成人期の発達障害の鑑別疾患と併存症―奈良県立医科大学人間発達学 飯田順三先生の講演をまとめました。タイプミスが多いのでご了承ください。
非行に走る子どもの心理を理解しようと、三田学校臨床心理研究会がこのほど、ウッディタウン市民センター(兵庫県三田市けやき台1)で、小中学校の教諭やスクールカウンセラーら約50人が参加する公開セミナーを開いた。児童精神科医の宮口幸治さん(49)が講師を務め、非行を防止するために子どもの認知機能を育むトレーニングについて学んだ。 同研究会は角田豊・京都教育大教授(52)=志手原=が会長を務め、2005年に本格始動。原則年1回のセミナーを開いている。 宮口さんは講演で、非行の原因について、見聞きしたものを理解する能力や、見えないものへの想像力をつかさどる認知機能が弱い場合があると指摘。認知機能が弱いと、計画的な努力や感情の統制、環境に応じた協調などが苦手となり、周囲とのあつれきにつながるという。 ワークショップでは、実際に体を動かして認知機能を高める方法を学んだ。複数人で互いに棒を投げ合ったり、複
スクールカウンセラーの配置は、いじめや不登校問題の解消を目的に平成7年度に始まった。現在、公立小学校の65%に当たる1万3800校、中学校全校約1万校、あわせて2万3800校に配置されている。開始20年、カウンセラーの活用状況、質の問題など課題は少なくない。 スクールカウンセラーの多くは臨床心理士と呼ばれる心の専門家で、非常勤職員としていくつかの学校を掛け持つ。相談業務は1校あたり平均週1回、4~8時間、年間35週。都道府県によって、人材の不足や偏在、財政状況等の理由で活用状況に開きがある。 近年、命にかかわる深刻ないじめ、発達障害や小児うつなど精神心理疾患、傷害事件や子供の貧困問題など、多岐にわたる心のケアが求められている。 配置前と後では一定の成果は見られるものの、週1回、数時間の相談業務では継続的な相談効果や学校との一体的、組織的な相談体制の確保は困難と言わざるを得ない。 相談体制の
1973年沖縄生まれの大阪育ち。NHK学園卒。 1992年より民間で不登校支援にかかわる。1993年に大阪の「不登校・ひきこもり」青年の支援機関「淡路プラッツ」勤務。1999年、沖縄で精神障がい者が通う授産施設に勤務。その後、大阪へ戻り「淡路プラッツ」塾長として4年勤務した後、2005年に沖縄で「ひきこもり」青年の相談を開始。2010年にNPO法人沖縄青少年自立援助センター(http://www.churayui.org/)を設立し不登校やひきこもりの問題を抱えた青年や親の相談活動を実施している。 「ひきこもり」という言葉をお聞きになったことはあるだろうか?そしてこの言葉からネガティブなイメージを連想される方もいるのではないだろうか。 「ひきこもり」が大きく社会に認知されるきっかけとして、2000年の「新潟少女監禁事件」や「佐賀バスジャック事件」があり、マスコミでは事件を起こした青年が「ひ
・2013年売れ筋ランキングTOP10 カウントダウン(前半)(14/01/01) こちらもまた特集が発達障害関連ということで、やはりそちら方面への関心の強さがうかがわれるわけなんですが、今年刊行になる第14巻の特集はシリーズタイトルに「①」がついていることからもわかるように、「シリーズ・発達障害の理解」ということで恐らく6号連続で発達障害が特集されるようです。 明日発売の本で、今日注文して果たして間に合うかどうか微妙な感じだったり、注文分だけでAmazonさんは在庫切れになる可能性もなきにしもあらずですが、興味がある方はお早めにご注文されるのが吉かと。 今回の第1号も豪華な執筆陣で早く中身を読んでみたいと思ってます。
大人のADHDは診られませんと診療を断る精神科外来が多い。本書を読めば、急増する「大人のADHD」の診療が楽しくなる。 今、精神科の外来では、「大人のADHD」の受診者が増えている。しかし、大人のADHDの治療を行っているところは、ごく一部の治療施設であり、多くのADHDの成人が、診療を受けられずに困っている。どのクリニックでも、大人のADHDの診療が行われることが望まれている。 本書は、5000例以上の臨床経験をもとに、ADHD診療の具体的なノウハウを分かりやすく解説する。医療採算性の問題も、著者の示す効率的診療など具体的工夫によって改善される。本書は、明日から大人のADHDの診療を行うための具体的な手引書である。 出版社の紹介ページでは、表紙・はじめに・目次と第1章が立ち読み可能です。 ・明日からできる大人のADHD診療(星和書店) 拝読させていただきましたので、改めて簡単に感想など書
「発達障害の二次障害」…この言葉を聞く度にイラッとする。どういう意味でこの言葉を使っているのかと見識を疑うケースによく出会うからだ。もちろんこういう診断などあるわけもなく、「発達障害を負っている人のストレス関連障害」ということだったりするし、「発達障害を負っている人の気分障害」だったりする。 それらを発達障害に起因するかのような言葉で「発達障害の二次障害」と言うのが気に入らない。問題がいかにも発達障害から始まっているかのような印象を与えるが、基本は発達障害に理解の無い環境であったり、不適切な関わり方であったりすることが多いわけで、それは広い意味での虐待、あるいはマルトリートメントの結果だったりする。障害というものを「健常者」「定型発達」と対比的に考え、その境界線を引いておいて、「発達障害」に根本の原因があるかのように表現するのは、許容力のない社会を造り上げて平然としている側の言い訳、あるい
NHKハートネット @nhk_heart 学生生活がうまくいかなくなったとき、誰に相談すればいいのか?大学の相談室に行ったとしても…「話は聞いてくれても具体的にどうすればいいか考えてもらえず、今も解決していない」 「大学入学前から『学校』に対して不信感があり、学校の人を頼ることができない」そんな声が。ハートネットTV 2012-12-31 18:11:18 kingstone @king1234stone これは担当者が、「ひたすら話を聴く以外、何もしちゃいけない」という方向の訓練を受けている人が多いからかも。 QT @nhk_heart: 大学の相談室に行ったとしても…「話は聞いてくれても具体的にどうすればいいか考えてもらえず、今も解決していない」 ハートネットTV 2013-01-03 12:09:19
全国の公立小中学校の通常学級に在籍する児童生徒のうち、人とコミュニケーションがうまく取れないなどの発達障害の可能性のある小中学生が6.5%に上ることが5日、文部科学省の調査で分かった。推計で約60万人に上り、40人学級で1クラスにつき2、3人の割合になる。しかし4割弱の児童生徒は特別な支援を受けておらず、専門家は「支援策を話し合う校内委員会などが十分に機能していない」と指摘している。調査は今年
題名はもちろん皮肉です。 自閉症スペクトラムのプロに果敢にも挑戦する@tocochiroさんには頭が下がります。 最近は、乳児の「姿勢」で色々とご商売されておられるようで・・・ EBMがな~んもないのに、さも事実かのようにモノを言うのって凄いですよね。そして、ご本人はそれが事実だと「確信」しておられる。ご立派ご立派。 続きを読む
今朝から、わがツイッターのタイムラインがこの条例案なるものへのすごい批判の嵐でいっぱいになっている。大阪維新の会自体についてはあまり知見がなく、政治的な評価などの意見は私は全くもっていないが、この条例案祭りが、ツイッター以外の場所にあまり出ていないようなので、少々ツイッターを深読みしてみた。 条例案は下記参照。あまり長くないので、ご興味のある方はまずは見てほしい。「これって虚構新聞でしょ」というツイートが的を射ている。本気でこんなことを公の場で言う人がいるのかと驚いた。ツッコミどころが多すぎる。 大阪市・家庭教育支援条例 (案) ――― 全条文 (前文、1〜23条) 特に私の周囲で批判が多いのが、第4章第15条。 乳幼児期の愛着形成の不足が軽度発達障害またはそれに似た症状を誘発する大きな要因であると指摘され、また、それが虐待、非行、不登校、引きこもり等に深く関与していることに鑑み、その予防
ひどいものを読んだ。 家庭教育支援条例(案) http://osakanet.web.fc2.com/kateikyoiku.html 第4章 (発達障害、虐待等の予防・防止) (発達障害、虐待等の予防・防止の基本) 第15条 乳幼児期の愛着形成の不足が軽度発達障害またはそれに似た症状を誘発する大きな要因であると指摘され、また、それが虐待、非行、不登校、引きこもり等に深く関与していることに鑑み、その予防・防止をはかる (伝統的子育ての推進) 第18条 わが国の伝統的子育てによって発達障害は予防、防止できるものであり、こうした子育ての知恵を学習する機会を親およびこれから親になる人に提供する もし、この条例がこのまま成立するならば、大阪市の発達障害をもつ子どもたちと家族は一刻も早く、大阪市を脱出したほうがよいと思う。 この条例の考え方において、発達障害の子どもは「予防に失敗された存在」であり、
通信社などの勤務を経て、フリーのジャーナリストに。1997年から日本の「ひきこもり 」界隈を取材。東日本大震災直後、被災地に入り、ひきこもる人たちがどう行動したの かを調査。新刊は『ルポ「8050問題」高齢親子〝ひきこもり死〟の現場から 』(河 出新書) 他に『ルポ ひきこもり未満』(集英社新書)『ひきこもる女性たち』(ベ スト新書)、『大人のひきこもり』(講談社現代新書)、『あのとき、大川小学校で何 が起きたのか』(青志社)など多数。TVやラジオにも多数出演。KHJ全国ひきこも り家族会連合会本部広報担当理事。東京都町田市「ひきこもり」ネットワーク専門部会 委員なども務める。YAHOO!ニュース個人オーサー『僕の細道』 「引きこもり」するオトナたち 「会社に行けない」「働けない」――家に引きこもる大人たちが増加し続けている。彼らはなぜ「引きこもり」するようになってしまったのか。理由とそ
現在19歳になる娘の事で深刻に悩んでいます。 高校卒業後、スーパーのレジの仕事に就いたものの(正社員)ミスを繰り返し他部署へ異動させられてしまいました。 しかし他部署でも仕事の要領が悪く、繰り返し注意され、結局会社の業績不振を理由にリストラされてしまいました。 その後失業給付を受けながらようやく販売の仕事に就きましたが、現在試用期間中でこの先どうなるかわかりません。 娘は周りにいる19歳の子とは全く違います。見た目は小学生のように幼く見えます。 日常生活でも本人にしか理解できない行動を繰り返します。 以下娘の行動の特徴をあげてみますと ・部屋の電気をつけたり消したりする際にパチパチと何回もスイッチを押す。ひどい時は5分~10分もの間カチャカチャ押すのでうるさいからやめて!と家族が注意してようやくやめる。 ・コップに入った飲み物を飲み、テーブルに戻す際にいつまでも手からコップを離さず、何度も
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