ご質問に対して、正面から答えるわけではなく、いなした感じの答えになってしまいますが・・ 変わったのは言葉ではなくて日本社会の方です。あるいはマスコミであると言ってもよいかもしれません。 60年安保闘争、あるいは70年安保闘争の時には、まさにその内容が軍事同盟であるからこそ、賛否が激しく争われましたし国会だけでなくデモなどによる意思表明がなされたわけです。ただ、当時と今との決定的な違いは「公式には(現在でも)日本には自衛隊しかなくて軍隊はもっていない」ことになっておりますが、今では明確に自衛隊=軍隊であるという認識を持っている人が多いことでしょう。 ここに時代の移り変わり、社会の変化を感じます。安保闘争のころはもちろん、20年ほど前であっても「日本は軍隊を所有している」とか「日米軍事同盟」という言葉を政治家が公言すればマスコミなどによって大きな議論がまき起こることは必至でした。たとえ実態はそ
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