「このままでは新聞がダメになる。新聞社の価値が低下しているの対し,FacebookやMyspace,Youtubeの価値が高まっている。新聞人は新しいソーシャルメディアから学ぶことが多い。そこで新聞サイトもソーシャルネットワークの構築を試している。私もブログを書き始めており,さらにこのたびFacebookに自分のページを開設することにした」。 このようにブログで語っているジャーナリストは,あのニコラス・クリストフ(Nicholas D. Kristof)である。彼は現在,New York Times(NYT)のOp-Edコラムニストであるが,90年代後半にNYTの東京支局長を務めたこともある。ピュリッツアー賞を2回受賞し,そのうちの一つは北京特派員時代の天安門事件報道に対してである。 著名なベテランの現役ジャーナリストも,ブログやSNSに挑んでいるのだ。新聞を復活させるには,記事をトップダ