野田佳彦首相の施政方針演説に対する各党の代表質問が2012年1月26日午後、衆院本会議で始まった。自民党の谷垣禎一総裁が消費税増税などについて「マニフェスト違反は明らかだ」と追及すると、野田首相は「公約違反ではない」と反論した。代表質問は衆院では1月27日まで、参院では27日と30日に行われる。 野田首相が「逃げることの出来ない、先送りをすることの出来ない課題」として掲げている"社会保障と税の一体改革"。その柱となるのが、消費税率の引き上げだ。代表質問でトップバッターを切った自民党の谷垣禎一総裁は、2009年の衆院総選挙当時に民主党が掲げたマニフェストに照らし合わせながら、消費税増税の問題を取り上げた上で、 「『マニフェストに書いてないからマニフェスト違反ではない』などというのは詭弁に過ぎず、特に憲法上の財産権の保障という国民の権利に直結する税の問題だけに、一体改革のマニフェスト違反は明ら
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