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評伝の検索結果41 - 80 件 / 3131件

  • 龍一教授はどうして昭和アニメを履歴から抹消したのか?|元・神童のKKさん

    前にもこのトピックで書き残した気がしていたのですが今見てみたら英語で書いていますね。 以下は日本語で再論したものです。 * 1987年3月、後に「エヴァンゲリオン」で大騒動を起こすことになるアニメ制作集団・ガイナックスが、初の長編アニメ映画を作り上げて、公開にこぎつけました。 公開時のTVスポット予告編。冒頭ナレーションがどなたか注目! 当時のPのひとりが、後にある鼎談でこんな意の裏話をしていました。「公開の箔付け用に、映画の都ハリウッドがあるロサンゼルスで先行公開した。反応は悪くなかったが必ずこう訊かれた。『どうしてこれをアニメーションで作らないといけなかったんだ?俳優を雇って撮ればいいのに』と。これには不快だったが、考えてみれば我々だって東ヨーロッパの人形アニメ映画を見ると『役者を使って撮れる話を、どうしてこんな風にわざわざ人形を使ってこつこつ撮影しないといけないわけ?』と思うだろう。

      龍一教授はどうして昭和アニメを履歴から抹消したのか?|元・神童のKKさん
    • 日本人が知らない南部鉄器の海外人気、フランスから世界へ急拡大

      ルポライター。1959年、東京生まれ。早稲田実業学校卒業後、早稲田大学第一文学部卒業。これまで経済誌や総合誌を舞台に、企業経営者(特に中小企業)、職人、研究者などのインタビュー記事を多数執筆。近年は人物評伝に注力。主な著書に『全員反対! だから売れる』(新潮社2004年)、『よくわかる介護・福祉業界』(日本実業出版社2007年改訂版)、『ヤフー・ジャパンはなぜトップを走り続けるのか』(ソフトバンククリエイティブ2006年)、『満身これ学究 古筆学の創始者、小松茂美の闘い』(文藝春秋2008年)、『大好きなニッポン、恥ずかしいニッポン』(マガジンハウス2011年)、『らくだ君の「直言流」』(出版芸術社)2014年)などがある。 katsumi-y@my.email.ne.jp 飛び立て、世界へ! 中小企業の海外進出奮闘記 小さくても特定の商品やサービスで世界的なシェアを持ち、グローバルに活動

        日本人が知らない南部鉄器の海外人気、フランスから世界へ急拡大
      • 観る前に読むべし。ジブリ新作「 風立ちぬ」がもっと泣ける超文学的ブックガイド - エキサイトニュース

        2013年6月26日、NHK朝の連続ドラマ『あまちゃん』での話。 ヒロインの母・春子(小泉今日子)が少女期の1984年に、TVのオーディション番組で松田聖子の「風立ちぬ」を歌った。 春子は聖子ちゃんファンという設定である。 この時代の春子は有村架純が演じているのだが、この場面が話題になったのは、その歌声を小泉今日子があてていたからだ。キョンキョンが聖子ちゃんの大ヒット曲を歌うというだけで、白飯が3杯くらい喰えてしまったオールドファンもいたかもしれない。 しかし宮崎駿監督作品『風立ちぬ』のプレス試写を翌日に控えた私はTVを見ながら、またべつのことを考えていた。 宮藤官九郎がこの時期(1984年ではなく、2013年6月下旬に)春子に「風立ちぬ」を歌わせたのは、ジブリ新作の公開に合わせたのではないか? ……ま、ただの偶然だと思いますが、最晩年のナンシー関がたしか、最も深読みされている男、と呼んだ

          観る前に読むべし。ジブリ新作「 風立ちぬ」がもっと泣ける超文学的ブックガイド - エキサイトニュース
        • マライの異常な愛情、または「私は如何にして心配するのを止めて『銀英伝』を愛するようになったか」膨張する宇宙篇(マライ・メントライン) - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ

          地下格闘技場みたいな暗黒頭脳フィールド 【前回概要】微妙に『ノイエ銀英伝』(『銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀』)の中の人といえるかもしれない、ドイツ語というか「銀河帝国語」監修担当のマライ・メントラインが、制作の舞台裏や作品の魅力を語る! そして作品解釈の深奥に分け入ろうとしたところで「待て、次号!」という勿体ぶり商業主義じみた展開が。ズルいぞマライ! そしてついに、その「次号」がやってきたのだ。 「銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀」第一章 本予告 今回は完全に個人的見解を述べます。前回記事がプロダクションI.Gや銀英伝公式の協力をいただいた檜舞台だったのに対し、今回は、法律が存在しない地下格闘技場みたいな暗黒頭脳フィールドですので、どうぞよろしくお願い致します。 さて銀英伝には、「史実的エッセンスの再構築」という面で識者を唸らせる瞬間が多いわけですが、私

            マライの異常な愛情、または「私は如何にして心配するのを止めて『銀英伝』を愛するようになったか」膨張する宇宙篇(マライ・メントライン) - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ
          • 人の「本棚が見たい」のはなぜか?ーー本棚記録サービスを作りたい(1)|小島奈菜子

            人の「本棚が見たい」のはなぜか? 本好きによる本好きのための月刊誌『本の雑誌』。その巻頭コーナーを飾っているのが「本棚が見たい!」というカラー写真ページだ。脈々と続いているこの連載は、これまで2冊の書籍『絶景本棚』『絶景本棚2』として刊行されているほどの人気ぶりである。本棚のある部屋の雰囲気が伝わる全体像と、背の文字が読めるアップの写真とで構成されていて、知っている本に目を留めながら知らない本の背を読んだり、全体の構成からジャンルの分け方を眺めたりすることで、持ち主の興味のベクトルや意図を想像しながら「本棚を読む」ことができる(『絶景本棚』ではこれを「背表紙読書」と言っている。ぴったりな表現だ)。 『絶景本棚』本の雑誌編集部/編 中村規/写真 ところで、本好きの人間はどうしてこんなに人の「本棚が見たい!」と思うのだろう。『本の雑誌』の巻頭連載には、まず書店さんの本棚が掲載されていて、その次

              人の「本棚が見たい」のはなぜか?ーー本棚記録サービスを作りたい(1)|小島奈菜子
            • 文芸評論家の福田和也さん死去 保守派の論客、三島由紀夫賞受賞 | 共同通信

              Published 2024/09/21 09:39 (JST) Updated 2024/09/21 10:30 (JST) 保守派の論客として知られた文芸評論家で慶応大名誉教授の福田和也(ふくだ・かずや)さんが20日午後9時47分、急性呼吸不全のため千葉県浦安市の病院で死去した。63歳。東京都出身。葬儀は関係者のみで行う。喪主は妻圭子(けいこ)さん。 文芸評論家の江藤淳さんに才能を見いだされ、若くして論壇と文壇の双方で活躍。「日本の家郷」で三島由紀夫賞、「甘美な人生」で平林たい子文学賞(評論部門)を受賞した。人物評伝から食を巡るエッセーまで幅広いテーマで執筆活動を展開。慶応大で教壇に立ち、テレビやラジオのコメンテーターも務めた。 「地ひらく」で山本七平賞、「悪女の美食術」で講談社エッセイ賞を受賞した。

                文芸評論家の福田和也さん死去 保守派の論客、三島由紀夫賞受賞 | 共同通信
              • Economics Lovers Live

                www.youtube.com www.youtube.com 久しぶりの動画配信です。自分で整理するためにも配信してますw www.youtube.com 松崎蔵之助『経済大観』が1902年で日本では初めての本格的なケネー研究だったと書いた。ついでなのでそれ以前の国際的なケネー研究については、ヒッグス『重農学派』(原書刊行1897年)とその参考文献がいい。重農学派の研究は、重農学派への当時の批判者、アダム・スミス、マルクス、そして経済学史的にはジェボンズ、ロッシャー、オンケンらが名前を思い出すことができるが、ヒッグスの本ではさらにさまざまな著作が挙げられている。国際的なケネー研究に日本がどのように位置にいたのかを知る上でもいい。 また個人的には、住谷悦治を訳したものに手をいれて1957年に訳書をだした住谷一彦先生の訳者あとがきが興味深い。父親の宿題を終わらせただけでなく、他方で本人が本書

                  Economics Lovers Live
                • 朝日新聞出版 朝日新聞社報道と人権委員会の見解等について

                  HOME / 朝日新聞出版 朝日新聞社報道と人権委員会の見解等について 週刊朝日の橋下徹・大阪市長連載記事に関する「朝日新聞社報道と人権委員会」の見解等について(1) 週刊朝日の橋下徹・大阪市長連載記事に関する 「朝日新聞社報道と人権委員会」の見解等について(2) 弊社発行の「週刊朝日」10月26日号に掲載した、橋下徹・大阪市長をめぐる連載記事の件につきまして、以下の通りお知らせいたします。 弊社は9日、第三者機関「朝日新聞社報道と人権委員会」から、橋下市長をめぐる連載記事についての「見解」を受け取りました。同見解では、記事について「出自を根拠に人格を否定するという誤った考えを基調にしている」といった根幹にかかわる指摘を受けました。こうした見解を踏まえて、今後の再発防止策などを盛り込んだ「報道と人権委員会の見解を受けて」を作成し、記事掲載と事後対応の「経緯報告書」とあわせ、本日12日、

                  • 今年の10冊 - 備忘録

                    恒例のエントリーです。本稿では今年出版された書籍ではなく、前年の同エントリー以降に読んだ書籍の中から10冊を取り上げます。以下、順不同で。 オリヴィエ・ブランシャール(田代毅訳)『21世紀の財政政策 低金利・高債務下の正しい経済戦略』 21世紀の財政政策 低金利・高債務下の正しい経済戦略 (日本経済新聞出版) 作者:オリヴィエ・ブランシャール日経BPAmazon traindusoir.hatenablog.jp r-g<0が中長期的に継続する可能性が本書の肝。そのため、これまでのマクロ経済学の「定型的事実」に対する異論が並べられる。使用される知識は、ローマー『上級マクロ経済学』であれば第2章までのラムゼイモデルと世代重複モデル。 大塚啓二郎、黒崎卓、澤田康幸、園部哲史(編著)『次世代の実証経済学』 次世代の実証経済学 作者:大塚 啓二郎,黒崎 卓,澤田 康幸,園部 哲史日本評論社Amaz

                      今年の10冊 - 備忘録
                    • タクシー運転手の手首を日本刀で斬り落とし、爆破テロで大臣襲撃…「最高最大の豪傑ボクサー」野口進とは何者か(細田昌志)

                      井上尚弥、井岡一翔、村田諒太ら7人もの世界王者を輩出するなど、黄金期の只中にあると言っていい現在の日本のプロボクシング。 しかし、「拳闘」と呼ばれた黎明期について書かれた書籍は思いのほか少ない。もちろん、ボクシングだけに関して言えば一連のモハメド・アリの書籍をはじめ、マイク・タイソンの半生を赤裸々に綴った『真相─マイク・タイソン自伝』などのノンフィクション、『一瞬の夏』(沢木耕太郎)、『殴り殴られ』(安部譲二)、『遠いリング』(後藤正治)など一流の書き手による名作もあるにはあるが、野球やサッカーと比較して、ルーツを詳細に記した書籍は、市民権を得たプロスポーツにしては少ないかもしれない。 「最高最大の豪傑ボクサー」とは何者か 筆者は『沢村忠に真空を飛ばせた男/昭和のプロモーター・野口修評伝』(新潮社)を著述するにあたって、主人公野口修の父、野口進の人生もつぶさに追った。 「最高最大の豪傑ボク

                        タクシー運転手の手首を日本刀で斬り落とし、爆破テロで大臣襲撃…「最高最大の豪傑ボクサー」野口進とは何者か(細田昌志)
                      • 「どくとるマンボウ」北杜夫さん死去 : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

                        ユーモアあふれる“どくとるマンボウ”シリーズや、大河小説「楡家(にれけ)の人びと」で知られる作家、芸術院会員の北杜夫(きた・もりお、本名・斎藤宗吉=さいとう・そうきち)氏が、24日死去した。 84歳だった。告別式は親族で行う。 近代短歌を代表する斎藤茂吉の次男として東京に生まれた。旧制松本高を経て東北大医学部に進学。卒業後の1954年、初の長編「幽霊」を自費出版した。 60年には、水産庁の調査船に船医として半年間乗った体験をユーモアを交えて描いた「どくとるマンボウ航海記」を発表。「昆虫記」「青春記」などマンボウものを出版して人気を博した。 同年、ナチスと精神病の問題を扱った「夜と霧の隅で」で芥川賞。64年には斎藤家三代の歴史を描いた「楡家の人びと」を刊行、毎日出版文化賞を受けた。「さびしい王様」など、大人も子供も楽しめる童話でも親しまれた。「青年茂吉」など父の生涯を追った評伝で98年、大仏

                        •  プリンストン 数学大全  |朝倉書店

                          「数学とは何か」「数学の起源とは」から現代数学の全体像,数学と他分野との連関までをカバーする,初学者でもアクセスしやすい総合事典。プリンストン大学出版局刊行の大著「The Princeton Companion to Mathematics」の全訳。ティモシー・ガワーズ,テレンス・タオ,マイケル・アティヤほか多数のフィールズ賞受賞者を含む一流の数学者・数学史家がやさしく読みやすいスタイルで数学の諸相を紹介する。「ピタゴラス」「ゲーデル」など96人の数学者の評伝付き。 「数学愛好者にとっての優れた道しるべとして」 森重文先生(京都大学教授,国際数学連合総裁,1990年フィールズ賞受賞)ご推薦 「数学愛好者にとっての優れた道しるべとして,プロの数学者にとっては専門外の分野の理解に,本書は頼りになる一冊である.古今東西の数学を見渡し,多岐にわたる分野を網羅して,それぞれ選りすぐりの世界的権威が分

                             プリンストン 数学大全  |朝倉書店
                          • プーチン本その1:朝日新聞『プーチンの実像』:ゴシップに終始して最後はプーチンの走狗と化す危険な本 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                            Executive Summary 朝日新聞『プーチンの実像』(朝日新聞社、2015/2019) は、日本のぶら下がり取材的にプーチンが日本や自分たちと行った会見やその周辺人物のインタビューをあれこれ行っているが、明確な視点がないために、それが単なるゴシップのパパラッチに堕している。そのゴシップの価値にゲタをはかせようと、歪曲による祭りあげまで行ううえ、プーチンの軍事的な意図についてまったく触れず、このためプーチンは外国に対し、主権を持っているかとかいう抽象的な視点で判断を下しているという、ナンセンスな主張を行う。そしてそれは最終的に、日本はアメリカのイヌで主権がない、北方領土を返してほしければ日米安保を廃止して主権を回復せよ、という信じられない主張を暗に匂わせる、得たいの知れないプーチンの走狗本と化している。 ぼくも人並み以上にミーハーなので、ウクライナ侵攻が始まってから、いろいろプーチ

                              プーチン本その1:朝日新聞『プーチンの実像』:ゴシップに終始して最後はプーチンの走狗と化す危険な本 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
                            • なぜホロコーストのジョーク・揶揄は強く問題視されるのか? | The HEADLINE

                              公開日 2021年08月04日 18:20, 更新日 2023年09月14日 15:10, 無料記事 / 社会問題・人権 今月20日、東京オリンピック・パラリンピック大会の開会式に関連して、ミュージシャンの小山田圭吾とショーディレクターの小林賢太郎が相次いで、辞任・解任となった。 20年以上前の発言・行動にもとづいて処罰が下されることをキャンセルカルチャーだと批判する声もある中、小林には解任という特に厳しい措置が課された。これについて大会組織委員会の橋本聖子会長は「外交上の問題もあり早急に対応するため解任することになった」と述べている。 一体「外交上の問題」とは何であり、なぜホロコーストの揶揄・ジョークは強く問題視されるのだろうか? 「外交上の問題」 橋本会長が、どのような意味で「外交上の問題」と言ったかは明らかではない。しかし大きく2つのポイントから注目することができる。 1つ目は、国際

                                なぜホロコーストのジョーク・揶揄は強く問題視されるのか? | The HEADLINE
                              • 宇佐美貴史と「行ってるやん」の絶壁(清水英斗) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                ロシアワールドカップへ挑む、サッカー日本代表23人が発表されました。この記事では、新著『アホが勝ち組、利口は負け組 サッカー日本代表進化論』の評伝から、宇佐美貴史選手の項を抜粋し、公開します。 日本サッカー史上類を見ない天才が、ワールドクラスに突き抜けるための『壁』は、どこにあるのでしょうか―。 書籍『アホが勝ち組、利口は負け組 サッカー日本代表進化論』 「行ってるやん」の絶壁「ウサミ、行け! 行け!  行け!」 「……(いや、行ってるやん!)」 行け、と、行ってるやんの溝は、想像以上に深い。 2011年にドイツのバイエルン・ミュンヘンに移籍した宇佐美だが、トップクラブでは出場機会が訪れず、翌シーズンは地方のホッフェンハイムへ移った。バイエルンとは違い、残留を目指すホッフェンハイムでは、何はなくとも、まずは守備、守備、守備から。しっかりと守って、カウンターに走って、ダメだったら、また守備に

                                  宇佐美貴史と「行ってるやん」の絶壁(清水英斗) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                • 向井理さん、つげ義春さん…悼む声続々 水木さん死去:朝日新聞デジタル

                                  30日に死去した漫画家・水木しげるさんは、妖怪や戦争を描いた作品だけでなく、天衣無縫の人柄でも慕われた。その「大往生」を多くの人が悼んだ。 東京・京王線調布駅近くの事務所には30日昼から旧知の編集者らが訪れた。ファンの花束や弔電も届けられた。柳田国男の「遠野物語」漫画化などを担当した元中央公論社社長の嶋中行雄さん(69)は訃報(ふほう)をテレビのテロップで知り、駆けつけた。水木さんとは1980年代に「ゲゲゲの鬼太郎」の愛蔵版を担当してからのつきあい。自らの体験から戦争のつらさや悲惨さを語っていたといい、「死体が川を流れてきたことや、ワニがそれをかじっていた話など、九死に一生を得て帰ってきたとおっしゃっていた」と振り返った。 過酷な体験にもかかわらず、好奇心の強さと天性の明るさは変わらなかったようだ。水木さんの評伝を執筆したノンフィクション作家の足立倫行(のりゆき)さん(67)は、文化人類学

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                                  • 【2024年】ITエンジニア本大賞まとめ - Qiita

                                    アジャイルプラクティスガイドブック チームで成果を出すための開発技術の実践知 チーム・組織にプラクティスを導入し、根付かせるために! 116の手法を一冊にまとめた“実践”の手引き チームでのアジャイル開発には、開発技術やツールなどの「技術プラクティス」の活用が重要です。 プラクティスはそれぞれの目的や役割を意識することで効果を発揮します。しかし、目まぐるしく状況が変化する開発では、当初の目的を忘れて、プラクティスに取り組むこと自体が目的化してしまうチームも少なくありません。 本書は、チーム・組織でアジャイル開発に取り組んできた著者が、プラクティスの効果的な選択・活用のしかたについて、自らの実践経験に基づいてまとめたガイドブックです。 架空の開発現場を舞台にしたマンガとともに、チーム開発の様々なシーンで役立てられるプラクティスを、幅広くかつわかりやすく解説しています。開発現場に備えておけば、

                                      【2024年】ITエンジニア本大賞まとめ - Qiita
                                    • 下流志向の私 - 雑種路線でいこう

                                      最近「何をやりたいの」とか聞かれるとさっぱり答えられない.今やっている仕事にそこそこ満足しているが,あと20年とか30年も続けることではない気がする.これまで何となく興味を持てることを探して,転職も社内異動も自分から能動的にこなしてきたけれども,そろそろ落ち着きどころを決めないと,段々と潰しがきかなくなりそうとか焦りもある. どの仕事も1年くらいで嫌になったり先がみえたりして退いたから,気がつくとたかだか10年の社会人生活で職務経歴書が2ページでは収まらなくなっているけれども,この3年くらい似たような仕事をしている.バタバタ働いて個々の局面で結果は出せた気もするけれども,じゃあ一言で何をやったのかといわれても答えにくい. システム構築から離れた時点で覚悟していたことだが,あれをつくりました,これをつくりましたというのは分り易くてよい.調整とか折衝という仕事は,まあ結果的に世の中が複数均衡あ

                                        下流志向の私 - 雑種路線でいこう
                                      • アマゾン物流センターでは「絶望」すらできない…潜入記者が明かすトヨタとの決定的な違い

                                        よこた・ますお/1965年福岡県生まれ。関西学院大学を卒業後、予備校講師を経て、アメリカ・アイオワ大学ジャーナリズム学部で修士号を取得。93年に帰国後、物流業界紙『輸送経済』の記者、編集長を務める。99年よりフリーランスとして活躍。主な著書に、『潜入ルポ アマゾン・ドット・コム』、『評伝 ナンシー関「心に一人のナンシーを」』、『仁義なき宅配 ヤマトvs佐川vs日本郵政vsアマゾン』、『ユニクロ潜入一年』など。『潜入ルポamazon帝国』(小学館)では、新潮ドキュメント賞、 編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞の作品賞を受賞。台湾版「潜入 亞馬遜」(人文思潮社出版)も発刊。最新刊『「トランプ信者」潜入一年』(小学館)では、「山本美香記念国際ジャーナリスト賞」を受賞。 潜入取材、全手法 企業に最も恐れられるジャーナリストが、その手法を惜しげもなく明かした! 誰でも出来る、誰でも書ける。 企業に最も

                                          アマゾン物流センターでは「絶望」すらできない…潜入記者が明かすトヨタとの決定的な違い
                                        • 『謝るなら、いつでもおいで 佐世保小六女児同級生殺害事件』 - HONZ

                                          正に「青天の霹靂」と、いうヤツである。 何故、人よりホンの一寸ばかし読書が好きなだけの、40過ぎの一介のスタイリストの元に、あの開高健ノンフィクション賞と、大宅壮一ノンフィクション賞の最終候補に残る様な、本格派ノンフィクションの文庫版解説という大役が回ってくるのだろうか。 しかも本書は、あるファッション・デザイナーの評伝でもなければ、映画や演劇の衣装について考察された本でもない。自身、娘を持つ身としては、胸が抉られ、読む事すら躊躇われるような、痛ましく哀しい事件のノンフィクションである。 この、畑違いとお門違いが同じ皿に盛られてやってきた様なオファーに、正直俺はビビってたじろいだ。「無理です」と、一言電話口で言葉を発せば、こうして身分不相応を完全に自覚しつつ、言い訳めいたフレーズを羅列しなくても済んだかもしれない。 だが、僕は散々迷ったフリをしながら、必ず書かねばなるまいと思ってもいた。そ

                                            『謝るなら、いつでもおいで 佐世保小六女児同級生殺害事件』 - HONZ
                                          • やしきたかじんさんの隠された出自とは〜あるジャーナリストの覚悟 (デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

                                            なるほど、ただの評伝ではなかった。小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞し、9月11日に小学館から出版される「ゆめいらんかね やしきたかじん伝」のことだ。 著者は大阪在住のフリージャーナリスト、角岡伸彦氏。自身が被差別部落出身であることを公表し、単行本ではデビュー作「被差別部落の青春」(1999年、講談社)から、2011年に講談社ノンフィクション賞を受賞した「カニは横に歩く 自立障害者たちの半世紀」まで、足元からの目線で一貫して『差別』と向き合ってきた。その角岡氏が初めて芸能人を描いた。なぜ今回は、『やしきたかじん』だったのか‐。その内容は期待にたがわず、タブー視されてきたカリスマの“出自”に踏み込んだものだった。 角岡氏は89年から93年まで神戸新聞社に在籍。姫路支社の記者から神戸本社の整理部に異動して見出しやレイアウトを担当しつつ、音楽に魅せられてアパルトヘイト廃止後の南アフリカを

                                              やしきたかじんさんの隠された出自とは〜あるジャーナリストの覚悟 (デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
                                            • 天体による永遠――『放課後のプレアデス』について - Close To The Wall

                                              Febri Vol.29 出版社/メーカー: 一迅社発売日: 2015/06/17メディア: 雑誌この商品を含むブログ (2件) を見る『放課後のプレアデス』が最終回を迎えた。日常のほんの小さな一歩と、無限遠の壮大な宇宙スケールという両端をガールミーツボーイのドラマにつなげて、繊細で緻密な作りにおいて描き出した傑作だ。星空への夢、ロマンを根底に据えて、中学生の子供達の足踏みしがちな不安感と、それでも前に進みたいという心情にフォーカスしつつ、魔法使いが空はもとより太陽系、宇宙までを飛び回る自由闊達な爽快感、国立天文台等専門家の監修をもとにした宇宙の背景、そして作品をとりまく世界はポジティブで優しく、力強い。そうそう見ることはできないだろう、素晴らしいジュヴナイルサイエンスファンタジーだ。SF設定を利用はしても縛られない自由さで用いているのも良い。 簡単な紹介は先々月書いているので、そちらを参

                                                天体による永遠――『放課後のプレアデス』について - Close To The Wall
                                              • 都知事選の行方も左右? 評伝「女帝 小池百合子」 異例の15万部突破 | 毎日新聞

                                                小池百合子・東京都知事の半生を描いた評伝「女帝 小池百合子」が大きな話題を呼んでいる。出版元の文芸春秋によると、5月29日の発売から約2週間で既に15万部を突破し、ノンフィクション作品としては記録的な売り上げとなる勢いだ。ツイッター上でも「都民だけでなく有権者として読んでおくべきだ」などといった感想が寄せられており、都知事選(6月18日告示、7月5日投開票)での都民の投票行動にも少なからぬ影響を与える可能性がある。【古川宗/統合デジタル取材センター】 3年半かけて100人以上に取材 同書は、女優・原節子の評伝で「新潮ドキュメント賞」を受賞した実績などを持つノンフィクション作家の石井妙子さんが執筆した。3年半かけて関係者100人以上に取材したといい、小池氏の幼少期から現在までを描いた400ページを超える大著だ。小池氏のエジプト・カイロ大への留学や、政治家となってからの言動など数多くのエピソー

                                                  都知事選の行方も左右? 評伝「女帝 小池百合子」 異例の15万部突破 | 毎日新聞
                                                • シャアに学ぶ「男の生き方」 新書で一代記

                                                  講談社は、「機動戦士ガンダム」の人気キャラクター、シャア・アズナブルの「人生」を読み解くという新書「評伝シャア・アズナブル~《赤い彗星》の軌跡~」(皆川ゆか著)を12月6日に発売する。上下巻の2冊で、それぞれ600円(税込み)。 「認めたくないものだな……自分自身の、若さ故の過ちというものを」「まだだ、まだ終わらんよ」など名セリフを軸に、「機動戦士ガンダム」から「逆襲のシャア」までのシャアの一生を全22章で描く。 ビジネスマンが通勤電車の中で気軽に読めるよう、新書版にした。「ガンダムは放映から27年経ち、初代からのファンも30~40代。戦国武将や偉人から人生を読み解いたように、ガンダムから人生を読む時代がやってきたといえる」(同社) 脚注には、メカやキャラクターの解説を256項目挿入した。巻末にはそれぞれ、宇宙世紀とシャアの年表を20ページにわたって掲載している。上巻は192ページ、下巻は

                                                    シャアに学ぶ「男の生き方」 新書で一代記
                                                  • 大木毅書評:芝健介著『ヒトラー 虚像の独裁者』

                                                    ──書評:芝健介著『ヒトラー──虚像の独裁者』岩波新書 大木 毅 若いころ、聖書についで、史上ナンバー・ツゥの部数を誇っているのはナポレオンの伝記だと聞いたことがある。もとより真偽をたしかめるすべもないが、東西のさまざまな国々で出版されたナポレオン伝の数を思い浮かべれば、なるほど説得力のある話ではあった。しかし、21世紀も四分の一近くが過ぎ去った今となっては、別の歴史的個性が、あるいはナポレオンへの関心を抜いたかとも思われる。それがヒトラーであることはいうまでもない。 このナチス・ドイツの独裁者については、ジャーナリスティックな読み物から学術研究に至るまで、ただごとでない量の文献が刊行されてきた。主たるものだけでも、コンラート・ハイデン、ヒュー・トレヴァ=ローパー、アラン・ブロック、ヨアヒム・フェスト、ジョン・トーランド、イアン・カーショーら、戦後それぞれの時代の花形ジャーナリストや代表的

                                                      大木毅書評:芝健介著『ヒトラー 虚像の独裁者』
                                                    • 公認伝記『スティーブ・ジョブズ』公認ブログ

                                                      11月21日に世界同時発売される、スティーブ・ジョブズ公認の評伝『Steve Jobs : the Exclusive Biography』の公式ブログです。制作ニュースや出版の経緯、書籍の魅力や舞台裏などを徒然なるままに書いていきます。 弊社のデジタル部門がブログを作ってくれました! というわけで新しいところに引っ越します。 少し落ち着きましたので、そろそろブログを再開したいと思っています。 http://blog.stevejobs.kodansha.co.jp/ よろしくお願いいたします!

                                                      • みなもと太郎のジジイ(67)がまたとんでもないパロディをやったと話題〜それはともかく「対馬事件」について - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                                        たくさんの人が紹介してるけど https://twitter.com/longlow1/status/537811892966653952 ロングロー ‏@longlow1 今月の「風雲児たち」にやられた(^^) ジジイ、この期におよんでw しかもこれ、岡昌平という人に頼んで書いてもらったらしいぞww (こちらの右側の画像⇒https://twitter.com/betafujihara/status/538697593325244416  ) 「岡昌平」http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B2%AC%BE%BB%CA%BF トシを考えろトシをwww この前のこれで懲りなかったのかよwwww おかげでうちの過去記事にもけっこうアクセスあったわwwww 万延元年のジャッカルたち…「風雲児たち」で、桜田門外の変がカウントダウン。 - http://d.hatena.n

                                                          みなもと太郎のジジイ(67)がまたとんでもないパロディをやったと話題〜それはともかく「対馬事件」について - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                                        • 『生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか』サイショー先生が東工大にやってきた! - HONZ

                                                          『絶対音感』、『セラピスト』、『星新一』など多彩なテーマの著作で知られる最相葉月さんが、東工大にて非常勤講師として前期の4ヶ月間行った講義の記録である。この講義は池上彰さんの誘いによって実現したそうだ。東工大生、色々とうらやましすぎる。 「生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか」というタイトルから、最相さんが毎回どのように著作のテーマを選ぶかを話すのかと予想する人もいるかもしれないが、自身については自己紹介でさらっと触れる程度だ。取り上げられるのは様々な分野の研究者たちである。先人たちが取り組む研究の内容と、そのテーマに至るまでの人生、という2つの柱をもとに講義は進んでいく。 最相さんがいかに適役かということは、著作や記事を読んだことのある人なら容易に想像できるだろう。『セラピスト』で書かれた精神医学の中井久夫先生、『ビヨンド・エジソン』で書かれた博士12人の内の1人である地震学者の石田瑞穂先生

                                                            『生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか』サイショー先生が東工大にやってきた! - HONZ
                                                          • 星新一公式サイト--

                                                            〈目次〉 経緯 診断の資料 精神科医の倫理 本来の診断基準 星新一の日常 投影 誇張されたエピソード 名誉の毀損 母親への複雑な思い 森鷗外も 人格否定と利益追求 岡田氏に回避性と診断された著名人 岡田氏に愛着障害と診断された著名人 岡田氏にパーソナリティ障害と診断された著名人 量産される書籍 見解の公開へ 朝日新聞出版からの「お知らせ」 最相葉月さんの見解 【参考資料】アメリカ精神医学会の定める回避性パーソナリティ障害診断基準 経緯 本年6月、朝日新聞のAERAdot.に〈星新一の人生に学ぶ「生きるのが面倒くさい人」の理想の働き方〉という記事が掲載されました。 精神科医である岡田尊司氏の著作『生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害』(2016年 朝日新書)を宣伝する記事でした。 星新一が回避性パーソナリティ障害(回避性人格障害)であるという岡田氏の診断を前面に押し出すことで、す

                                                            • 自死遺族の立場で親に読ませたい、シロクマ先生の著書「若作りうつ」 - 玖足手帖-アニメブログ-

                                                              あらすじ ひょんなことからTSUTAYAで本書のあとがきと結論を立ち読みして、「これは父親への誕生日プレゼントに最適だ」と思い、購入したのであった。 内容はブログで書いてあるので、ネット環境にある人は特に読む必要はないのだが、ネットでおもしろ動画を見てばかりいてあまりネットで文章を読む習慣のない父親に読んでもらうには、書籍と言う形がいいのではないかと思い、購入した。 内容 ”「若作りうつ」社会”(シロクマ先生の新著)を読んだ。 「"「若作りうつ」社会"を読んだ。」を読んだ。 | 熊代亨 『「若作りうつ」社会』を出版しました - シロクマの屑籠 「若作りうつ病」 - シロクマの屑籠 コミュニケーション市場から弾き出された人間の余生 ~「若作りうつ」社会(熊代亨)~ - 自意識高い系男子 http://anond.hatelabo.jp/20140302215233 ロスジェネ世代の精神科医・

                                                                自死遺族の立場で親に読ませたい、シロクマ先生の著書「若作りうつ」 - 玖足手帖-アニメブログ-
                                                              • 民放キー局完全制覇の“日替わりマツコ”誰もが一緒に仕事をしたがる理由とは?(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

                                                                お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。 Internet Explorerのアップデートについて 180センチ、140キロの巨体がマイクを手に迫ってくる迫力は、さすがに凄まじかった。 【写真】テレ東の特別番組5本に立て続けに出演するマツコ タレントのマツコ・デラックス(45)が19日から6月10日までテレビ東京の特別番組5つに立て続けに出演する「無理矢理、マツコ。テレ東に無理矢理やらされちゃったのよ~」の取材会がこのほど、東京・天王洲スタジオで行われた。 この日収録されたのは、5番組のうちの一つ、クイズ形式の番組「マツコがマネーをあげたいクイズ」(22日・深夜0時12分放送)。番組スタッフが街で見つけてきた素人親子、山田勝巳(52)率いる「SASUKE軍団

                                                                  民放キー局完全制覇の“日替わりマツコ”誰もが一緒に仕事をしたがる理由とは?(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
                                                                • 世界史をやり直したら、自分の時代錯誤に気づいた

                                                                  まず、自分の歴史認識が古いこと。 学校で習った「歴史」は、石油危機と東西冷戦のあたりで終わっている。そして当然、私が生きているあいだも歴史は書かれていく。 しかし、私はそれらを「ニュース」として知る。 メディアやネットを通じた出来事として接する。大きな事件や紛争の報道には、そこに至る経緯も解説されるが、それだけだ。私は少し心を痛め、赤十字に募金し、次のニュースを見る。ニュースは上書きされ、私の関心や、日本との関わりが遠いほど速やかに流されてゆく。 食糧問題は解決した? 例えば、飢餓人口について。 どこかで「飢えに苦しむ人は大幅に減少している」と耳にしたことがあった。食糧問題や貧困は大きく解消に向かっているという主張だったと記憶している。 しかし、サハラ以南ではここ半世紀一貫して増加していることを知った(下図参照)。また、世界全体から見ても、2014年を境に増加に転じていることが分かった(※

                                                                    世界史をやり直したら、自分の時代錯誤に気づいた
                                                                  • 『天才を生んだ孤独な少年期』つながりの過剰は愚民社会の到来を招くか? - HONZ

                                                                    天才とは何たるかがよく分かる一冊。が、それゆえに自分が天才でないことにも気付いてしまうという残酷な一面を持つ。 本書に登場するのは、レオナルド・ダ・ヴィンチ、アイザック・ニュートン、トーマス・エジソン、夏目漱石、アルベルト・アインシュタイン、そしてスティーブ・ジョブズ。時代も分野も異なる、これらの天才たちには、ある共通点があった。 それは、いずれも孤独な少年期を送っていたということである。ダ・ヴィンチとニュートンは幼い頃に母から引き離され、夏目漱石とジョブズは養子に出された。また、エジソンとアインシュタインには、ADHDや自閉症を疑わせる認知の特性があった。 このように聞くと、「やはり神は平等だ。輝かしき栄光を手にした人物には、同時に試練も与えたのだ」と思われるかもしれない。だがそれは因果が違うのである。彼らにとっては孤独な少年期こそ、才能を発揮するための必要条件であったというのが、本書の

                                                                      『天才を生んだ孤独な少年期』つながりの過剰は愚民社会の到来を招くか? - HONZ
                                                                    • 【完成】「2017年マンガ10傑」を選定します。第2回「内山安二賞」なども併せて授与。 - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                                                      ぱち ぱち ぱち、と。 本格的なマンガ賞が発表される前に、先行して発表しようと思います。ことしの「このマンガがすごい!」や「このマンガを読め!」はいつ発表なのかな。 それでは・・・・・「2017年漫画10傑」をだらだらと。その前に、この賞の特徴、注意点を。 【重要な注意点】 「10傑」は1−10位の順位付けをしているわけではありません。 うちの賞の基準として、、一度選んだものはことしは自分が実際に面白いな、すごいな、と思っても優先しないようにしています(多少の例外はある)。 「なんであれ入ってないの?」と思うものは、これが理由なことも多いと思います。 ※この記事の末尾に、過去の賞へのリンクがあります。 同時に、2017年から、それを補う特別枠も作りました。 それではいってみよーー まず、ここに、一覧を掲載 したほうがいいという声があったのでね。なるほどね。では、一覧化します。5本は、既に紹

                                                                        【完成】「2017年マンガ10傑」を選定します。第2回「内山安二賞」なども併せて授与。 - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                                                      • 年収800万が嫌いな著者1位は勝間和代!?「プレジデント」の読書特集がすごい! - エキサイトニュース

                                                                        書評ライターとして、読書特集と聞けば大抵の雑誌には目を通すようにしているのだが、ビジネス誌の本家本元「プレジデント」でそれをやるとは盲点だった。しかもタイトルがすごい。 「ビジネスマン1000人調査の意外な結論! 仕事リッチが読む本バカを作る本」! 「仕事リッチが読む本バカを作る本」ですよ。すごい! そしてその下に「年収800万が嫌いな著者1位は勝間和代」とのサブコピーが。 これ、ビジネス誌の表紙に書くことじゃないよ! すごいすごい! などと私は興奮して雑誌を買ったです。第2、第4月曜日発売だから、買えるのは今週一杯みたい。興味を持った人は急いだほうがいいです。どんな特集なのかを、ちょっとご紹介しましょう。 くだんの記事は、ビジネスマン1002人に対してアンケートを実施(リサーチ会社を介して行い誌名は伏せる)、そのうちの334人から得られた回答を元に構成したとのこと。この集計結果がすごいの

                                                                          年収800万が嫌いな著者1位は勝間和代!?「プレジデント」の読書特集がすごい! - エキサイトニュース
                                                                        • エジソンの直流固執と日本電気の創業 - 雑種路線でいこう

                                                                          「なかのひと」でみるとNECや日本ユニシス、富士通の方が熱心に読んで下さっているようだし、ちょっとしたトリビアをひとつ。知っているひとは知っているが、日本ユニシスも日本SGIも外資ではなく日本企業である。*1日本ユニシスの筆頭株主は三井物産で、日本SGIの筆頭株主はNECだ。むしろキヤノンやソニーの方が外国人持ち株比率でみると外資に近い。 ところでエジソンが直流に拘ったのは有名な話だが、大阪電燈でエジソンの意見に逆らって交流の良さを主張した岩垂邦彦氏は、エジソンの意見に逆らうとは何事かと会社を追われ、当時AT&Tに対し通信機器を一手に納めていたWestern Electricの日本総代理人になった。 その一方、「毎日歩き続ける」ことが、天才の視野を狭めてしまうこともある。エディソンがその典型的な例だろう。彼は最後まで交流(AC)の良さがわからず、直流(DC)にこだわりつづけた。 当時、日本

                                                                            エジソンの直流固執と日本電気の創業 - 雑種路線でいこう
                                                                          • 邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2024年版) - YAMDAS現更新履歴

                                                                            さて、私的ゴールデンウィーク恒例企画である「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする」の季節である(過去回は「洋書紹介特集」カテゴリから辿れます)。 以前から書いているが、このブログは一度の更新で5つのエントリを公開するのを通例としており、そうするとそのうちひとつくらいは洋書を紹介するエントリを紛れ込ませることができる。そのおかげで、この一年ブログで紹介してきた洋書をまとめるだけで、今回も全38冊(ワオ!)の洋書を紹介できるわけだ。 ご存じの通りの円安の進行のせいで、これから翻訳書の刊行にブレーキがかかるのかもしれない。それは大きな損失だと思う。また先日ある場所で、日本のネットユーザがますます海外の情報に目を向けなくなったという話が出たのだが、翻訳書が減少したら、その傾向にも拍車がかかるかもしれない。面白そうな洋書を知ったら取り上げることで、その傾向に抗いたいのである。 まぁ、こ

                                                                              邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2024年版) - YAMDAS現更新履歴
                                                                            • リア充がひた隠しにしている『たくらむ技術』 : マインドマップ的読書感想文

                                                                              たくらむ技術 (新潮新書) 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、昨日の「未読本・気になる本」の記事でも人気だった1冊。 売れっ子プロデューサーである加地倫三さんの「発想術」「仕事術」がコンパクトにまとまっています。 アマゾンの内容紹介から。「ロンドンハーツ」「アメトーーク! 」(テレビ朝日系)など大人気番組のプロデューサーが、自らの「脳内ノート」を大公開! ヒット企画の陰にある数々の「たくらみ」とは? バカな番組を実現させるクソマジメな仕事術とは? 「トレンドに背を向ける」「企画はゆるい会話から」「勝ち続けるために負けておく」「文句や悪口にこそヒントがある」「スベる人の面白さ」……「面白いもの」が好きな人、「面白い仕事」がしたい人、必読の一冊。 なお、書名がシンプル過ぎるので、タイトルはホッテントリメーカーのお世話になりました。 ……実際、加地さんリア充っぽいですしw いつも応援ありがとうご

                                                                              • 日本のガラパゴス工具「ネジザウルス」が世界中で飛ぶように売れる理由

                                                                                ルポライター。1959年、東京生まれ。早稲田実業学校卒業後、早稲田大学第一文学部卒業。これまで経済誌や総合誌を舞台に、企業経営者(特に中小企業)、職人、研究者などのインタビュー記事を多数執筆。近年は人物評伝に注力。主な著書に『全員反対! だから売れる』(新潮社2004年)、『よくわかる介護・福祉業界』(日本実業出版社2007年改訂版)、『ヤフー・ジャパンはなぜトップを走り続けるのか』(ソフトバンククリエイティブ2006年)、『満身これ学究 古筆学の創始者、小松茂美の闘い』(文藝春秋2008年)、『大好きなニッポン、恥ずかしいニッポン』(マガジンハウス2011年)、『らくだ君の「直言流」』(出版芸術社)2014年)などがある。 katsumi-y@my.email.ne.jp 飛び立て、世界へ! 中小企業の海外進出奮闘記 小さくても特定の商品やサービスで世界的なシェアを持ち、グローバルに活動

                                                                                  日本のガラパゴス工具「ネジザウルス」が世界中で飛ぶように売れる理由
                                                                                • 面白くて勉強にもなる経済小説100選 - 経済的独立を目指して

                                                                                  2014-03-25 面白くて勉強にもなる経済小説100選 日本経済、企業、個人という三つを対象にして多くの力作を生み出してる経済小説は、笑いあり、涙あり、驚きあり、教訓あり、感動ありの世界です。 小説ならではのエンターテインメント性、ビジネス書を凌ぐリアリティあふれる情報量、働き方や生き方を一変させる気づきを与えてくれたりなど経済小説にはたくさんの魅力が詰まっています。 専門書やビジネス書では経済の躍動感は伝えきれないところがあります。 抽象的でとっつきにくい経済の世界を、まるで目の前で起こっていることのような色鮮やかなストーリー展開を楽しみながら、経済やビジネスの情報を吸収することができます。また、生きた経済を下敷きにしたストーリーを通して登場人物たちの生の表情や声に触れることで、経済やビジネス、さらには人生の本質に迫っていくことができます。 新装版 ハゲタカ(上) (講談社文

                                                                                    面白くて勉強にもなる経済小説100選 - 経済的独立を目指して