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薬物依存の検索結果1 - 40 件 / 53件

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薬物依存に関するエントリは53件あります。 医療社会drug などが関連タグです。 人気エントリには 『「覚せい剤中毒より治療が困難」普通の人を薬物依存に陥らせる"あるクスリ" 精神科医の気軽な処方が根本原因』などがあります。
  • 「覚せい剤中毒より治療が困難」普通の人を薬物依存に陥らせる"あるクスリ" 精神科医の気軽な処方が根本原因

    精神科医がやってしまいがちな「ドリフ外来」 以前、尊敬するベテラン心理士からこういわれた。 「精神科医は薬を出すから、いつまで経っても心理療法がうまくならないのよ」 彼女はいつも精神科医に手厳しいが、このコメントもその例に漏れなかった。私は、「ですよねえ……」と曖昧あいまいに濁すほかなかった。 たしかにその通りだったからだ。「では、お薬を調整しておきますね」「お薬を追加しておきましょう」――こういった言葉で、出口の見えない診察室でのやりとりを強制終了する。問題は何も解決していない。 医師として前向きな姿勢を失っていないことを患者に示しつつ、ただ時間稼ぎをしているだけだ。そんなやりとりをこれまで何百回、いや何千回も行ってきたことか。 かつて私は、わが国の精神科医療をこう評したことがある。曰く、「ドリフ外来」。つまり、「夜眠れてるか? 飯食べてるか? 歯磨いたか? じゃ、また来週……」といった

      「覚せい剤中毒より治療が困難」普通の人を薬物依存に陥らせる"あるクスリ" 精神科医の気軽な処方が根本原因
    • 結局、大麻は健康に悪いの? 薬物依存症の専門家が訴える一番の害は......

      有識者会議「大麻等の薬物対策のあり方検討会」の構成員で、薬物依存症が専門の国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部長、松本俊彦さんに、そもそも大麻の健康影響はどうなのか、聞いた。 日本では大麻に関する知見はほぼなしーー改めて、大麻を常用することの危険性はどうなのか、現状での研究報告を教えていただけますか? 実は責任を持って、「これがエビデンス(科学的根拠)だ」と言えるものがすごく少ないということをまず言っておきます。 日本では薬物を規制する時には、必ず細胞を使って、細胞毒性が起きるとか、細胞死が起きることを示し、動物実験でもこんなに依存性がありましたということを報告しています。 でも、それはアルコールでもカフェインでもニコチンでも示せることです。 それこそ、昔、小学校でシンナーを使わないように啓発するために、ビーカーの中のシンナーにミミズを入れるとちぎれることを見せた実験のようなもので

        結局、大麻は健康に悪いの? 薬物依存症の専門家が訴える一番の害は......
      • 薬物依存症ブロガー「早大卒シャブ太郎」さん、前科密告されて退職勧奨に…更生阻む「負の烙印」 - 弁護士ドットコムニュース

        薬物依存症の治療や過去に逮捕された経験などをつづったブログから、本名や勤務先を特定されて、会社に前科を「密告」された男性がいる。早大卒シャブ太郎さん(仮名)だ。 早大卒シャブ太郎さんは、覚醒剤をやめて6年となる。同じ会社で約15年働き続けてきたが、退職せざるを得ない状況に追い込まれている。 いったい、なぜこのようなことになったのか。早大卒シャブ太郎さんに聞いた。 ●前科を隠して就職「賞罰欄のない履歴書」選ぶ 早大卒シャブ太郎さんの卒業校は、名前のとおり、早稲田大学だ。薬物と出会ったのは大学4年次のころ。当初はうつ状態に悩み、精神科で処方される睡眠薬を飲んでいたが、徐々に「合法ドラッグ」とよばれる薬物を使うようになった。 大学卒業後は早稲田大学大学院に進学。しかし、薬物をやめられず、「合法覚醒剤」と呼ばれる処方薬「リタリン」に依存し、その後、合成麻薬のひとつであるMDMAも使用した。 「MD

          薬物依存症ブロガー「早大卒シャブ太郎」さん、前科密告されて退職勧奨に…更生阻む「負の烙印」 - 弁護士ドットコムニュース
        • トイアンナ/クリエイターEXPO_D-03 on X: "ホス狂いについて知れば知るほど「これって趣味じゃなく依存症の一種だな」と強く思ったので、何百万円もホストに注ぎ込む人を「バカ、自業自得」と言えなくなった。脱するには医療や専門家の力が必要だよ。アルコール依存や薬物依存に似すぎている。"

            トイアンナ/クリエイターEXPO_D-03 on X: "ホス狂いについて知れば知るほど「これって趣味じゃなく依存症の一種だな」と強く思ったので、何百万円もホストに注ぎ込む人を「バカ、自業自得」と言えなくなった。脱するには医療や専門家の力が必要だよ。アルコール依存や薬物依存に似すぎている。"
          • 電脳ウミウシを薬物依存にするシミュレーションで、生物が”クスリ漬け”になる過程が明らかに - ナゾロジー

            電脳ウミウシを薬物依存にするシミュレーションで、生物が”クスリ漬け”になる過程が明らかに / 薬漬けになった電脳ウミウシのリアルな転落人生をみてみよう/Credit:イリノイ大学 (文字はナゾロジー編集部記入) animals plants

              電脳ウミウシを薬物依存にするシミュレーションで、生物が”クスリ漬け”になる過程が明らかに - ナゾロジー
            • 薬物依存症のイメージが根底から覆されたぞ『誰がために医師はいる クスリとヒトの現代論』 - HONZ

              『誰がために医師はいる クスリとヒトの現代論』(みすず書房)は、アディクション(嗜癖障害)治療を専門とされる松本俊彦医師による本だ。少なくとも私にとってはかなり衝撃的な内容だった。薬物依存に抱いていたイメージが大きく覆された。ほとんどの人も、読めばきっとそうなるだろう。 自伝的な語りを軸に、経験に基づいた考えが綴られていく。自ら進んだ道ではない、「左遷」かとも思えるような命令により依存症専門病院に赴任させられたことがきっかけだった。そこで出会った強面の覚せい剤依存症患者に「クスリのやめ方を教えて欲しい」と言われたことが出発点になった。 松本医師の基本的な考えは「覚せい剤というのはそんなに悪い薬物なのか」ということにつきる。「覚せい剤は幻覚や妄想を引き起こし、暴力事件を起こす。だから危険なのだ」という一般的な考えは、「薬物使用者を危険な精神病者としてゾンビやモンスターのように描く薬物乱用防止

                薬物依存症のイメージが根底から覆されたぞ『誰がために医師はいる クスリとヒトの現代論』 - HONZ
              • 清原和博 独占手記|執行猶予が明けるのが怖かった──薬物依存症との1595日|文藝春秋digital

                逮捕から4年4カ月──6月15日、覚醒剤取締法違反によって懲役2年6カ月、執行猶予4年の有罪判決を受けた元プロ野球選手・清原和博氏の執行猶予が明ける。清原氏は「この4年間で最も大きな出来事は、ふたりの息子と再会できたことです」と明かす。地獄を見た“天才打者”が、再生への軌跡を語った。/文・清原和博(元プロ野球選手)変わったという実感がない最近は人に会うたび「もうすぐ執行猶予が明けるね」と言われます。じつはそれが嫌で仕方ありません。 ぼくは2016年5月31日に覚せい剤取締法違反によって懲役2年6カ月、執行猶予4年の有罪判決を受けました。 その刑の効力が消滅するのが6月15日の午前0時0分です。 逮捕されて以来、ずっと暗いトンネルの中にいるようだったこの4年間、その日がくれば何かが変わるのではないかと思ってきたのは事実です。でも今は正直、執行猶予が明けるのが怖いんです。 なぜなら自分が変わっ

                  清原和博 独占手記|執行猶予が明けるのが怖かった──薬物依存症との1595日|文藝春秋digital
                • 『元薬物依存症のその後の人生』かつて薬物におぼれ逮捕されたこともある女性… ダメ男への依存や息子との別れなど、波乱万丈の人生を繰り広げてきた彼女の今とは #ねほりんぱほりん

                  NHK ねほりんぱほりん @nhk_nehorin 【シーズン9最終回!】 今夜お届けするのは 『元薬物依存症 その後の人生』 シーズン9を最後の最後までお楽しみください。 夜10時から、Eテレで。 NHKプラスでもご覧いただけます。 nhk.jp/p/nehorin/ts/N… #ねほりんぱほりん pic.x.com/NxZESshPRE 2025-03-21 07:55:20 リンク ねほりんぱほりん - NHK “元薬物依存症”その後の人生 - ねほりんぱほりん モグラに変身した山里亮太とYOUが、ブタに変身した顔出しNGのゲストからねほりはほり聞き出す赤裸々トーク人形劇。今回は「元薬物依存症 その後の人生」。 番組の開始以来、話を聞いてきたゲストは100組以上。改めて取材を敢行し、大きな変化があったゲストを再び迎える。今回登場するのは、初めての出演から9年。10回以上も定期検診を重

                    『元薬物依存症のその後の人生』かつて薬物におぼれ逮捕されたこともある女性… ダメ男への依存や息子との別れなど、波乱万丈の人生を繰り広げてきた彼女の今とは #ねほりんぱほりん
                  • なぜ突然、大麻「使用罪」創設の議論が始まった? 薬物依存症の専門家に裏表を聞きました。

                    厚生労働省は1月から、有識者会議「大麻等の薬物対策のあり方検討会」を作って議論を始めた。 治りにくいてんかんの治療などに医療用大麻が効果があることはわかっており、医療使用ができるよう法制度を整える意図もある。 なぜ急に今、議論を始めるのか。取締り強化よりも健康被害を最小限にする「ハームリダクション」の考え方が世界で広がる中、使用罪を作るのは妥当なのか。 BuzzFeed Japan Medicalは、検討会構成員の一人で、薬物依存症が専門の国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部長、松本俊彦さんにインタビューした。 急に罰則強化が検討され始めたワケーーなぜこのタイミングで罰則強化が検討されるのでしょうか? 世界の流れは、どちらかというと、規制を緩める方向に舵を切っている印象ですが。 もちろん、一番の理由は、難治性てんかんの治療薬として医療用大麻の治験、さらには臨床での使用が急がれている

                      なぜ突然、大麻「使用罪」創設の議論が始まった? 薬物依存症の専門家に裏表を聞きました。
                    • 失業と薬物依存に沈む労働者 英国で増える「絶望死」、立ち直る道は:朝日新聞デジタル

                      現代イギリスの地方の実像を知るため「オーウェルの道」をたどる旅は後半に入った。 舞台はイングランド北部だ。 マンチェスター近郊の街ロッチデールでパブに入ると、厳しい現実を目撃することになった。万引き…

                        失業と薬物依存に沈む労働者 英国で増える「絶望死」、立ち直る道は:朝日新聞デジタル
                      • 「通報はしない。捕まるなよ」薬物依存症の患者に精神科医が語りかける理由

                        「通報はしない。捕まるなよ」薬物依存症の患者に精神科医が語りかける理由薬物依存症の患者を診てきた埼玉県立精神医療センター副病院長の成瀬暢也さんは「通報はしない」と患者に約束し、「捕まるなよ」と声をかけます。 なぜなのでしょうか? 薬物依存症治療に関わってきた専門医で埼玉県立精神医療センター副病院長の成瀬暢也さんに話を聞いた。 薬物があったから生き延びてこられた人も多いーーまず、薬物を使うことを犯罪と見るか、病気と見るかですが、犯罪と見ている人が大多数だと思います。芸能人が薬物で逮捕された時のバッシングの酷さを見ても痛感するのですが、先生が薬物を使うことを「病気」と捉える理由について教えてください。 僕自身も1995年に依存症病棟に配属されてから10年ぐらいは患者さんをちゃんと診ていなかったと思います。 なんとなく嫌な感情を抱き、一人一人がどんな思いでいるか、その背景についてあまり関心を持っ

                          「通報はしない。捕まるなよ」薬物依存症の患者に精神科医が語りかける理由
                        • 《元患者も告発》傷害・覚せい剤で逮捕の“黒コートの精神科医”の驚くべき“前科”「劇薬リタリンを102万錠処方で社会問題」「薬物依存の末に患者が死亡」 | 文春オンライン

                          「今回の逮捕は再逮捕です。最初の逮捕は、2月26日の夜、歌舞伎町のマンションの警備員が『同居中の彼氏に殴られた人がいる』と通報したことがきっかけでした。後日、家宅捜査すると、伊沢容疑者の自宅から覚せい剤0.28グラムが見つかった。 伊沢容疑者は『自分のものではない』と供述しましたが、現行犯逮捕されました。親子ほども年の離れた20代の被害女性は、伊沢容疑者のクリニックに通う患者でしたが、『睡眠薬をあげる』などと言われて同居していたといいます」(全国紙社会部記者) 「また伊沢か」問題続きの“悪徳医師” 実は、伊沢容疑者は過去にもさまざまな問題を起こしてきた。 逮捕された伊沢容疑者(東京クリニックの公式サイトより) 「また伊沢か、という思いです。彼は昔から、薬物についてのモラルがなく、患者の女性に手を出していた」 こう話すのは伊沢を知るある医療関係者だ。 「診察室で女性患者を殴って、傷害罪で有罪

                            《元患者も告発》傷害・覚せい剤で逮捕の“黒コートの精神科医”の驚くべき“前科”「劇薬リタリンを102万錠処方で社会問題」「薬物依存の末に患者が死亡」 | 文春オンライン
                          • なぜ薬物依存症の患者を診ている医師が、大麻「使用罪」創設に賛成するのか?

                            大麻の「使用罪」を新たに設ける方向で検討が進められている厚生労働省の審議会「大麻規制検討小委員会」。 この前段として、昨年開かれていた「大麻等の薬物対策のあり方検討会」と大きく変わったことがある。 大麻で医療にかかる患者を診ている医師代表の委員が、罰則を設けることに賛同したことだ。 海外では罰則で懲らしめることから回復支援に舵を切る中、世界の潮流に逆行するかのような厳罰化に、患者を診ている医師が賛同したのはなぜなのだろうか? BuzzFeed Japan Medicalは、その委員、神奈川県立精神医療センター依存症診療科・依存症研究室・副院長の小林桜児さんに真意を聞いた。 大麻だけでは困ることは少ない——前段の「大麻のあり方検討会」では松本俊彦先生が大麻を使った患者を診ている立場から使用罪導入に反対していました。小林先生に変わってから使用罪を肯定する発言に変わったことに驚きました。 (使用

                              なぜ薬物依存症の患者を診ている医師が、大麻「使用罪」創設に賛成するのか?
                            • 脳に電極埋め込み、アルコールや薬物依存を治療? 英ケンブリッジ大などが被験者募集中【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)

                              脳に電極埋め込み、アルコールや薬物依存を治療? 英ケンブリッジ大などが被験者募集中【研究紹介】 2025年3月19日 英国のケンブリッジ大学、キングス・カレッジ・ロンドン(KCL)、オックスフォード大学が共同で実施する「Brain-PACER」(Brain-PACER: Brain Pacemaker Addiction Control to End Relapse)は、アルコールや薬物(オピオイド)への依存症で苦しむ患者に対して、脳深部刺激療法(DBS)を行って脳の働きに介入し、強い欲求や衝動の制御を目指す研究プロジェクトである。(プレスリリース) ▲鎖骨付近に埋め込んだペースメーカーから、電気が脳へと送られる仕組みを表した図 keyboard_arrow_down 研究内容:すでにパーキンソン病などの治療法としては確立 keyboard_arrow_down 募集要項 keyboard

                                脳に電極埋め込み、アルコールや薬物依存を治療? 英ケンブリッジ大などが被験者募集中【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)
                              • 海外で人気を集めていた「薬物依存症の怖さ」をアニメ化した映像作品 : らばQ

                                海外で人気を集めていた「薬物依存症の怖さ」をアニメ化した映像作品 薬物、アルコール、ギャンブルなど、依存症に陥りやすいものが身近にたくさんあります。 薬物依存症の怖さをアニメーションで表現した映像作品が注目を集めていました。 Reddit/Iky_Greenz 最初は興味もなく通り過ぎるところから……。 ある日、興味本位で摂取すると、それはもう夢心地のように気分に。 2度目も3度目も同じように効果が出ます。 しかしながら回を重ねるごとに、気分が良くなる時間は短くなり、元に戻ったときは前よりひどい状態になっていきます。 やがて普通の状態に一瞬戻るためだけになり、そのときには戻れなくなっています。 どの依存症についても程度の差はあれ、こんな感じになるのでしょう。 海外掲示板のコメントをご紹介します。 ●それが25年間続き、より大きな黄色い点を飲み続ける部分を忘れている。 ↑そして、ガレージや机

                                  海外で人気を集めていた「薬物依存症の怖さ」をアニメ化した映像作品 : らばQ
                                • 「飲めば飲むほど症状がひどくなる」ドラッグストアで気軽に買ってはいけない"あるクスリ"【2021編集部セレクション】 服用のしすぎで薬物依存状態に…

                                  鎮痛剤の飲み過ぎが頭痛を引き起こす これまで紹介してきた片頭痛や緊張性頭痛は一般にも比較的知られています。しかし、3番目に多い薬物乱用頭痛を知っている人は多くはいません。 私のもとには、頭痛に悩む多くの患者さんがやってきます。痛みがひどく、市販の鎮痛薬を摂取して何とか抑えている人もいます。精密検査を受けても異常は見当たらず、原因が分からずにやってくる人もいます。 話をうかがうと、なかには市販薬の服用が習慣化している人もいます。朝晩、毎日使用しているというケースもありましたが、自分の判断でどんどん薬を飲んでしまうと危険です。薬が効かなくなるばかりか、逆に頭痛がひどくなるからです。仕事や日常生活にも影響を及ぼします。そのような患者さんは薬物乱用頭痛が原因である恐れがあります。 本稿では片頭痛、緊張性頭痛に続く“第3の頭痛”である「薬物乱用頭痛」を取り上げます。これは痛みの専門家でなければ医師で

                                    「飲めば飲むほど症状がひどくなる」ドラッグストアで気軽に買ってはいけない"あるクスリ"【2021編集部セレクション】 服用のしすぎで薬物依存状態に…
                                  • 大麻やめられず逮捕、釈放、また大麻、ついにグミも…薬物依存の当事者が警鐘「若者の『入り口』に」(産経新聞) - Yahoo!ニュース

                                    大麻などの薬物を使用してからの経験を手帳にまとめ、現在治療中の男性=11月30日、横浜市港南区(梶原龍撮影 大麻に似た成分を含むグミを食べた人の健康被害が相次いだ問題で、製品から検出された合成化合物HHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)の販売や所持、使用が2日から禁止された。ただ今後、新たな類似製品が出回る可能性も否定できない。「(大麻グミなどが)未経験者の『入り口』になるかもしれない」。薬物依存に苦しむ当事者は、自身の経験を元に警鐘を鳴らす。(梶原龍) 【写真】大麻類似の成分を含んでいるとみられるグミ ■離脱症状ひどく 神奈川県出身の男性(30)が初めて大麻と出合ったのは16歳の時。高校を退学し、地元の先輩に誘われ「たばこの延長のつもりで」吸った。「最初は気持ち悪かったが、慣れてくるとリラックスできる気持ちになれた」。やがて自分が使うだけでなく、友人に大麻を売るようになった。 「合法

                                      大麻やめられず逮捕、釈放、また大麻、ついにグミも…薬物依存の当事者が警鐘「若者の『入り口』に」(産経新聞) - Yahoo!ニュース
                                    • 薬物依存だった母…医師になった娘が気づいた依存症の「本当の敵」

                                      母親を殺したいと思うことも 薬物依存症だった母親 依存症にならないためにできること テレビのコメンテーターなどで活躍する医師、おおたわ史絵(ふみえ)さん。3年前から刑務所で受刑者の医療措置や健康管理を行う「矯正医療」に携わっています。その背景には自身の過酷な生育環境があるといいます。昨年9月に出版した『母を捨てるということ』(朝日新聞出版)では、薬物依存症に陥った母親との長年の確執を明らかにし、母親に「死んでほしい」と願うまでに追い詰められた心境をつづっています。依存症と向き合うにはどうしたらよいのか、笑下村塾のたかまつななが話を聞きました。 おおたわ史絵(おおたわ・ふみえ) 総合内科専門医。法務省矯正局医師。東京女子医科大学卒業。大学病院、救命救急センター、地域開業医を経て現職。刑務所受刑者たちの診療に携わり、日本でも数少ないプリズンドクターを務める。ラジオ、テレビ、雑誌など、各メディア

                                        薬物依存だった母…医師になった娘が気づいた依存症の「本当の敵」
                                      • 新型コロナ、薬物依存症の患者が窮地に、米国

                                        2020年3月27日、米国ワシントン州オリンピアのクリニック。オピオイド依存症の治療薬を受け取りに来た人々が、アルコール消毒液を手に受ける。クリニックは現在、屋外で患者を受け入れている。新型コロナウイルス感染症が流行している間は、感染防止対策の一環として来院回数を減らすため、薬の処方期間の延長が認められた。(Photograph by Ted S. Warren, AP Photo) 2016年、アイオワ大学の医学部へ通うために故郷へ戻ったサラ・ジーゲンホーン氏は、薬物依存者を支援する小さな非営利団体「ハームリダクション連合アイオワ州支部」を立ち上げた。現在、医療検査やカウンセリング、無料で配布される日用品を求めて、年間5000人以上が同センターを訪れている。 ハームリダクションとは、薬物を無理にやめさせるのではなく、依存症の害(ハーム)をできるだけ減らす(リダクション)ことを目的とする取

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                                        • ヤクザから16歳で覚醒剤を教えられ…33年間やめられず廃人寸前まで堕ちた55歳女性YouTuberが語る薬物依存の恐怖 | デイリー新潮

                                          「週刊新潮」の発売前日に速報が届く! メールマガジン登録 デイリー新潮とは? 広告掲載について お問い合わせ 著作権・リンクについて ご購入について 免責事項 プライバシーポリシー データポリシー 運営:株式会社新潮社 Copyright © SHINCHOSHA All Rights Reserved. すべての画像・データについて無断転用・無断転載を禁じます。

                                            ヤクザから16歳で覚醒剤を教えられ…33年間やめられず廃人寸前まで堕ちた55歳女性YouTuberが語る薬物依存の恐怖 | デイリー新潮
                                          • 薬物依存症、タリバン政権下で強制リハビリ アフガニスタン

                                            【10月28日 AFP】そり上げた頭にぶかぶかのチュニック、追い立てられているようなおびえた目つき──イスラム主義組織タリバン(Taliban)に捕らえられた薬物依存症者たちはこれから45日間、離脱症状の苦しみと闘う。 アフガニスタンの首都カブールにあるアビセンナ薬物治療病院(Avicenna Medical Hospital for Drug Treatment)。ここに収容された人の多くは短期間のうちに過酷な方法で、強度の薬物依存から引き離される。 イスラム強硬派のタリバンが同国の実権を掌握して以降、薬物使用者が集まる場所の取り締まりが増えているようだ。 麻薬と凶悪犯罪の代名詞であるプルエスクタ(Pul-e-Sukhta)という地区はカブール西部にある。ここでは橋の下の汚れた空間で、数百人の薬物使用者が寝泊まりしている。 リハビリ病院の救急車が近づくのが見えると、悪臭漂う地面からまだ起

                                              薬物依存症、タリバン政権下で強制リハビリ アフガニスタン
                                            • 必要なのは「ダメ。ゼッタイ。」ではなく、「やっちゃった」と打ち明けられる社会。薬物依存症治療のパイオニア・松本俊彦が、患者たちに教えられた多くのこと - 社会 - ニュース

                                              週プレNEWS TOPニュース社会必要なのは「ダメ。ゼッタイ。」ではなく、「やっちゃった」と打ち明けられる社会。薬物依存症治療のパイオニア・松本俊彦が、患者たちに教えられた多くのこと 必要なのは「ダメ。ゼッタイ。」ではなく、「やっちゃった」と打ち明けられる社会。薬物依存症治療のパイオニア・松本俊彦が、患者たちに教えられた多くのこと 違法薬物乱用に対し厳罰化を求める風潮は年々高まっている。だが、依存症治療の専門家で精神科医の松本俊彦(まつもと・としひこ)は、時に「犯罪者を擁護するのか」と叩かれながらも、「必要なのは刑罰ではなく、治療」と世間に発信し続けている。逆風に屈せず、道を切り開いてきた彼の原点を探った。 * * * ■「ダメ。ゼッタイ。」で社会全体が思考停止に 松本が開発した薬物依存症治療プログラム「スマープ」の教本。これを用い、依存症当事者同士が対話を重ね、回復を目指していく 精神科

                                                必要なのは「ダメ。ゼッタイ。」ではなく、「やっちゃった」と打ち明けられる社会。薬物依存症治療のパイオニア・松本俊彦が、患者たちに教えられた多くのこと - 社会 - ニュース
                                              • なぜ統合失調症や薬物依存に苦しむ人は「正しい判断」を下しにくくなるのか?

                                                人々は日常のさまざまな場面で「判断」を下しており、失敗やアドバイスを元に自分の判断能力を向上させ、自分にとって正しい判断を下せるように改善を繰り返します。多くの人がこれを当たり前と感じている一方、統合失調症の患者や薬物などの中毒(物質使用障害)に苦しむ人は正しい判断を下すことが困難だそうで、クイーンズランド大学の研究者であるJames Kesby氏らがその理由について解説しています。 Why do some people struggle to make 'healthy' decisions, day after day? https://theconversation.com/why-do-some-people-struggle-to-make-healthy-decisions-day-after-day-147666 日常の状況では、明確に「正しい判断」と「間違った判断」を分ける

                                                  なぜ統合失調症や薬物依存に苦しむ人は「正しい判断」を下しにくくなるのか?
                                                • 「白いごはんを食べるのは砂糖を食べるのと同じ」脳を侵食する"糖質中毒"の恐さ 薬物依存症よりずっと治療が難しい

                                                  ごはんを食べるのは砂糖を食べるのと同じ 食べ過ぎたら太るものとはなんでしょう。 以前は、「カロリーの高いもの」「油っぽいもの」がダイエットの大敵だと言われていました。 たとえば、マヨネーズやバターは太る食品の代表とされてきました。 今でもそのように考えている人がいますが、医学的に大間違いです。 私たちを太らせるのは、カロリーや脂肪ではありません。人は糖質によって太ります。 太っている人は、成分としての糖質を1日300g以上摂っています。500gくらい摂っている人もいます。それに対して、脂質やタンパク質は5分の1の60g程度。つまり、圧倒的に糖質に偏った食事をしているのです。 ここで大事なのは、ごはん、麺、パン、パスタ、イモ類などの炭水化物は、すべて糖質だということです。 これら炭水化物は「多糖類」といい、消化・吸収の過程ですべてブドウ糖に分解されます。砂糖は「二糖類」で、やはりブドウ糖に分

                                                    「白いごはんを食べるのは砂糖を食べるのと同じ」脳を侵食する"糖質中毒"の恐さ 薬物依存症よりずっと治療が難しい
                                                  • 河合優実が語る『あんのこと』。薬物依存や過酷な家庭環境……現実のなかに映画が見出した「救い」 | CINRA

                                                    飛ぶ鳥を落とす勢い、というお決まりのフレーズが、いまこれほどリアルにハマる新鋭俳優もほかにいない。そう、現在23歳の河合優実だ。2019年のデビュー以来、卓越した演技力や存在感で業界内外の注目をぐんぐん集め、2022年には『由宇子の天秤』(監督:春本雄二郎)や『サマーフィルムにのって』(監督:松本壮史)などの演技で『キネマ旬報ベスト・テン』新人女優賞、『ブルーリボン賞』新人賞、『ヨコハマ映画祭』最優秀新人賞を獲得。今年(2024年)は宮藤官九郎脚本のTBSドラマ『不適切にもほどがある!』の“昭和の高校生”純子役で大ブレイクを果たし、幅広い層におなじみの顔となった。 さらに5月、『第77回カンヌ国際映画祭』監督週間に正式出品され、国際批評家連盟賞に輝いた主演作『ナミビアの砂漠』(監督:山中瑶子)も今年夏の公開が予定されている。本人の芝居もさることながら、出演作の質の高さに定評があり、最前線に

                                                      河合優実が語る『あんのこと』。薬物依存や過酷な家庭環境……現実のなかに映画が見出した「救い」 | CINRA
                                                    • 「もっといいの。あげる」ベンツで女性をひき殺した“川崎の偽セレブ女” 元夫が初告白《明大生時代からの乱倫と薬物依存》 | 文春オンライン

                                                      こう話すのは、自動車運転処罰法違反、覚醒剤取締法違反などの罪に問われ、3月15日に、東京地裁から懲役5年の判決を言い渡された中川真理紗被告(32)の元夫であるAさんだ。 中川は、昨年5月20日に東京都大田区で警察の職務質問を振り切って車を発進させ、時速121キロメートルで道路脇に突っ込み、歩道にいた高橋悠さん(当時34)をはねて死亡させた。近くのマンションに逃げ込んだところを逮捕され、その後の尿検査で覚醒剤が検出された。 親への報告もなく結婚 Aさんと中川被告が出会うきっかけは、「mixi」だった。2009年末に知り合ってすぐに意気投合し交際に発展、半年もたたない2010年2月1日には入籍している。 「当時、私は『mixi』の日記に自作の詩を公開していたんですが、それに真理紗がメッセージを送ってきたんです。当時の真理紗は明治大学の大学生でした。容姿に一目惚れしたということもありましたが、彼

                                                        「もっといいの。あげる」ベンツで女性をひき殺した“川崎の偽セレブ女” 元夫が初告白《明大生時代からの乱倫と薬物依存》 | 文春オンライン
                                                      • 「飲めば飲むほど症状がひどくなる」ドラッグストアで気軽に買ってはいけない"あるクスリ" 服用のしすぎで薬物依存状態に…

                                                        ある種類の頭痛は、薬を飲むほど症状が悪くなる恐れがある。横浜市立大学附属市民医療センターペインクリニック内科の北原雅樹医師は「鎮痛薬をひと月に15回以上摂取している人は薬物乱用頭痛の疑いがある。頭痛薬を飲むほど悪化するので、薬に頼ることをやめて、すぐに医師の診断を受けてほしい」――。(聞き手・構成=医療・健康コミュニケーター高橋誠) 鎮痛剤の飲み過ぎが頭痛を引き起こす これまで紹介してきた片頭痛や緊張性頭痛は一般にも比較的知られています。しかし、3番目に多い薬物乱用頭痛を知っている人は多くはいません。 私のもとには、頭痛に悩む多くの患者さんがやってきます。痛みがひどく、市販の鎮痛薬を摂取して何とか抑えている人もいます。精密検査を受けても異常は見当たらず、原因が分からずにやってくる人もいます。 話をうかがうと、なかには市販薬の服用が習慣化している人もいます。朝晩、毎日使用しているというケース

                                                          「飲めば飲むほど症状がひどくなる」ドラッグストアで気軽に買ってはいけない"あるクスリ" 服用のしすぎで薬物依存状態に…
                                                        • 一般用医薬品による薬物依存の実態 | 2021年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

                                                          薬物依存というと,多くの人は覚醒剤や大麻といった違法薬物を連想するかもしれない。確かに,わが国の薬物依存臨床における中心的な依存性物質は覚醒剤であり,これまで薬物依存に対する治療や支援は覚醒剤乱用者を中心に議論されてきた。しかし,違法薬物ではなく,医療者にとって身近な医薬品を原因とする薬物依存が近年増加している。 例えば,精神科医療施設における薬物依存患者を対象とする全国調査によれば,睡眠薬や抗不安薬(主としてベンゾジアゼピン系薬剤)といった処方薬や,咳止め,風邪薬といった一般用医薬品を乱用し薬物依存となる患者が,覚醒剤に次ぐ患者群になっている(図)1)。一般用医薬品(以下,市販薬)とは処方箋なしでも薬局やドラッグストアで気軽に購入できる市販薬のことであり,カウンター越しに販売される医薬品という意味から,OTC薬(Over The Counter Drug)とも呼ばれる。また,救急医療の現

                                                            一般用医薬品による薬物依存の実態 | 2021年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
                                                          • 自己流の無茶な治療がまかり通る薬物依存症 罰則や逮捕は治療に必要なのか?

                                                            大麻「使用罪」を創設する動きがある中、厚労省の議論に加わっている依存症診療専門の医師からも出された「サンクション(罰則)が必要だ」という発言。 トラウマの痛みを大麻で紛らわす使用者も多い中、罰や逮捕はプラスになるのだろうか? さらなる傷を与えることにはならないのか? 医療者の理解も進まない薬物依存症で、支援者は患者にどう向き合うべきなのか、患者国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部長の松本俊彦さんに聞いていく。 患者を支援する時、厳しさは必要か?——先生も患者さんと向き合っている時、腹が立つこともあると思います。患者さんが問題行動を起こすこともあるでしょう。「厳しさもなければダメだ」と小林先生は言っていますが、依存症診療の医療者には厳しさも必要なのですか? 僕が患者さんに厳しいことを言ったことがないかと言えば、嘘になります。病院の中の立場もありますし、治療上必要だと思って言うこともあ

                                                              自己流の無茶な治療がまかり通る薬物依存症 罰則や逮捕は治療に必要なのか?
                                                            • セサミストリートが薬物依存症の母親を持つ里子カーリのエピソード日本語吹替版を初公開—家族を題材にしたエピソードを毎週配信

                                                              セサミストリートや子どもの教育プログラムを手掛けるアメリカ合衆国の501(c)(3)(非営利組織)Sesame Workshop(セサミワークショップ)は、セサミストリートの日本公式YouTubeチャンネルでカーリのエピソード『みんなの力をかりて』の日本語吹替版を初めて公開。 今回公開されたエピソード『みんなの力をかりて』の日本語吹替版は、俳優のChris Knowings(クリス・ノウィングス)演じるヒューマンキャストChris(クリス)と、Elmo(エルモ)、薬物依存症の母親を持つ里子のカーリが遊んでいるシーンから始まり、クリスとカーリがエルモにカーリの母親の事情を説明する様子が映し出され、カーリは自身の母親が出掛けている理由について「みんなで大人の問題を話し合ってるんだよ。また元に戻らないようにって、毎日言ってる。ママは・・・そう・・・みんなの力をかりて自分を大切にすることを勉強して

                                                                セサミストリートが薬物依存症の母親を持つ里子カーリのエピソード日本語吹替版を初公開—家族を題材にしたエピソードを毎週配信
                                                              • わが子を虐待していた男性のその後は?元薬物依存症の女性はクスリに手を出してない? #ねほりんぱほりん その後を知りたいSP

                                                                リンク ねほりんぱほりん - NHK 「あの人は今 その後を知りたいSP」 - ねほりんぱほりん - NHK 顔出しNGの人物から赤裸々な話を聞き出すトーク番組を、子ども番組伝統の人形劇で見せるスタジオショー。今回は「あの人は今 その後を知りたいスペシャル」。 これまで話を聞いてきた63組のうち3人を再びゲストに迎える。羽生結弦選手と出会い人生が激変したと話していた女性、5年前から話を聞いてきた元薬物依存症の女性、そして、わが子を虐待し家族と別居していた男性…時を経て変化した人生と心境について語る。 NHK ねほりんぱほりん @nhk_nehorin 【ねほりんぱほりん・あの人は今 その後を知りたいSP】 2015年の放送開始以来、登場したゲストは63組。 今夜はその中から、あの3人が帰ってきます! #ねほりんぱほりん pic.twitter.com/Cp1Jw447nv

                                                                  わが子を虐待していた男性のその後は?元薬物依存症の女性はクスリに手を出してない? #ねほりんぱほりん その後を知りたいSP
                                                                • 清原和博氏 執行猶予満了を報告 これからの人生を「薬物依存症の人たちと、野球界、高校野球に捧げたい」 - スポニチ Sponichi Annex 野球

                                                                  清原和博氏 執行猶予満了を報告 これからの人生を「薬物依存症の人たちと、野球界、高校野球に捧げたい」

                                                                    清原和博氏 執行猶予満了を報告 これからの人生を「薬物依存症の人たちと、野球界、高校野球に捧げたい」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
                                                                  • 人はなぜ薬物依存症になるのか? 『薬物依存症の日々』(清原 和博) | 松本 俊彦 | 書評

                                                                    2023.08.02書評 人はなぜ薬物依存症になるのか? 文:松本 俊彦 (精神科医、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部長) 『薬物依存症の日々』(清原 和博) 出典 : #文春文庫 ジャンル : #ノンフィクション 『薬物依存症の日々』(清原 和博) のっけからいきなり質問です。 「人はなぜ薬物依存症になるのでしょうか?」 みなさんはどう答えますか? 一回でも薬物を使用すると、薬物による快感が脳内報酬系をハイジャックし、人を薬物の奴隷に変えてしまうから? これについては、薬物依存症治療を専門とする精神科医として声を大にして、こう答えたいと思います。 「まさか!」 たとえばアルコールはれっきとした薬物であり、その薬理学的依存性は決して弱くはありません。しかし、誰もが使用経験を持っていて、大半の人はコントロールして嗜んでいるはずです。それでは、そのアルコールの初体験は

                                                                      人はなぜ薬物依存症になるのか? 『薬物依存症の日々』(清原 和博) | 松本 俊彦 | 書評
                                                                    • 「覚せい剤中毒より治療が困難」普通の人を薬物依存に陥らせる"あるクスリ" 精神科医の気軽な処方が根本原因 (3ページ目)

                                                                      「苦痛の緩和」を求めるベンゾ依存症患者 覚せい剤依存症患者の多くは、「刺激を求めて」「(友人や恋人に)誘われて」など、刺激ないしは快楽希求的な動機、あるいは、人との親密な関係を契機として乱用を始めていたのに対し、ベンゾ依存症患者は、「不眠や不安を軽減するために」「抑うつ気分を改善するために」といった意図から、単独で使いはじめているのが特徴だった。 このことは二つの重要な事実を示唆していた。 一つは、ベンゾ依存症患者は決して「快感」を求めて薬物を乱用しているのではなく、あくまでも「苦痛の緩和」を求めて薬物を乱用している、ということだった。 これは、たとえ快感を引き起こさなくとも、苦痛緩和の作用さえあれば、人は依存症に罹患しうることを意味する。いや、快感ならば飽きるだろうが、苦痛緩和となると飽きるわけにはいかない。自分が自分でありつづけるためには手放せないものとなる。 もう一つは、この「苦痛の

                                                                        「覚せい剤中毒より治療が困難」普通の人を薬物依存に陥らせる"あるクスリ" 精神科医の気軽な処方が根本原因 (3ページ目)
                                                                      • ダルク創設の近藤恒夫さんが死去 薬物依存者の回復を支援 | 共同通信

                                                                        Published 2022/03/07 11:52 (JST) Updated 2022/03/07 12:45 (JST) 薬物依存者の回復を支援する民間施設「ダルク」の創設者で、日本ダルク代表の近藤恒夫(こんどう・つねお)さんが2月27日午前7時21分、大腸がんのため東京都の自宅で死去した。80歳。秋田県出身。葬儀は近親者で行った。 30歳の時に覚醒剤を使用して依存症になり、1980年に覚醒剤取締法違反罪で執行猶予付きの有罪判決を受けた。その後、アルコール依存症の回復施設のスタッフを経て、85年7月に薬物依存者が共同生活などを通じて回復を目指す日本初の民間施設「ダルク」を東京に設立した。

                                                                          ダルク創設の近藤恒夫さんが死去 薬物依存者の回復を支援 | 共同通信
                                                                        • 「執行猶予が明けるのが怖いんです…」清原和博が明かす“薬物依存症と戦い続けた4年間” | 文春オンライン

                                                                          2016年、覚せい剤取締法違反の罪によって有罪判決を下された。 『懲役2年6ヶ月、執行猶予4年』 それがまもなく満了しようとしている。 6月15日午前0時に執行猶予が明ける 2020年6月15日、午前0時0分。 逮捕されてからずっと、その日をめざして生きてきたはずだった。それなのに、いざその瞬間を目の前にした清原氏は、巨体を縮めて怯えてしまっているのだ。 「最近は会う人、会う人に『もうすぐ執行猶予が明けるね』と言われるんですけど、それが嫌で嫌で……。怖いんです」 西武時代 ©文藝春秋 誰かが言う。 『更生してもらいたい』 『復活を願っています』 何をもって更生なのか。復活なのか。清原氏にはそれがわからない。 「本質の部分は変わらないと思うんで……」 「執行猶予が明けたらいきなり聖人君子にならないといけないプレッシャーのようなものです。いきなりぼくの中で何かが変わるわけではないですから……。

                                                                            「執行猶予が明けるのが怖いんです…」清原和博が明かす“薬物依存症と戦い続けた4年間” | 文春オンライン
                                                                          • 超音波を使ってアルツハイマー病の進行を遅らせたり薬物依存をやめさせたりする治療法が登場している

                                                                            ウェストバージニア大学ロックフェラー神経科学研究所の神経外科医であるアリ・レザイ氏が研究する「超音波技術を用いたアルツハイマー病と薬物依存症の治療法」を、アメリカのニュースメディアであるCBSが特集しています。 Neurosurgeon works to slow Alzheimer's progression, treat addiction with cutting-edge technology - CBS News https://www.cbsnews.com/news/neurosurgeon-works-to-slow-alzheimers-progression-treat-drug-addiction-60-minutes-transcript/ Neurosurgeon pioneers Alzheimer's, addiction treatments using u

                                                                              超音波を使ってアルツハイマー病の進行を遅らせたり薬物依存をやめさせたりする治療法が登場している
                                                                            • 「通報はしない。捕まるなよ」薬物依存症の患者に精神科医が語りかける理由(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース

                                                                              薬物問題を健康問題として捉え、治療や回復支援に舵を切る世界の潮流と逆を行き、大麻「使用罪」を新設する議論をしている日本。薬物を使うのが止められない患者に、逮捕や刑罰はどう影響するのか。薬物依存症治療に関わってきた専門医で埼玉県立精神医療センター副病院長の成瀬暢也さんに話を聞いた。【BuzzFeed Japan Medical/岩永直子】 薬物があったから生き延びてこられた人も多いーーまず、薬物を使うことを犯罪と見るか、病気と見るかですが、犯罪と見ている人が大多数だと思います。芸能人が薬物で逮捕された時のバッシングの酷さを見ても痛感するのですが、先生が薬物を使うことを「病気」と捉える理由について教えてください。 僕自身も1995年に依存症病棟に配属されてから10年ぐらいは患者さんをちゃんと診ていなかったと思います。 なんとなく嫌な感情を抱き、一人一人がどんな思いでいるか、その背景についてあま

                                                                                「通報はしない。捕まるなよ」薬物依存症の患者に精神科医が語りかける理由(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース
                                                                              • 「私たちは皆、同じ人間でしょう?」──薬物依存や路上生活、別離を乗り越えた歌手マリアンヌ・フェイスフルの人生観。【世界を変えた現役シニアイノベーター】

                                                                                PARIS, FRANCE - APRIL 11: Marianne Faithfull attends the Gus Van Sant : Retrospective at la cinematheque on April 11, 2016 in Paris, France. (Photo by Pierre Suu/Getty Images)Pierre Suu / Getty Images 「17歳の時、とても美しい女の子と一緒にベッドで寝ていたら、母がいきなりドアを開けてしまって。何かを察したのか、無言でドアを閉め、その件については以後お互い口にすることはありませんでした。そういうことに関しては、母はとても冷静でした。若い頃にベルリンでダンサーをしていた母自身、相手の性別を問わず恋愛していましたから」 自身のバイセクシュアリティを『ADVOCATE』誌に語った歌手のマリアンヌ・フ

                                                                                  「私たちは皆、同じ人間でしょう?」──薬物依存や路上生活、別離を乗り越えた歌手マリアンヌ・フェイスフルの人生観。【世界を変えた現役シニアイノベーター】
                                                                                • 『薬物依存症ブロガー「早大卒シャブ太郎」さん、前科密告されて退職勧奨に…更生阻む「負の烙印」 - 弁護士ドットコムニュース』へのコメント

                                                                                  世の中 薬物依存症ブロガー「早大卒シャブ太郎」さん、前科密告されて退職勧奨に…更生阻む「負の烙印」 - 弁護士ドットコムニュース

                                                                                    『薬物依存症ブロガー「早大卒シャブ太郎」さん、前科密告されて退職勧奨に…更生阻む「負の烙印」 - 弁護士ドットコムニュース』へのコメント

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