【エルサレム共同】イスラエルのベンシトリット駐日大使が帰国後、中部のソレク核研究センターで検査を受け、甲状腺から微量の放射性ヨウ素が検出されたことが分かった。29日付のイスラエル・ハヨム紙が伝えた。詳しい数値は不明だが、健康に影響のないレベルだという。 大使は、18日に始まったイスラエルの過ぎ越し祭に合わせて帰国し、28日に日本に向けて出発した。数カ月後に検査のため再び帰国する。大使は同紙に「健康状態については心配していない。パレスチナ情勢の方が気になる」と語ったという。
デジタルグローブ社が3月18日に撮影した福島第1原発の衛星写真。中央右から1号機、2号機、3号機、4号機(ロイター=共同) 福島第1原発の事故で、原子力安全委員会は11日、原発からは最大で1時間当たり1万テラベクレル(テラベクレルは1兆ベクレル)の放射性物質が放出されていたとの試算を明らかにした。 政府はこれを受け、原発事故の深刻度を示す「国際評価尺度(INES)」で最も深刻な、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故に並ぶ「レベル7」とする方向で検討に入った。 INESの評価によると、放射性のヨウ素131換算で外部への放射性物質の放出量が数万テラベクレル以上である場合は、レベル7であるとしている。 原子力安全委の班目春樹委員長は、1時間当たり1万テラベクレルの放出が「数時間」続いたとの推計を明らかにした。 1時間当たり1万テラベクレルの放出が数時間続けば、レベル7に当たることになる。現在は同1テラ
入試問題が試験中にインターネットの質問サイトに投稿された問題で、早稲田大が二月十二日に文化構想学部の英語を受験した九千九百三十五人について、答案とサイトに書き込まれた内容を照合する作業を始めたことが分かった。同様の問題があった京都大、同志社大、立教大も照合を検討する方針。 試験問題は、試験会場から受験生が単独か外部の協力者などを通じて携帯電話で投稿されたとみられる。回答が受験生に伝えられ、受験生がそれを答案に書いた可能性がある。このため早大などでは、質問サイトの回答と答案を照合することで試験問題を流出させた受験生が特定できる可能性があると判断した。 早大によると、照合作業は内部調査委員会が主導し、すべての答案を精査する。不審な受験生がいなかったか、試験会場で監督員を務めた教職員や大学院生ら約四百六十人からも聞き取る。「入試問題流出により、大学の入試制度に対する社会への信頼が妨害された」とい
生活習慣病などで医師から減量を勧められても、なかなかうまくいかない人が多い。関西医科大枚方病院(大阪府枚方市)は、患者を心理的にサポートし、確実にできる目標を立てて減量する「認知行動療法」を肥満治療に取り入れて成果を挙げている。心理スタッフが加わることで、治療チームの役割分担も明確になったという。 (野村由美子) 肥満外来は、同病院健康科学センター長の木村穣教授を中心に二〇〇〇年に開設。体格指数(BMI)=メモ=が30以上の人を対象に、半年で体重の5%を減らす減量指導をしている。最初に一泊入院で体調を調べ、運動や食事の専門指導をしてきた。 しかし、いくら指導してもやせない人はいる。「本人は『やっぱり自分は駄目だ』と落ち込み、スタッフは『なぜできないか』とがっかりしてしまうこともあった」と木村教授。心理的なサポートが必要と、翌年から非常勤の臨床心理士ら心理スタッフによるカウンセリングを導入し
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