲民主を去った私 (文藝春秋2022年6月号) 本多平直 元衆議院議員 拡散された「発言」、ネットに流出した隠し録り なぜそうまでして議論を封殺するのか? 二〇二一年、衆議院議員の任期満了まで五か月を切った六月四日、私のスマホに産経新聞のネットニュースが飛び込んできた。 「(立憲民主党の議員が)『五十歳近くの自分が十四歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい』(以下「発言」)などとして、成人と中学生の性行為を一律に取り締まることに反対したことがわかった」 私は驚愕した。発言の主は匿名だったが、立憲民主党の性犯罪刑法改正に関するワーキングチーム(以下WT)での私の議論について書かれているのは明らかだったからだ。 まず明確に申し上げるが、私はこの「発言」をしていない。この五十四日後に私は、議員辞職に追い込まれることになるが、いまだにこ

                                                          • ビームサーベルで月面稲作? ガンダムの世界観と最新の科学技術をかけ合わせ、科学技術館で展示会

                                                            人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの世界観と最先端の科学技術をかけ合わせ、社会での活用方法を研究した展示イベント「GUNDAM NEXT FUTURE SCIENCE展~未来の豊かな暮らしのために~」が科学技術館(東京都千代田区)で開かれ、人気を集めている。イベントは10月22日までで、作中に出てきた技術を宇宙での農業に生かすプロジェクトなど、ユニークな展示や最新ロボットの操作体験など、子供から大人まで楽しめる内容となっている。 同展は、バンダイナムコグループが進める「ガンダムオープンイノベーション」(GOI)という取り組みを紹介する展示。ガンダムの世界観を現実の技術で再現し、食糧やエネルギー不足をはじめとする社会課題を解決する平和利用につなげる研究を紹介している。 熱心に耳傾ける愛好家 東北大大学院生命科学研究科の東谷篤志教授が13日に開催した、月面での稲作を可能にする技術を解説する

                                                              ビームサーベルで月面稲作? ガンダムの世界観と最新の科学技術をかけ合わせ、科学技術館で展示会
                                                            • 子イヌはいつ何ができるようになるのか、科学が教えるしつけの鍵

                                                              米デューク大学の研究者が、人間の子どもの認知発達に関する実験から着想を得て、子イヌの発達を研究するプログラムを開発した。このプログラムはもともと、介助犬訓練の適性がある子イヌを判断することを目的としていた。(PHOTOGRAPH BY DUKE UNIVERSITY) 米国ノースカロライナ州の“特別な幼稚園”では、子どもたちが遊んだり、交流したり、昼寝をしたり、あるいは座る、じっとしている、教室の中でウンチをしないなどの方法を学んだりしている。 この幼稚園はデューク大学の「犬の幼稚園」で、園児は人間ではなくイヌだ。しかし、教室で子イヌたちが取り組むゲームや課題は、人間の子どもの発達を研究するために用いられるものとそれほど違いはない。(参考記事:「イヌはどうして犬になったのか、その歴史と進化」) イヌにとっても飼い主にとっても、新しいスキルの習得は成犬になるための重要なステップだ。デューク大

                                                                子イヌはいつ何ができるようになるのか、科学が教えるしつけの鍵
                                                              • OpenAIより先に「open.ai」ドメインを取得して法廷で争っている人物の素顔とは?

                                                                2023年8月、AI開発企業のOpenAIが商標権の侵害で「Open Artificial Intelligence Inc.(Open AI)」という企業を訴えました。訴えられたOpen AIは、ChatGPTの開発で世界的に有名となったOpenAIと違って「Open」と「AI」の間にスペースがあり、OpenAIよりも先に「open.ai」ドメインを取得していました。一見すると、有名企業が使うであろう商標を事前に取得し、ライセンス料や和解金などを得ようとする商標トロールの一例のように思えます。ところが、ジャーナリストであるエヴァン・ラトリフ氏が「open.ai」ドメインの所有者であるガイ・ラヴィーン氏にインタビューしてみたところ、単なる商標トロールにはとどまらない複雑な背景が明らかになりました。 Why OpenAI Is at War With a Guy Named Guy - Bl

                                                                  OpenAIより先に「open.ai」ドメインを取得して法廷で争っている人物の素顔とは?
                                                                • 「AI研究がノーベル物理学賞を受賞するのは変ではないか?」…世界が抱いた疑問に対し、「AIのゴッドファーザー」が明かした「見解と本音」(小林 雅一) @gendai_biz

                                                                  過去の類似ケースと今年の違い 先週発表された今年のノーベル賞では、物理・化学の両部門でAI関連の研究が受賞して注目を浴びた。 特に物理学賞では、現在の世界的AIブームを巻き起こした「ニューラルネットワーク」の礎を築いた米国のジョン・ホップフィールドとカナダのジェフリー・ヒントン両教授が受賞し、周囲から驚きをもって迎えられた。 これまでの常識では、AIや(その一種である)ニューラルネットはコンピュータ科学あるいは情報科学の分野に属し、物理学とは全くの別物と考えられていたからだ。 確かに2021年にも、真鍋叔郎博士ら3名の研究者が地球温暖化など気候変動の研究にコンピュータ・シミュレーションを導入する等の業績で同物理学賞を受賞している。しかしこの場合、主な研究対象は「気候変動」という一種の物理現象であり、それを研究するための道具としてコンピュータを応用した、という位置付けになる。 つまり主たる研

                                                                    「AI研究がノーベル物理学賞を受賞するのは変ではないか?」…世界が抱いた疑問に対し、「AIのゴッドファーザー」が明かした「見解と本音」(小林 雅一) @gendai_biz
                                                                  • 音楽には脳細胞を修復し認知症の進行を遅らせる力がある

                                                                    音楽には気分を高めたり、穏やかな睡眠へといざなったりする効果があるため、日常生活の中でよく音楽を聴くという人は多いはず。医療現場でも、音楽を通じて認知症や記憶障害のある高齢者の認知機能を改善させる音楽療法が行われているとのことで、そのメカニズムや効果について専門家が論じました。 Music and dementia: researchers are still making discoveries about how songs can help sufferers https://theconversation.com/music-and-dementia-researchers-are-still-making-discoveries-about-how-songs-can-help-sufferers-239446 2012年に行われたフィンランドの研究では、感情や記憶を処理する「大

                                                                      音楽には脳細胞を修復し認知症の進行を遅らせる力がある
                                                                    • 今週のはてなブックマーク数ランキング(2024年10月第2週) - はてなブックマーク開発ブログ

                                                                      はてなブックマークのブックマーク数が多い順に記事を紹介する「はてなブックマーク数ランキング」。10月7日(月)~10月13日(日)〔2024年10月第2週〕のトップ30です*1。 順位 タイトル 1位 身近な人が亡くなった時の手続きと備えのすべて!?(必要書類の記入例付) | 遺品整理・生前整理・買取ならリサイクルジャパン 2位 介護に関するクソバイス (増田編) 3位 「お前ら失明したらどうする?」への回答|moutend 4位 私の見たイスラエル 5位 親がだんだんと弱ってきて、介護が必要になりそうだという予感があるなら.. 6位 ジムにお金をかけなくてもメキメキ結果が出る…最新研究でわかった「科学的に正しい"神コスパ"筋トレ」とは 「6秒1セット」でゆっくり上げ下げするだけ | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) 7位 史上初、入獄した元法務大臣の河井克行氏が

                                                                        今週のはてなブックマーク数ランキング(2024年10月第2週) - はてなブックマーク開発ブログ
                                                                      • AIがRNA新種ウイルス7万以上を発見。中国の研究チームが新AIモデルLucaProtでサンプル分析(生成AIクローズアップ) | テクノエッジ TechnoEdge

                                                                        2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にして紹介しているWebメディアのSeamless(シームレス)を運営し、執筆しています。 1週間の気になる生成AI技術・研究をいくつかピックアップして解説する連載「生成AIウィークリー」から、特に興味深い技術や研究にスポットライトを当てる生成AIクローズアップ。 今回は、AIがRNAの未知なる領域を解析し、7万以上の新種ウイルスを発見した論文「Using artificial intelligence to document the hidden RNA virosphere」に注目します。 RNAは「リボ核酸」(Ribonucleic Acid)の略称で、DNAの遺伝情報を基に合成され、タンパク質の生成に必要な情報を運ぶ一本鎖の核酸です。 中国の中山大学やアリババグループなどに所属する研究チームは、世界中の多様な環境から採取された1万

                                                                          AIがRNA新種ウイルス7万以上を発見。中国の研究チームが新AIモデルLucaProtでサンプル分析(生成AIクローズアップ) | テクノエッジ TechnoEdge
                                                                        • ノーベル賞ならず、日本の科学研究能力の転落はどれほど深刻か―中国メディア(レコードチャイナ)|dメニューニュース

                                                                          2024年10月13日、中国メディアの観察者網は日本人研究者がノーベル賞を取れなくなっている背景について論じた文章を掲載した。著者は上海国際問題研究院情報所元所長の陳鴻斌(チェン・ホンビン)氏。 陳氏は、今年のノーベル生理学・医学賞、物理学賞、化学賞が相次いで発表され、いずれも日本からの選出はなかったと紹介し、「どうやら日本が今後ノーベル賞受賞の勢いを取り戻すのは難しそうだ」と指摘。世界知的所有権機関(WIPO)が9月26日に発表した2024年版「グローバル・イノベーション・インデックス」ではかつて首位を独占していた日本が13位に転落し、アジアでもシンガポール、韓国、中国の後塵を拝する結果になったと説明した。 また、今年のノーベル物理学賞とノーベル化学賞はいずれも人工知能(AI)に関連する研究が対象となったことに触れ、「日本は世界的なAIの潮流に乗り遅れた」と言及。文化的には日本社会に長ら

                                                                            ノーベル賞ならず、日本の科学研究能力の転落はどれほど深刻か―中国メディア(レコードチャイナ)|dメニューニュース
                                                                          • 火星には生命が生き残っている「聖域」が存在する可能性があるとの研究結果

                                                                            太古の火星は地球と似た環境だったことが、これまでの調査で判明していますが、現在の火星は生命にとっては極めて過酷な環境を持つ惑星です。そのため、もし火星で生命が誕生したとしても既に死に絶えていると考えられていますが、新たな研究により火星の氷の下に生命の存続に適した環境が残されている可能性があることが判明しました。 Potential for photosynthesis on Mars within snow and ice | Communications Earth & Environment https://www.nature.com/articles/s43247-024-01730-y Astrobiology: Potential microbial habitats in | EurekAlert! https://www.eurekalert.org/news-releas

                                                                              火星には生命が生き残っている「聖域」が存在する可能性があるとの研究結果
                                                                            • 「宇宙人」との共同作業 危機の時代に立ち上げた「批評空間」:私の謎 柄谷行人回想録⑲|じんぶん堂

                                                                              記事:じんぶん堂企画室 90年代、スペインのポルトボーで、浅田彰さん(左)と柄谷行人さん=柄谷さん提供 書籍情報はこちら ――1980年代後半から90年代の柄谷さんの活動についてお聞きしていきます。ソ連の崩壊や阪神淡路大震災をはじめ国内外で歴史的な動乱期ですが、柄谷さんの周囲でも雑誌を立ち上げたり、湾岸戦争反対の署名の運動をしたりと、様々な出来事がめまぐるしく起きている時期です。盟友だった作家の中上健次が亡くなったのも92年でした。 柄谷 いまから思うと、それまでやってきたことに始末をつけていった時期でした。一口でいうと、文学から決別する方向に向かったのです。 一方で、この時期は、まったく新しいことを始めたときでもあった。それには時代の変化が大きかったと思う。冷戦構造の崩壊、湾岸戦争勃発などが重なったときに、それを実感しました。それで行動的になった、ともといえますね。 ――85年から88年

                                                                                「宇宙人」との共同作業 危機の時代に立ち上げた「批評空間」:私の謎 柄谷行人回想録⑲|じんぶん堂
                                                                              • 「PERFECT DAYS」の Blu-ray が出たからじっくりと観直してみた。vol.4 - Blue あなたとわたしの本

                                                                                Blue あなたとわたしの本 263 (「パーフェクト デイズ」感想) 休日の夕方、平山は出かけます。フォークナーの「野生の棕櫚」も読み終えたようです。歯をみがき、口ひげを整え、つなぎの制服もカバンに入れます。クリーニングするのです。そして、腕時計をはめるショットがここで初めて出てくる。車のキーは残されます。自転車にまたがります。 神社でお参りし、コインランドリーに寄ります。町の写真屋にも行きます。フィルムをあずけるのです。この店の主人は、アメリカ文学研究者で翻訳家の柴田元幸さんですよね。僕もずいぶんとお世話になっている翻訳家さんです。オースターとか、ミルハウザーとか。この柴田さん、演技も上手いのですよ。「上手いも何も、『こんにちは』とか『うん』くらいしか言っていないじゃないか」と思われる人もいるかもしれませんが、カメラの前でお芝居をした経験のあるかたならわかると思います。自然な動作で、こ

                                                                                  「PERFECT DAYS」の Blu-ray が出たからじっくりと観直してみた。vol.4 - Blue あなたとわたしの本
                                                                                • 安楽死合法化、63%が賛成 法案審議前の世論調査 英

                                                                                  英ロンドンで、議事堂として使用されているウェストミンスター宮殿の外で自殺ほう助の合法化を求めるデモに参加する人々(2024年4月29日撮影)。(c)Ben Stansall / AFP 【10月12日 AFP】安楽死の合法化に関する法案の審議を控えている英国で、11日に世論調査の結果が公表され、イングランドとウェールズでは、成人の末期患者に対する安楽死を5年以内に認める法改正に賛成だとする割合が約63%に上った。 調査はロンドン大学キングスカレッジ(King's College London)の研究者が実施したもので、対象者は2000人強。法改正を支持すると答えた人の大半は、その理由として、末期患者が苦痛の少ない穏やかな死を迎えられるようにするためだとしている。 予定では、今月16日に与党・労働党の議員が、末期患者への「選択肢」として安楽死を合法化する法案を提出し、11月29日に議会で審議

                                                                                    安楽死合法化、63%が賛成 法案審議前の世論調査 英