何のための教育なのかということを考える時に、単純で分かりやすい答えとしては「社会で役に立つ人材を育てる」というものだろう。 しかし、この答えは非常に曖昧なものであるし、その時々の社会の都合に簡単に振り回されるような危うさを持っている。だからこそ、「社会に役に立つ」という言い方ではなく、もう少し切実で具体的なビジョンを持てないかと思うのだが、その一つの解として、「リーダーシップ」という言葉が挙げられるかもしれないと、最近出た本を読んで感じた。 リーダーシップ教育のフロンティア【研究編】: 高校生・大学生・社会人を成長させる「全員発揮のリーダーシップ」 作者: 中原淳,舘野泰一,高橋俊之 出版社/メーカー: 北大路書房 発売日: 2018/06/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る リーダーシップ教育のフロンティア【実践編】: 高校生・大学生・社会人を成長させる
![【書評】リーダーシップと学校 - ならずものになろう](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fcb00285534fef2ecbbd92d8a742540cd0d53ea3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffarm5.staticflickr.com%2F4123%2F4786510205_f14084ee32_b.jpg)