ハ~イ! 皆さん。長い休みにはスペシャルな企画が必要だろ? 今回は、あの室谷克実さんと話すんだ。俺の興奮はわかるよな? 人と話す時には敬意と礼儀が大切なのもわかるよな? いつもの「トニー節」は封印だぜ! 「ふだんの親父じゃない!」って苦情を寄こす前に、哀れな韓国を巡る2人の熱い議論を読んでくれよな! 敗戦後日本で、保守は長らく“日陰”の存在だったらしいな。ところが、俺のファンが激増していることでもわかるように、保守論は今や市民権を得つつあるんだ。まずは、日米の保守の現在を話し合わせてくれ。 室谷 自民党が政治の主導権を握っていたので、日本の保守派は多数派でした。しかし、指導者たちの大部分が自信を持っていなかったのです。これはアメリカの責任だと考えています。敗戦後GHQ占領軍は日本を腰抜けにしようとした。その中の民政部門は、アメリカや連合国の中の左翼グループに掌握されていました。そこで日本人