[東京 24日 ロイター] - 丸紅<8002.T>は24日、米穀物子会社コロンビア・グレインの中国法人の社員3人が中国当局に拘束されたと明らかにした。同社広報は、拘束の理由や拘束された社員の国籍は不明としているが、大豆輸入取引に関し脱税の疑いがもたれているとの情報がある。 2人の関係筋によると、拘束された社員の1人は、コロンビア・グレイン中国法人の貿易担当幹部Zhang Wenjing氏。 同社と得意先関係にあるそのうちの1人は「Zhang氏は税関当局の調査対象となっている。コロンビアが価格を調整して課税逃れを働いているとの密告が税関当局にあったようだ」と話した。 もう一人の関係筋は、Zhang氏らが青島市の税関当局に拘束されていると述べた。Zhang氏以外の社員の名前は不明。 コロンビアの深セン事務所の関係者は、ロイターに対し、Zhang氏は取材に応じられないと説明。Zhang氏は当局
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