熊本県氷川町は、平成27年度から熊本県教育委員会『ICTを活用した「未来の学校」創造プロジェクト推進事業研究推進校』の指定を受けており、町内小中学校5学校が連携して学力の向上をめざして研究に取り組まれています。このほど氷川町立宮原小学校、氷川町及び八代市中学校組合立氷川中学校を会場に「氷川町小・中学校研究発表会」が開催され、タブレット端末を活用した授業公開などが行われました。発表会の内容をピックアップしてレポートします。 熊本県氷川町は、平成27年度から町内全小中学校5校にタブレット端末や電子黒板、実物投影機などのICT環境整備を進めている。氷川町及び八代市中学校組合立氷川中学校(以下、氷川中学校)では、タブレット端末100台、実物投影機9台、電子黒板8台、5教科のデジタル教科書、教師用のノートPC9台が整備されている。 また氷川町では「課題解決にむけ主体的・協動的に学ぶ氷川っ子の育成」に