女性の再婚禁止期間を、最高裁判所の判決を踏まえて、離婚後6か月から100日に短縮する改正民法が、1日の参議院本会議で可決・成立しました。 女性の再婚禁止期間を巡っては、最高裁判所が去年12月、女性にだけ離婚後6か月間再婚を禁じている民法の規定は100日が合理的で、それを超える期間は憲法違反だとする判決を言い渡しました。 これを受けて政府が提出した民法の改正案は、国会審議の過程で「法律の施行後3年をめどに、改正後の施行状況などを勘案し再婚禁止期間の在り方について検討を加える」という文言を付則に盛り込む修正が行われました。 改正民法は、1日の参議院本会議で採決が行われ、全会一致で可決・成立しました。