「ジュラシック・パーク」から22年。この夏、シリーズの4作目「ジュラシックワールド」が上映され、全世界で記録的なヒットとなっています。作品の製作総指揮にあたったスティーヴン・スピルバーグさんに、映画の見どころや映画の未来について聞きました。 「この20年余り、(ジュラシック・パークで)多くの人が見たいと言っていたのが“ジュラシック・パークというテーマパークの成功”。だからまず、世界中から人が訪れて大盛況の様子を描きたかった」 新作の見どころについて、スピルバーグさんはこう語りました。これまでのシリーズでは、恐竜たちを間近で見られるテーマパーク「ジュラシック・ワールド」の開園までの奮闘ぶりを描いてきました。今回の作品では、まず、毎日2万人が訪れるまでになった施設の様子が詳細に描かれます。 物語は、施設にもっと客を呼び込もうと、遺伝子操作によって巨大化した恐竜を生み出す場面から大きく展開します