役員や取引先になりすまして、メールで会社に偽の送金を指示する「ビジネスメール詐欺」と呼ばれる新たな手口の被害が国内で相次ぎ、数億円をだまし取られた企業もあることから、警視庁が捜査を進めています。 別の東京の商社でも、商品代金を振り込む直前、海外の取引先から「送金先の口座が変更になった」というメールが届き、指定された口座におよそ500万円を送金しましたが、このメールも何者かが送りつけたものだったということです。 メールには、実在の担当者の名前が記載されるなどしていて、事前に何らかの方法で企業の情報を調べたうえで、なりすましメールを送りつけたとみられています。 警視庁などによりますと、こうした手口はBEC=「ビジネスメール詐欺」と呼ばれ、去年から国内で相次いでいるということです。国内の企業になりすまして、海外の企業に送金させる手口も確認されていて警視庁は、企業を狙った新たな詐欺とみて、口座の情
![企業狙う「ビジネスメール詐欺」被害相次ぐ | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/80176d219da46bc1f6735059137e32fcca8b5fa9/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20160530%2FK10010540261_1605301931_1605301935_01_03.jpg)