東京大学大学院教育学研究科・臨床心理学コース下山研究室は22日、マインドアイル社と共同でAIを活用した認知行動療法サービス「いっぷく堂AI版」の公表を発表した。 【こちちらも】医療分野でのIoT・AI関連市場、今後10年で大幅拡大へ 富士経済が調査 下山研究室では、最先端の認知行動療法に基づき、ITを活用したメンタルヘルス支援サービスを開発してきた。その成果と知見を基に、マインドアイル社による先駆的なAI技術を融合させることで、AIとの自由対話を用いた「いっぷく堂AI版」の開発と効果検証が実現。実施された効果検証により有効性が示されたことから、今回公表に至った経緯がある。 「いっぷく堂」は、自分の身体と心の状態を継続的に確認し記録する「モニタリング機能」と、自分の調子に合わせた過ごし方をして自分をコントロールする「行動活性化機能」に焦点を当てたサービス。さらに進化した「いっぷく堂AI版」で