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農・漁の検索結果1 - 40 件 / 64件

  • 大規模ガチ農家がどうやって生きているか(続き)

    初めて増田に書いたのだけど、思ったよりブクマ数が伸びた。 うかれてトラクター作業しながらコメントも大体全部読んで、 いろんな人がいろいろ、そして概ね好意的に書いてくれて面白かった。 いくつか触れておきたいトピックがあったので、農業の中の人として個人的な見解と感想を書いておこうと思う。 そういえば、一つ書き忘れたんだけど、借地料について。 今の相場は10aで年間6000円。 ミスタイプではないです。300坪、年間で6000円。 ●GPSやドローンは豪農の証? 豪農の意味が大規模とイコールなら正解。 GPS直進機能は優秀だし必要。 なんで直進が必要かというと、作物を均質に作るために均等な環境を用意するため。 つまり同じ深さで耕して、同じ量の肥料を撒いて、同じだけの根圏を用意するためなんだけど、 圃場の長さが70mくらいなら目印なく直進できるけど、100m超えたあたりから絶対曲がるんだわ。 ただ

      大規模ガチ農家がどうやって生きているか(続き)
    • 大規模ガチ農家がどうやって生きているか

      大規模というにはちと心許ないが、一応耕地面積5ha以上が大規模らしいので。 感覚的には、大規模名乗るならコメなら最低でも15haは欲しい気がする。 スペック 移住して農業始めて8年、標高700mの準高冷地。 米7ha、露地野菜4ha、品目はミニトマト、ズッキーニ、ネギなど。 今年の売上目標は2千万円台半ば。ちなみに元SEです。 場所は内陸の盆地で、人口10万弱の地方中核都市。日本海と太平洋が同じくらい近い。 移住組なので当然だけど、親は非農家、所有農地なし全て借地。 1ha=100a 10a=ほぼ1000平米=300坪 訂正:10a=1000平米=ほぼ1反=ほぼ300坪 東京ドームが4ha弱、行ったことないけど。 どうやって生きてるかって、そりゃ販売利益で食ってるわけです。 霞食ってるわけじゃない。それ乾燥注意報でたら死んでしまうわ。 野菜作ってるけど、野菜は普通に西友で買う。 自給自足な

        大規模ガチ農家がどうやって生きているか
      • ここがヘンだよ農業チート - 「中世ヨーロッパでは播いた量の3倍しか収穫がなかった」

        はじめに言っておきますが、「中世ヨーロッパの収穫率(播種量→収穫量の倍率)が3倍程度だった」というのは資料上確かな事実であり、これ自体を否定する気は一切ありません。 しかしながらここから「ヨーロッパの農民は常に少ない収穫に苦しんでいた」だとか、「30倍にもなる稲は麦より優れた作物だ」なんて話に進んでいくのを見ると、それはちょっとおかしいぞと思います。 今回はそうした状況を生じる要因について見ていきながら、この数字のトリックを暴いていきたいと思います。 ■灌漑に関する話 農業の大きな区分として「天水農業」と「灌漑農業」があります。 これらは作物に対する水の供給方法の違いであり、前者は基本的に降雨からのみ、後者は河川等から人為的に引き込む方法をとります。 日本がどちらかといえば完全に後者が多く、代表的なのは言うまでもなく水田稲作でしょう。 また学校教育の世界史なんかでも、文明成立=灌漑農業とし

          ここがヘンだよ農業チート - 「中世ヨーロッパでは播いた量の3倍しか収穫がなかった」
        • 「クソでもいいから植えろ」ギャングスタ園芸家がロサンゼルスを変える | 園芸はコミュニティを守る抗議行動だ

          ロサンゼルス南部で野菜、花、果物を育てる“ギャングスタ園芸家”ロン・フィンリー Photo: Todd Williamson / Getty Images for Airbnb 黒人やラティーノが多く住む米ロサンゼルス、サウスセントラル地区に暮らす“ギャングスタ園芸家”ロン・フィンリーは、10年ほど前から道路の脇や空き地などでゲリラ的に野菜を育ててきた。 最初は「農薬まみれじゃないリンゴ1個買うのに45分も車を走らせなきゃならない」ことに対する彼なりの抗議行動だったが、いまではその活動はロサンゼルス中に広がり、数十のコミュニティ菜園が作られるまでになった。 英紙「ガーディアン」が取材した。 「俺は菜園に夢中になんだ」と、“ギャングスタ園芸家”として世界で知られるロン・フィンリーは言う。「朝9時に家を出て、気がついたら午後7時だ。畑仕事をしてると何もかも忘れる。みんな庭を耕すべきだ」 手入れ

            「クソでもいいから植えろ」ギャングスタ園芸家がロサンゼルスを変える | 園芸はコミュニティを守る抗議行動だ
          • 『反穀物の人類史──国家誕生のディープヒストリー』 農業の優越性という神話、国家の形成をめぐるパラドックス - HONZ

            『反穀物の人類史──国家誕生のディープヒストリー』 農業の優越性という神話、国家の形成をめぐるパラドックス いまからおよそ1万年前、人類は農業を発明した。農業が生まれると、人びとは必要な栄養を効率的に摂取できるようになり、移動性の狩猟採集生活から脱して、好適地に定住するようになった。そして、一部の集住地域では文明が興り、さらには、生産物の余剰を背景にして国家が形成された──。おそらくあなたもそんなストーリーを耳にし、学んだことがあるだろう。 しかし、かくも行き渡っているそのストーリーに対して、本書は疑問符を突きつける。なるほど、初期の国家はいずれも農業を基盤とするものであった。だが、人類はなにも農業を手にしたから定住を始めたわけではない(後述)。また、メソポタミアで最初期の国家が誕生したのは、作物栽培と定住の開始から4000年以上も後のことである。それゆえ、「農業→定住→国家」と安直に結び

              『反穀物の人類史──国家誕生のディープヒストリー』 農業の優越性という神話、国家の形成をめぐるパラドックス - HONZ
            • 剣kenn on Twitter: "1938年にヒトラー・ユーゲントの代表団が来日し、3か月ほど日本各地を訪問したことがある。このときユーゲントの団員が日本で米と麦の二毛作が行われていることを知り、大変驚くと同時に日本の肥沃さを羨ましがったという逸話が残っている。 https://t.co/SqhrmI8KhD"

              1938年にヒトラー・ユーゲントの代表団が来日し、3か月ほど日本各地を訪問したことがある。このときユーゲントの団員が日本で米と麦の二毛作が行われていることを知り、大変驚くと同時に日本の肥沃さを羨ましがったという逸話が残っている。 https://t.co/SqhrmI8KhD

                剣kenn on Twitter: "1938年にヒトラー・ユーゲントの代表団が来日し、3か月ほど日本各地を訪問したことがある。このときユーゲントの団員が日本で米と麦の二毛作が行われていることを知り、大変驚くと同時に日本の肥沃さを羨ましがったという逸話が残っている。 https://t.co/SqhrmI8KhD"
              • スマート農業に『簡単にできるでしょ?』と乗り込んだ結果、討ち死に事例が出まくっている話

                どひさん @soilchemooon スマート農業、まさに「実験いらないでしょ?工学の進んだ技術でやれば、時代遅れの農業なんて現地で簡単にできるでしょ?」みたいな感じでやられてて、大量の討ち死に(ほぼ全滅)がでてる感じ。 2022-06-15 21:19:42

                  スマート農業に『簡単にできるでしょ?』と乗り込んだ結果、討ち死に事例が出まくっている話
                • 農業に適さない土地でも育ってくれる『救荒作物としての蕎麦』地質と食文化の関連が興味深い

                  巽好幸 @VolcanoMagma 江戸深大寺ソバと同様に、# 黒ボク土地帯とソバ名産地の親和性は高い。ソバはリン欠乏に強い上に土中の難溶性リンを分解するとも言われ、耕作不適度でも育つ救荒作物(命を繋ぐ食物)として広がる。#蕎麦 を単なるグルメと勘違いしている人たちも、このことは認識した上で味わって欲しい! #美食地質学 pic.twitter.com/7HyiE84h51 2022-08-14 07:01:00

                    農業に適さない土地でも育ってくれる『救荒作物としての蕎麦』地質と食文化の関連が興味深い
                  • 「国産小麦、オーガニック、天然酵母」は要注意…人気の高級ベーカリーにひそむカビ毒のリスク 科学的根拠を理解しているパン職人は少ない

                    「国産小麦、オーガニック、天然酵母」を謳う高級ベーカリーにも、実はかび毒のリスクがある。科学ジャーナリストの松永和紀さんは「小麦のかび毒をゼロにすることはできないが、農薬を使えばある程度まで抑え込める。有機栽培の小麦製品には注意が必要だ」という――。 「国産小麦、オーガニック、天然酵母は安心安全」は間違い 都内の高級ベーカリーで目に付くパンの三大売り文句は、国産小麦、オーガニック(有機栽培)、天然酵母。これで安心安全……。 実は科学的には三つとも誤解です。最大の懸念はかび毒のリスクです。ところが、このような知識を持たないパン職人の方々がいます。日本の小麦消費における国産の割合は1割強となっています。小麦の国際価格がウクライナ情勢なども手伝い高騰し、国産小麦が注目されています。「私たちの手で有機小麦を栽培し、収穫してパンに」と張り切るパン職人までいるそうです。熱意は立派ですが、それがかえって

                      「国産小麦、オーガニック、天然酵母」は要注意…人気の高級ベーカリーにひそむカビ毒のリスク 科学的根拠を理解しているパン職人は少ない
                    • ようこそ「草刈り」の沼へ。わさび農家が情熱を注ぐ、ガジェットを駆使した草刈りの醍醐味 | となりのカインズさん

                      YouTubeチャンネル「WASABI CHANNEL」を運営し、長野県の安曇野でわさびを栽培している黒岩潤一朗さん。動画の中で特に人気を集めているのが、なんと「草刈り動画」。そんな黒岩さんに、草刈りをするべき理由や草刈りのコツ、草刈りの道具やガジェットなどについて解説していただきました!

                        ようこそ「草刈り」の沼へ。わさび農家が情熱を注ぐ、ガジェットを駆使した草刈りの醍醐味 | となりのカインズさん
                      • 日本でなぜ蕎麦文化が花開いたのか:蕎麦と火山との密接な関係(巽好幸) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                        夏そばのシーズン真っ盛りだ。王道の秋新に比べると味わいはやや淡白だが、一方で喉越しの清涼感は優れているように思う。こんなそばは、特に暑い日の夕方には凍結酒とざるでいただくのが何よりだ。 初夏の風に吹かれて白い花が揺れるソバ畑は美しい。私が初めてこの光景を目にしたのは小学生の頃。白いじゅうたんの背後には抜けるような青空と真っ黒な岩手山があった。その後大人になってソバの花を見た蔵王や御嶽山麓開田高原でも、同じような光景が広がっていた。こうして私の頭の中には、ソバ=火山という等式が出来上がってしまった。しかし、この関係は決して私の思い込みだけではないようだ(図)。 日本列島の活火山、ソバ産地、黒ボク土の分布(産業総合研究所の原図を加工)と典型的な黒ボク土の断面(農研機構日本土壌インベントリーの原図を加工)。 火山性の耕作不適土壌「黒ボク」に育つソバソバの産地が火山の山麓に多い理由の一つは、ソバの

                          日本でなぜ蕎麦文化が花開いたのか:蕎麦と火山との密接な関係(巽好幸) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                        • 日本人がサンマを100円で買えない本当の理由

                          コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

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                          • カドミウム吸収を抑えた画期的なコメの新品種「あきたこまちR」 福島みずほ議員らの“安全性への疑問”は妥当なのか

                            土壌のカドミウムをほとんど吸収しないコメの新品種「あきたこまちR」をご存じだろうか。「あきたこまちR」は品種改良技術により開発されたコメで、食品の安全に関する著書が多数ある科学ジャーナリストの松永和紀氏は「日本のコメが抱える問題を解決できる画期的な品種です」と評価する。秋田県では2025年からコメの栽培品種を、従来のあきたこまちからあきたこまちRに全量転換する方針だ。 ところが、11月9日、社民党の福島みずほ参院議員がX(旧ツイッター)で〈消費者の権利を守りたい!〉と投稿し、「2025年秋田県全量転換 放射線育種米あきたこまちR 何が問題なのか」と題した報告会の開催を知らせるポスター画像を添えた。ポスターには、あきたこまちRへの全量転換を問題視する記述がある。なぜこうも評価が異なるのか。 そもそも「あきたこまちR」はどんな新品種なのか。農水省や秋田県による資料などを読むと、前述の通り、その

                              カドミウム吸収を抑えた画期的なコメの新品種「あきたこまちR」 福島みずほ議員らの“安全性への疑問”は妥当なのか
                            • 日本で唯一!農業書だらけの本屋に行く

                              1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:カニとエビの足は麺棒を使えば簡単に身を取り出せる > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 農業書というジャンル 旅系の本、自己啓発の本、歴史書など、本にはいろいろなジャンルがある。自分の好きなジャンルが誰にでもあるのではないだろうか。それぞれのジャンルにマンガや雑誌、小説などがあると思う。 農文協・農業書センターに来ました! 今回訪れた本屋さんは「農文協・農業書センター」。名前からもわかるように農業書に特化した本屋だ。雑誌もマンガも辞典も自己啓発のような本も並ぶけれど、全てが農業に関わりのあるものしか並んでいない。 全部農業書です!!! 農業書センターは東京の神保町にある。1994年にオープンして、現在の場所で

                                日本で唯一!農業書だらけの本屋に行く
                              • 米紙の疑問「日本では、なぜイチゴが冬にとれるのか?」 本当は「春の果物」なのに… | 高すぎる環境負荷と市場のニーズの間で揺れるイチゴ農家

                                かつては日本でも、イチゴといえば春から初夏に旬を迎える果物だった。ところが、クリスマスでも当然のようにイチゴの乗ったケーキが食べられるようになったのと引き換えに、日本のイチゴ栽培は、他の果物の比にならないほど環境負荷が大きいものになってしまった。 米紙「ニューヨーク・タイムズ」が、日本のイチゴ農家の葛藤と、問題解決に向けた取り組みを取材した。 「私たちは何をやっているんだろう?」 イチゴのショートケーキ、イチゴ大福、ストロベリー・ア・ラモード……。 これらは夏のお楽しみのように思われるかもしれない。だが日本では、イチゴの収穫のピークは冬に訪れる。文句なしの見た目のイチゴが食べられるのは、この肌寒い季節なのだ。なかでも出来の良いものは、特別な贈り物として、一粒数万円で売られている。 日本のイチゴ栽培は、環境への負荷が大きい。冬に春のような環境を作り出そうと、農家は灯油を大量に消費する大きな暖

                                  米紙の疑問「日本では、なぜイチゴが冬にとれるのか?」 本当は「春の果物」なのに… | 高すぎる環境負荷と市場のニーズの間で揺れるイチゴ農家
                                • 農文協の出している「人間選書」シリーズが俺の心を掴んで離さない

                                  1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:大分には、トトロはいるし、炭酸水は湧いているし、コーヒーは美味しいし > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 人間選書とは? 農文協という出版社をご存知だろうか。一番有名なのは「現代農業」だと思う。月刊の農業に関する雑誌。ジャンプ、サンデー、マガジン、チャンピオン、現代農業を5大少年誌としたい。現代農業に漫画要素は皆無だけど。少年要素もないけれど。 これが現代農業です! モグラをチューイングガムで捕まえると知ったのも現代農業だった。梨のジョイント式栽培について知ったのも現代農業だった。耕作放棄地の活用についての特集も読んだ気がする。なかなかに面白い。興味があればだけど。興味があればの極地だとは思うけど。 こうい

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                                  • 「魚が獲れない時代」をどう生き抜くか〜キャリア35年の漁師が語る日本の海と台所の話〜 - メシ通 | ホットペッパーグルメ

                                    食卓から魚が消えるかもしれない──。 そんな言葉が叫ばれてから久しい。 安い魚の代表格だったイワシが漁獲量不足で高値になることもあるし、今年はサンマの不漁が話題になった。食卓の定番だった魚は、少しずつ環境や世界情勢の変化の影響を受けている。 そして同時に「日本人の魚離れ」も起きている。私自身、家では魚料理よりも肉料理ばかり作ってしまうせいか、スーパーで見かける魚の価格変化に鈍感だ。魚価の低下、漁獲量の減少、漁業者の高齢化と日本の漁業を取り巻く環境が厳しくなっているニュースを耳にする一方で、消費者の危機感は薄い。 漁師の目には、この十数年の漁業を取り巻く変化はどのように映っているのだろうか。花形と言われ、かつては儲かる仕事の筆頭だった漁師。漁師の視点からのリアルな話を知りたい。 そこで向かった先は長崎県長崎市野母(のも)町。 漁師歴35年の三浦尋生 (みうらつねお)さんに話を聞かせていただく

                                      「魚が獲れない時代」をどう生き抜くか〜キャリア35年の漁師が語る日本の海と台所の話〜 - メシ通 | ホットペッパーグルメ
                                    • 新明解国語辞典における洋梨の世代交代と「ラフランス」の隆盛 | オモコロ

                                      私は『新明解国語辞典』という辞書を持っている。 7冊。 「同じ辞書を何冊も持つ意味はあるのか」と疑問に思われるかもしれないが、実はこれらの新明解国語辞典は版が違うのである。 辞書というものは、同じ名前を冠しながらも時代の変遷とともに中身をアップデートしていく。世間で用いられる言葉のラインナップや用法は少しずつ変化しており、それらを説明するところの辞書も、その変化に対応しながら改訂を続ける必要があるのだ。 三省堂が出版する新明解国語辞典はおよそ8年に一度版を改め、その度に「第◯版」の数字を大きくしてきた。 つまり同じ辞書でも複数版集めると、版ごとに異なる語釈(言葉の説明)などを比較して楽しむという遊びができるわけだ。 なんだかインテリジェンスな遊びに感じられるかもしれないが、辞書というものは学術の専門書などではなく誰が読んでも理解できるように書かれているので、やっていること自体は案外敷居の低

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                                      • クジラの解体を見たくて千葉の和田まで行ってきた

                                        変わった生き物や珍妙な風習など、気がついたら絶えてなくなってしまっていそうなものたちを愛す。アルコールより糖分が好き。 前の記事:HARIBOのアウトレットショップはグミ好きのユートピアだった > 個人サイト 海底クラブ クジラ肉を巡る思い出は悲喜こもごも これは、美味しかった方のクジラ 印象に残っているクジラ食い体験が二つある。 一つは、皮下脂肪つきのクジラの皮を鯨油で揚げた『コロ』と呼ばれるもので、和歌山を旅行した時に道の駅で買った。 持ち帰ったそれを自室で茹で始めたら、たちまち部屋中に古くなった揚げ油を濃縮させたような臭いが立ち込めた。臭いは、下茹での湯を捨てても、調味料で濃い目に味をつけても消えず、第一印象をほぼ維持した状態で食卓に到達した。 結局二切れほど食べてギブアップした。茹でられて1.5倍ほどに膨張した『コロ』の山が恨めしそうにこちらを見ているようで胸が痛んだ。 もう一つは

                                          クジラの解体を見たくて千葉の和田まで行ってきた
                                        • お花畑は思ってたのと違う

                                          1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:いらぬ心配 > 個人サイト webやぎの目 トルコギキョウについて詳しくなる 教えてくれたのは郡山市で花の栽培をしている大野文好さん。 左が大野文好さん、右が紹介してくれた息子の大野謙介さん 大野さんが作っているのは主にトルコギキョウ。 これがトルコギキョウ 大野さんのハウスにはプロが育てた立派な花が咲いている 一番人気の白 咲く前の状態できれい。アイコンのような形をしている 想像していたお花畑よりも整然としている。まずはなぜ花なのか、基本的なことからしゃあしゃあと聞いていこう。 花を選んだ理由は単価と重量 ―――農業としてなぜ花を選んだのでしょうか ひとつは単位面積当たり

                                            お花畑は思ってたのと違う
                                          • 「農」ってなーに?!ーー農を科学してみよう!:関東農政局

                                            農――「農業」でも「農地」でも「農村」でもなく、「農」。何千年と人が続けてきた「農」の営み。現在の日本の国土や社会は「農」が造ったとしても言い過ぎではありません。人間や社会、あるいは地球にとって「農」とはいったい何なのでしょうか。少し科学的な観点から、「農」というものを考えてみませんか。きっと、「農」の役割の大きさ、その意外さに驚くでしょう。……「農」の世界へ、ようこそ! 第1章「農」ってなーに? まずは、「農」ってなんだろう? ……このことを科学的な面から検討してみましょう。「農」といえば、食べ物をつくる仕事。でも食べ物ってなんでしょうか。どうして人間は食べないといけないのでしょうか? 第2章「農」の発生 第1章では、「農」とはエネルギーを生産する仕事であることが分かりました。さて、このコーナーでは、「農」がどのように発生してきたかを見てみましょう。さらに「農」の発達によって、日本ではど

                                            • 非農家にあまり知られていない『農業に除草が欠かせない理由』雑草がきっかけで寄ってくる病害虫の話「だから耕作放棄地に困るのか」

                                              ゆづ @wlr5QejM4AHYGCF 多分、非農家の方が知らない流れ 1)雑草が生える ↓ 2)雑草は風除けになるので虫が其処に留まる ↓ 3)虫が繁殖する〈4でも繁殖する〉 ↓ 4)近場の作物に移動し食害起こす&繁殖する ↓ 5)食べられた作物は病気〈ウイルス性orカビ〉を発症する ↓ 6)病気を発症した作物は売れないので廃棄 ゆづ @wlr5QejM4AHYGCF 雑草が生えるだけでも農作物の収穫量は減りますが、そこに害虫や病気が合わさると、とてもじゃないですが農業はやっていけません 殺虫やカビ防止の農薬、雑草を減らす目的の除草剤、それらはいずれも農作物収穫量を安定させる事が大きな目的です 安全が確認された薬剤を用法容量守って使用しています ゆづ @wlr5QejM4AHYGCF 虫ってトンボのように飛ぶのが上手い虫はあまり農作物に付かない印象がある 実際、露地栽培の行灯(あんどん)

                                                非農家にあまり知られていない『農業に除草が欠かせない理由』雑草がきっかけで寄ってくる病害虫の話「だから耕作放棄地に困るのか」
                                              • 農業を守ろうとした農学が、満蒙開拓へと日本を突き動かした 藤原辰史さんが歴史を検証|じんぶん堂

                                                記事:じんぶん堂企画室 藤原辰史さん。京都大学の研究室で 書籍情報はこちら 農本主義が日本の近代化を性格付けた ――『農の原理の史的研究』を1月末に出版されました。明治から昭和にかけて農学者たちを論じた内容ですが、キーワードである「農本主義」とはどんな考え方なのでしょうか? 農本主義という言葉をつくった日本の農学者、横井時敬(ときよし)には、資本主義化で工業が産業の中心になりつつある中で、日本の農業を守っていこうという意識は強くあった。けれど、単に農業を守れといったのではなく、農の原理を抽出した上で、その原理のもとに農業の利益を守っていく。農業が国の中心にあり、それが潰れれば国が潰れるという切迫感が農本主義の背景にありました。 戦争直後に農本主義という言葉が有名になったのは、日本の戦争を招いた、日本を軍国主義に走らせた大きな原因が農本主義だったと指摘した丸山眞男の研究のおかげです。日本の近

                                                  農業を守ろうとした農学が、満蒙開拓へと日本を突き動かした 藤原辰史さんが歴史を検証|じんぶん堂
                                                • まっすぐな畝で気持ちいい! トラクターはGPSの時代になりました

                                                  1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:いま飛んでいます! サクラマスが滝を登るのを見に行く > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 畝は真っ直ぐ 直線に美しさを感じることがある。曲線も美しいけれど、たとえば車で山道を走り、降りてきた時に視界が開け、真っ直ぐな道が見える。すると気持ちがいい、と感じる。どこまでも見渡せると感動すらする。 真っ直ぐな道! 畑を作る際は規模が大きければ、トラクターを使うことになる。私もたまに畑作業をするのだけれど、私のやる畑の規模ではトラクターなんて使わないし、耕運機さえ使わない。けれど、規模が大きければ、大きいほどトラクターがないことは考えられない。 規模が大きいとトラクターですよ! トラクターを使えば簡単に真っ直ぐな畝

                                                    まっすぐな畝で気持ちいい! トラクターはGPSの時代になりました
                                                  • 琵琶湖原産のホンモロコが埼玉で養殖されている理由はクチボソの代用魚だった

                                                    趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:キュウリウオでかっぱ巻きを作りたい > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 ホンモロコはクチボソ(モツゴ)の代用魚だった 話を伺ったのは柿沼養魚場を営んでいる柿沼賢さん。この養魚場は柿沼さんの父親が1999年にオープンさせた養魚場で、当初はドジョウとナマズを食用として育て、ナマズの街として有名な埼玉県吉川市の料理屋などに卸していたが、現在はホンモロコを中心に飼育している。 そこで謎なのは、琵琶湖の固有種であるホンモロコを埼玉で育てている理由である。県内でホンモロコを買う人がたくさんいるとは思えない。わざわざ西日本まで出荷しているのだろうか。 一年振り、二度目の柿沼養魚場。 柿沼養魚場の柿沼賢さん。 「今から20年くらい前ですかね。

                                                      琵琶湖原産のホンモロコが埼玉で養殖されている理由はクチボソの代用魚だった
                                                    • 神明お米づくり対談|米は力だ「天穂のサクナヒメ」企画開発えーでるわいす×中森農産×神明

                                                      ゲームと農場。それぞれのお米づくり。 中谷今回の対談は、お米づくりをテーマにした新作ゲーム「天穂(てんすい)のサクナヒメ」が発売されるということをきっかけに実現しました。ゲーム、農業、それぞれのフィールドから、お米づくりについてお話いただけたらと思います。まずは、えーでるわいすさんからゲームの紹介を兼ねて自己紹介をお願いします。 なるえーでるわいす代表のなると申します。このゲームは、和風アクションRPGというジャンルで、日本古来のお米づくりをとりいれた内容となっています。お米を育てることで豊穣神である主人公サクナヒメの能力が成長していく、シミュレーション要素とバトル要素が合わさったゲームです。 こいちえーでるわいすのこいちです。グラフィックアート、CG全般を担当していて、キャラクターや背景の絵を描いたり、脚本の制作なども行なっています。 中谷では次に、本日お邪魔しております、埼玉県加須市で

                                                        神明お米づくり対談|米は力だ「天穂のサクナヒメ」企画開発えーでるわいす×中森農産×神明
                                                      • フードロス削減のため「規格外の野菜」を流通させるとむしろ農家の貧困を促進することになる、という話

                                                        うちの子ちゃん@農業マンガ25万PV達成! @uchinoko_vege 島根県に移住新規就農し、いつの間にかニンジン🥕栽培面積が県全体の66%になった農家の子供うちの子ちゃん(公称5歳)が毎日つぶやいています❤|中山間地の典型的な日本の田舎で育児に農業に奮闘する私のマンガもnoteで公開中🎵読んでね🥰→note.com/uchinoko_vege/ uchinoko-vegetable.com うちの子ちゃん@農業マンガ25万PV達成! @uchinoko_vege #フードロス問題 #規格外野菜 #SDGs 授業という大学からの要望に対する農家の火の玉ストレートを投げました 正直学生さんのフードロス問題に対する知見の狭さを感じるので、この手の企画には農家が辟易としているというのが現状です といいますのも農業の製造段階で出る規格外は 2022-09-09 06:00:10

                                                          フードロス削減のため「規格外の野菜」を流通させるとむしろ農家の貧困を促進することになる、という話
                                                        • タマネギ価格、平年比2倍のなぜ 天候不順、「産地リレー」不発 | 毎日新聞

                                                          天候不順で食卓に欠かせないタマネギの価格高騰が続いている。農林水産省が24日発表した全国平均小売価格は過去5年の平均値の2・2倍となった。タマネギ高騰の原因と影響を探った。 タマネギの平均小売価格は昨年末から3月中旬にかけ平年の1・6倍程度で推移してきたが、4月下旬には2倍以上に高騰した。農水省が24日に発表した「食品価格動向調査」によると、16~18日のタマネギの小売価格は1キロ550円と、平年比の2・21倍だ。 卸売価格はさらに深刻だ。「東京市場の卸売価格は4月末には平年比4倍以上に高騰した。足元でも2~3倍で推移している」(農水省)という。タマネギの価格が平年並みに戻るのはしばらく先になりそうだ。

                                                            タマネギ価格、平年比2倍のなぜ 天候不順、「産地リレー」不発 | 毎日新聞
                                                          • 「ヤバイ」ではなくすごいコメ コシヒカリ環1号の実力

                                                            コシヒカリ環1号を知っていますか? コシヒカリから生まれた新品種で、カドミウムをほとんど吸収しないという性質を持っています。このコメの血を引く「あきたこまちR」という品種も、2年後には登場しそうです。 実はこのコシヒカリ環1号、日本のコメが抱える二大問題を解決できるかもしれないすごい品種です。ところが今、「放射線育種米」や「放射線米」などと名付けられ、SNSやYouTube、TikTokなどで情報が流されて「ヤバイ」などと言われ始めました。放射線という言葉が誤解につながっているようです。このままでは風評被害にもつながりかねません。 コシヒカリ環1号はどんな品種なのか? なにがすごいのか? 科学的に正しい情報を提供します。 カドミウムという負の歴史 コシヒカリ環1号のすごさを理解するにはまず、日本のコメのカドミウム問題の歴史を知る必要があります。 重金属カドミウムは土壌や水、銅や亜鉛などの鉱

                                                              「ヤバイ」ではなくすごいコメ コシヒカリ環1号の実力
                                                            • じいちゃんばあちゃん若返る 第一話に寄せて

                                                              どうもこんにちは! 面倒くさいアニメファンです。 じいちゃんばあちゃん若返る の第一話を見て、どうしても突っ込みたいところを突っ込むので気が向いた人だけ読んでくれ。 なお、アニメしか見てない。 漫画の方は今後買う予定だけど今月クレカの支払いがヤバいので来月以降の予定。 ちなみにこれは「こう書かなきゃ行けない」という話では無く、興味を持ってくれた人により深く楽しんでもらうための解説であるからして、そのつもりでひとつよろしく。 りんごの木についてりんごの木の書き方が妙にリアルりんごは高木にあたるので、そのままにしておくと凄く大木になってしまう。すると作業性が著しく悪くなる。剪定、収穫、防除が難しくなる。 また、日の光が均等にかからないとまずいので、背が高くならないように、また横に向かって伸ばすように育てる。 そのため、上から見ると、枝が放射状に横に向かってにょろにょろと手を出すように広がってい

                                                                じいちゃんばあちゃん若返る 第一話に寄せて
                                                              • 「農学部に行きたくなる」必要なのに利用できない?よくわかる『リン循環』の話

                                                                れい(猫耳の専門家)🍥 @rei_software リン循環の話をメモっておこう。 農学部や教養学部でならう基礎的な話だけど。 リンは自然界ではおおよそリン酸の形で存在してる。 リン酸は土壌のカルシウム、鉄、アルミニウム、マグネシウムなど化合すると水に溶けなくなる。 この「不溶性になりやすさ」がリンの循環の様子を決めてる。 2022-10-30 07:47:11 れい(猫耳の専門家)🍥 @rei_software NYAFA勤務/お気持ち特派員/身の丈にあった猫耳モフモフアドバイザー(主任 / 猫からヒトを守る党・党首 / 6歳 / 一級マンションポエム士を目指して勉強中 / 毛玉フェロー / パロディです rei.to れい(猫耳の専門家)🍥 @rei_software 土壌には上で書いたミネラルがたくさんある。 なので、糞や死骸などからリンを含んだ水が土壌に流れると、土壌のミネラ

                                                                  「農学部に行きたくなる」必要なのに利用できない?よくわかる『リン循環』の話
                                                                • 日本農業新聞 - 弥生時代稲作は不耕起? 復元農具使い実証 通説覆る可能性も 山形大などの研究グループ

                                                                  弥生時代の木製農具は水田を耕すことができたのか──。山形大などの研究グループが、弥生時代と古墳時代の復元農具を用いた実証実験を始めた。それぞれの時代で異なる木刃と鉄刃の農具を用いて耕作し、生産性などを比較する。稲作が伝来した当初から耕起が行われていたとする通説が覆る可能性もあり、注目が集まっている。 実証実験は山形大の他、東京都立大、静岡大、岡山理科大など各地の教育機関などが協力する全国規模の研究の一環。 山形大の白石哲也准教授(考古学)によると、一般的には稲作文化は弥生時代(紀元前8~3世紀ごろ)に中国・朝鮮半島から伝来し、耕起などを含む完成された形でかんがい農法が導入されたと考えられてきた。しかし近年の研究によると、その後の古墳時代(3~7世紀ごろ)と比べ弥生時代は農具を使用した跡が不明瞭な場合が多く、不耕起栽培で稲作をしていた可能性があるという。 そこで、弥生時代に使われていたとされ

                                                                    日本農業新聞 - 弥生時代稲作は不耕起? 復元農具使い実証 通説覆る可能性も 山形大などの研究グループ
                                                                  • サンマ不漁なのに外食産業が「生サンマ」を提供できるワケ

                                                                    Close-Up Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?『週刊ダイヤモンド』編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 秋の味覚サンマが大不漁だ。漁獲量は例年の7分の1。市場の取引価格も昨年の倍以上と高騰し、外食業界もサンマメニューの発売延期など対応に迫られている。そうした中で、一部の飲食店は「生サンマ」を提供できている。明暗を分けたのは何か。(ダイヤモンド編集部 山本興陽) サンマ不漁 例年の7分の1以下 1キロ642円と市場取引価格は昨年の倍以上 秋の味覚が大ピンチ――。 8月に解禁となったサンマ漁が記録的な大不振に陥っている。漁業情報サービスセンターによると、8月の全国のサンマ漁獲量は1008トンと、例年の7分の1以下。1キログラムあたりの市場取引価格は642円と昨年(316円)の倍以上となっており、家計に影響を与え

                                                                      サンマ不漁なのに外食産業が「生サンマ」を提供できるワケ
                                                                    • 除草剤〝発がん性疑惑〟の科学的事情と海外の状況

                                                                      筆者は生協などによく講演を頼まれるのですが、除草剤グリホサートとネオニコチノイド系殺虫剤は、質問が相次ぐ2大農薬。「発がん性が……」「はちが死ぬ……」「諸外国はみんな禁止になっているのに、日本は残留基準値を上げた……」などと質問責め。残念なことに間違った情報も広がっています。 グリホサートは、田植え準備で行う田起こしの前や、畑で種まきをする前、雑草を枯らすために用いることが多い(taka4332/gettyimages) そこで、二つの農薬について解説しましょう。今回は、「発がん性疑惑農薬」などと喧伝されるグリホサートをめぐる科学的事情と海外の状況を詳しくお伝えします。非常に複雑です。でも、これが科学なのです。 登録されてから30年以上経過した除草剤 グリホサートは、米国モンサント社が開発し、日本では1980年に農薬として登録された除草剤の成分名称です。非選択性、つまりあらゆる作物、雑草の

                                                                        除草剤〝発がん性疑惑〟の科学的事情と海外の状況
                                                                      • 創業80年の農業雑誌、出版不況にびくともしない「普及力」の秘密

                                                                        1982年、東京生まれ。編集者、文筆家、メディアコンサルタント。”まちを編集する出版社” 千十一編集室 代表。アート、カルチャー書の出版プロデュース、ウェブや紙媒体の編集、執筆活動の他、全国各地に広がる地域×クリエイティブ ワークショップ「LOCAL MEME Projects」の企画・運営、ウェブマガジン「EDIT LOCAL」の企画制作、オンラインコミュニティ「EDIT LOCAL LABORATORY」の企画運営など幅広く活動を行っている。著書に『ローカルメディアのつくりかた』、編著に『あたらしい「路上」のつくり方』などがある。一般社団法人地域デザイン学会参与。https://sen-to-ichi.com/ コミュニティメディアのつくりかた オンラインサロンの隆盛、大手紙誌のサブスクの採用など、メディアは大変革の時を迎えている。そこにあるのは、一方通行の情報発信から読者コミュニティ

                                                                          創業80年の農業雑誌、出版不況にびくともしない「普及力」の秘密
                                                                        • 規格外野菜に関する誤解で打線組んでみた【落ちこぼれナス農家の、不器用な日常】 | AGRI FACT

                                                                          農薬に関する誤解とともに多いのが、規格外野菜に関する誤解です。 規格外野菜の実情について、もっと消費者に知ってほしい! ということで今回は、 「規格外野菜に関する誤解で打線組んでみた」 をテーマに、農家の僕ナス男が解説します! 消費者の方にぜひ読んでほしい内容です! 1.(中)ちょっとくらいの傷なら売れよ!「ちょっとくらいの傷でも捨てるのか! 出荷規格が厳しすぎるのでは!?」 という意見はけっこうありますが…… 消費者の方にはあまり知られていないかもしれませんが、きれいなA品と廃棄される規格外の間に、いくつかの規格があるのです。 スーパーに並ぶキレイなA品しか出荷できないわけではなく、B品でも問題なく出荷できます。 例えばナスの場合。 程度の軽い傷や多少の曲がりなら、出荷できます。 このような野菜は、スーパーではなく外食企業や加工工場に行くことが多いです。 規格外になるものは、下の画像のよ

                                                                            規格外野菜に関する誤解で打線組んでみた【落ちこぼれナス農家の、不器用な日常】 | AGRI FACT
                                                                          • 農作業の重労働を楽にする「メカロン」。人を追いかけ作物運搬

                                                                              農作業の重労働を楽にする「メカロン」。人を追いかけ作物運搬
                                                                            • 輸入レモンはイヤですか?|松永 和紀

                                                                              輸入柑橘類に使う防かび剤の話は、農薬や添加物批判をしたい人たちの定番です。1970年代に消費者団体などによって不買運動が展開されましたし、とくにレモンは、写真のさわやかさ、スライスして紅茶に入れて飲むと言われて思い浮かべるほっとする光景と、防かび剤というちょっと怖そうな言葉のコントラストがはっきりしていて、好まれる題材ですね。 で、この記事のなにが問題か、というと、「残ってはいけない」「食べてはいけない」にとどまっていて、その先がないこと。 防かび剤は輸入農産物において収穫後に使われるので、日本では農薬としてではなく添加物として安全性評価が行われ、問題がないものが使用を認められています。農産物が袋に入って売られる場合には添加物として袋に表示しなければなりませんし、ばら売りの場合には売り場に掲示されます。チアベンダゾール(TBZ)やオクトフェニルフェノール(OPP)、イマザリルなど見かけたこ

                                                                                輸入レモンはイヤですか?|松永 和紀
                                                                              • 国産小麦拡大へ支援広がる 新潟県はコメから転作促進 - 日本経済新聞

                                                                                自治体が相次ぎ小麦の生産拡大を支援している。需要が減少傾向にあるコメからの転作を促し、農家の経営安定を目指す。ロシアによるウクライナ侵攻で小麦の国際価格が高騰し、食糧安全保障や価格安定の両面で国産の重要性が高まっていることにも対応する。新潟県は9月から県内数カ所で実証実験用の圃場を整備している。県農業普及指導センターが圃場で生育状況や収穫量を調べる。「初めて小麦を生産する農家もいる」(担当者)

                                                                                  国産小麦拡大へ支援広がる 新潟県はコメから転作促進 - 日本経済新聞
                                                                                • 播きっぱなし植えっぱなしでOK! 無精者でも育てられるほったらかし菜園作ろうぜ

                                                                                  コロナを感染せず感染されず、近所で楽しめる外遊びといえば、庭での土いじりで決まりである。「緑豊かな環境」に行けないなら、自分で作ってしまえばいいじゃない。この春楽しむべき外遊びは、出かけずに完結する庭づくりだ。 わがやではコロナがやってくる前から庭の菜園化を進めていた。お洒落っぽくいえば「エディブルガーデン(=食べられる庭)」である。しかし素人園芸なので、種子を播いても苗を植えても思うようには育たなかった。 ガーデンどころか市民農園の野菜クズ捨て場、といった惨状を数年続けて学んだのは「痩せた建設残土に種子を播くだけでは野菜は育たない」「手間ひまをかけて、はじめて野菜は育つ」という至極当たり前な事実だった。ほとんどの野菜は、栄養のバランスの取れた土に植えなければ望むようには育たない。 しかし、技術を向上させず種子ばかり播き続けて学んだこともある。ある種の野菜や果樹は、手入れをせずとも収穫を楽

                                                                                    播きっぱなし植えっぱなしでOK! 無精者でも育てられるほったらかし菜園作ろうぜ