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ブックマーク / iwasen.hatenablog.com (29)

  • 教員として30歳になるまでに。 - いわせんの仕事部屋

    教員になって30歳になるまでの8年間(人による)をどう過ごすかは当に大事だと思う(サンプル数1)。 ぼくは、これまでのに書いてきたことでもあるけれど、戦後の民間教育運動の残り香の中 の中で過ごした。 学生時代に野外教育と総合学習に出会い、伊那小に何度も何度も通った。高島小、奈良女、神戸大附属明石、緒川小、いいものにたくさんふれ、たくさんの実践記録、ビデオを見る機会に恵まれた。キャンプリーダーをやり、環境教育に出会い、野外教育に没頭した。 教員になって「クラスで牛を飼えない!」ことに気づき、気がつくと手元に何もなく。クラスがガチャガチャになり、救いを求めて毎週のように通った。 法則化にも手を出し「何!当にこの指示で子どもがゴミをたくさん拾うぞ!うひひ」と悦に入ったりしていた。 なんか違うと思いつつ、偶然紀伊國屋書店で出会ったのが『たのしい授業』という一風変わった小さな雑誌。仮説実験授業

    教員として30歳になるまでに。 - いわせんの仕事部屋
    s_locarno
    s_locarno 2021/01/09
    軽い教育論で育ってきてしまったなぁと思うのです。色々な実践がお手軽にパッケージ化されて気楽に教員をやれる時代に育ってきたという自戒がある。
  • 「プロジェクト」と「もどき」を分かつ条件は? - いわせんの仕事部屋

    プロジェクトって、つまりはなんでしょう? 今日、事務所でスタッフのうまっちと話題になりました。その場でもちょこっと話したのですが、帰りの車の中でぼやーっと考えたことがあったので、帰ってきてエイヤとまとめました(なんせ1時間40分もかかるので、考える時間が無限に・・・・) 探究の学び、プロジェクトの学び、PBL、言い方はいろいろありますが、ここではプロジェクトとしておきます(正確にはプロジェクトは探究の方法概念)。 プロジェクトってなんでしょう? 藤原さとさんがブログの中で引用していますが、『理解をもたらすカリキュラム設計』ではこんな事例を載せています。 理解をもたらすカリキュラム設計―「逆向き設計」の理論と方法 作者:グラント ウィギンズ,ジェイ マクタイ 出版社/メーカー: 日標準 発売日: 2012/05/01 メディア: 単行 (このプロジェクトをデザインするには必読。必要な

    「プロジェクト」と「もどき」を分かつ条件は? - いわせんの仕事部屋
  • GWに読んだ本続き(メモ)。 - いわせんの仕事部屋

    GWに読んだ続きです。 ③ 弱いロボット (シリーズ ケアをひらく) 作者: 岡田美智男 出版社/メーカー: 医学書院 発売日: 2012/08/24 メディア: 単行 購入: 1人 クリック: 7回 この商品を含むブログを見る ★★★★★ 友人、神吉宇一に紹介してもらった。 「投機的な振る舞い」とそれに伴う近くの変化(グラウンディング)で人の行動を見ていく面白さ。PAの見方もこのでかなり変わった。ジャンルの違うは大事だ。新書も読んでみよう。 〈弱いロボット〉の思考 わたし・身体・コミュニケーション (講談社現代新書) 作者: 岡田美智男 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/06/14 メディア: 新書 この商品を含むブログ (6件) を見る このも『7つの神話〜』に続いてあたりだった。 ④ 教師の勝算: 勉強嫌いを好きにする9の法則 作者: Daniel T. W

    GWに読んだ本続き(メモ)。 - いわせんの仕事部屋
    s_locarno
    s_locarno 2019/05/05
    当ブログ紹介ありがとうございます。シリーズケアをひらくは、自分も好きで読んでます。
  • ゴールデンウイーク10冊チャレンジ。その1と2。 - いわせんの仕事部屋

    怒濤の4月。 日々の仕事に精一杯で、インプットの時間が取れていませんでした。 良質のインプットを続けないと、アウトプットの質が高まらない。というわけでGW10日間10冊チャレンジを勝手に始めています。 今日読んだのはこれ。 7つの神話との決別: 21世紀の教育に向けたイングランドからの提言 作者: デイジークリストドゥールー,Daisy Christodoulou,Beverley Horne,松佳穂子,ベバリーホーン,大井恭子,熊たま 出版社/メーカー: 東海大学出版部 発売日: 2019/02/22 メディア: 単行 この商品を含むブログを見る ★★★★★ 同僚、あすこまさんに紹介してもらった。今日一気に読了。いやあ読んで良かった。いたたたた。耳が痛くなる書では、イギリスの教育界における7つの神話として以下を挙げています。 神話1 事実学習は理解を妨げる 神話2 教師主

    ゴールデンウイーク10冊チャレンジ。その1と2。 - いわせんの仕事部屋
  • これからの学校と学びを考えるための本リスト30【2019年3月改訂版】 - いわせんの仕事部屋

    これからの学校と学びを考え、実装する際に前提として共有したい。 これからの学校、教育を考えるとき、ついつい私たちはこれまでの経験や信念から出発してしまいがち。しかしそれでは生産的な時間を生み出しにくい。 まずはここまではインプットした上で構想したい,そう考えています。 ★大前提 ①② 教育の力 (講談社現代新書) 作者: 苫野一徳 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/03/19 メディア: 新書 この商品を含むブログ (12件) を見る どのような教育が「よい」教育か (講談社選書メチエ) 作者: 苫野一徳 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2011/08/11 メディア: 単行(ソフトカバー) 購入: 2人 クリック: 5回 この商品を含むブログ (17件) を見る すべてはここから始まります。何度読み返しても発見があります。さらっと読み流していたところが、読み返すと

    s_locarno
    s_locarno 2019/03/18
    最近発売になった本から基本文献になりつつある本まで幅広く。四月が始まる前に全部読みたい!(それは無理
  • シンプルな方法で学校は変わる。 - いわせんの仕事部屋

    教員をしていた若い頃、学校には不満ばかりあった。 慣例が多すぎて変化しない。何も変わらない。自由な実践をさせてくれない。認めてくれない。自分だけ頑張っても などなど。 まあ端的に言えば、自分の目からしか世界を見ていないのでそれが全てと思っていたわけだ。「自分は頑張っているのに」「自分には見えているのに」「自分は学んでいるのに」という、どうしようもない自尊心のようなメガネをかけて見ているわけだから、そうにしか見えないのはある意味当然だった。 教員になって10年がすぎた頃。埼玉県の長期派遣研修で大学に戻る機会に恵まれた。 「全国の学校を見にいこう!」と名だたる学校を山のように見に行ったけれど、自分が働いてみたいと思える職員室、教室にはなかなか出会えなかった。 その中で1つだけ、教員が楽しそうに働いている学校があった。 それが新潟県上越市立高志小学校。 なぜこんなに楽しそうなんだ?の謎を知りたく

    シンプルな方法で学校は変わる。 - いわせんの仕事部屋
    s_locarno
    s_locarno 2019/02/20
    シンプルさにたどり着くまでの逡巡が大切なのだろうと思う。
  • 「学級経営」を学ぶということの難しさ。実践知をどう共有するか② - いわせんの仕事部屋

    ①はこちら。 iwasen.hatenablog.com さらに小難しく進みます。こんなの読んでくれる人いるのかな・・・・・ (このブログ、振れ幅が大きくてすみません・・・・。自分のポートフォリオとして活用しているのでご容赦を) そもそも教師の実践知とは何でしょうか。 学校現場では教師の専門性は技術的合理性で語られることが多いのが現状です。 プロフェッショナルの活動を成り立たせているのは、科学の理論や技術を厳密に適用する、道具的な問題解決という考え方 (ショーン2007) というわけです。 教育界の新しい動きは新しい方法や技術として提案され、教師はそれを現場に適用すれば解決するというわけですね(導管としての教師)。ここにおいて実践知とは目的に対する手段の関係となり、転移可能で脱文脈的なものとして捉えられています。 しかし、佐藤(1997) が指摘するように、教師の仕事は「不確実性」を特徴と

    「学級経営」を学ぶということの難しさ。実践知をどう共有するか② - いわせんの仕事部屋
  • 学び続ける教員って個人の努力? - いわせんの仕事部屋

    「学び続ける教員像」みたいなことが言われています。 教員は学び続ける存在。 それ自体はよく分かります。 ではどうやって? こういう話は、一人ひとりの教員個人の取り組みや努力に還元されがちですが、それって危ない。いわゆる「自己責任論」ですね。 学んでないのはおまえのせいな。 うまくいかないのはおまえのせいな。 これって当でしょうか? 来、誰しも教員として成長したいとは思っている。 そういうぼくたちに、 「学び続けたいと思える環境が保障されているか」どうか。 ここが決定的に大事だと思うのです。 これを抜きにした「学び続ける教員像」の議論は危ない。教室も同じです。 学校の中にいかに「学び続ける場」をつくるかは、 年齢構成が大きく変わりつつある学校現場にとってはより重要です。 かつては、教員になれば、その現場で「先輩から学ぶ」がある程度機能してきました。同僚性が残っていたのですね。 私事で恐縮

    学び続ける教員って個人の努力? - いわせんの仕事部屋
    s_locarno
    s_locarno 2018/09/09
    “学んでないのはおまえのせいな。うまくいかないのはおまえのせいな。これって本当でしょうか?”個人の努力・我慢が研修や勉強だなんて言ってしまっては、やがて立ち枯れするしかなくなる。
  • 日々の振り返りをどう書くか? - いわせんの仕事部屋

    で、どう振り返りを書くかという問題ですが(昨日の続き)。 ぼくは今のところこんな風にまとめています。 教員版 「振り返りジャーナル」の進め方    2018年9月4日版 ○なんのためにやるの? ・自身の実践の記録のため ・自分自身と対話するため ・経験はそのままでは流れていってしまいます。経験を記述して、あらためて眺めてみることで、その時には気づかなかったことに気づいたり、新たな発見、成長のポイントが見つかりますつまり振り返りを続ける理由は経験から学んで成長するためです。 ・子どもたちの成長や変化、自身の成長や変化に敏感になります。振り返りを続けることで、自身のアンテナが磨かれていくんです。 ・伴走者、フィードバック相手がいることで、一人では得にくい気づきが生まれる(可能性が高いです!)。 ・やがて一人で「振り返って成長し続ける力」になるはず。 ○大切なポイント ①「1日あたりの時間」と「

    日々の振り返りをどう書くか? - いわせんの仕事部屋
    s_locarno
    s_locarno 2018/09/04
    “「振り返りジャーナル、クラスの子が書かないんですよね・・・」という悩みの答えは、案外「私がその良さを実感している」にかかっていると思います。”ブログを800日も連続で書いているとよく分かる。
  • 日常的&継続的なリフレクションプロジェクトの提案。 - いわせんの仕事部屋

    学校でこんなことしたらどうだろう? 校内での日常的な相互リフレクションによる教員の成長と学校コミュニティ形成 日の学校には「授業のリフレクション」の提案はたくさんあるのに、「日常的なリフレクション」の方法は実は提案されていない。 どうしてだろう? 日常のリフレクションこそ大事なのに。 (『みんなのきょうしつ』参照) みんなのきょうしつ 作者: 岩瀬直樹,中川綾,西原理恵子 出版社/メーカー: 学事出版 発売日: 2015/10/13 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログ (4件) を見る 研究授業のリフレクションのようなイベントだけでは、人は変われない。 「日常の継続的なリフレクション」と、「フィードバックやいい問いかけ」を相互に行うことで、教員同士が共に育ち合い、成長を促しあうコミュニティが生まれるのではないか? その中で個々の教員は成長していくのではないか? 「当

    日常的&継続的なリフレクションプロジェクトの提案。 - いわせんの仕事部屋
    s_locarno
    s_locarno 2018/09/03
    緩やかな繋がりがあることで、振り返りが日常的に回っていくはず。しかし、そのつながり方が難しい。
  • 子どもの頃の原体験。 - いわせんの仕事部屋

    以前こんな恥ずかしい題のを書いた。 岩瀬直樹―エピソードで語る教師力の極意 作者: 岩瀬直樹 出版社/メーカー: 明治図書出版 発売日: 2013/07/29 メディア: 単行 この商品を含むブログ (6件) を見る そののあとがきです。 今と同じこと、違うこと、いろいろあるけれど、大切に思っている核はかわっていなさそう。 *  *  * 「こんなにいい天気で、こんなにいい風が吹いているのに、教室で座って勉強してなきゃいけないなんてなあ。早く学校終わらないかなあ。帰って遊びたいなあ」 窓際の席の小6のぼくは、泣きたくなるほどキレイな空を見ながらぼんやりとしていました。 「また岩瀬はよそ見してる!窓の外に先生はいないぞ」 何度注意されたことか。 この感覚、ぼくは今も残っています。 「こんなにいい天気で、こんなにいい風が吹いているのに、教室で座って勉強してるなんて不自然だよなあ」 そう思

    子どもの頃の原体験。 - いわせんの仕事部屋
    s_locarno
    s_locarno 2018/07/25
    ひとりひとりの教員としての原体験が違うのだから、授業観だって変わるんだろうなぁ。
  • 学級づくりのためのメモ。 - いわせんの仕事部屋

    「学級」はゆくゆくはなくなっていくとよい、と考えているけれど、現実的にはしばらくなくならないので、ではその場をどう考えていくかは一方で大切。 というわけで、学級を考えるためのメモ。 フェイスブックに載せていた記事の転載です。 いずれ一つ一つを詳しく書きたい。 正確には段階はこの順序を辿るとは限らないです。第3段階がスタートで、その中に第1、第2が内包されている可能性大。 そして。 これを軽やかに超えていきたいなあ。 学級づくり=学びのコミュニティ(あるいはラボ)づくり=学校づくり=20年後の社会のプロトタイプ 学級づくりのプロセス Ver3 第1段階 知り合う ・コミュニケーションの量(会話) ・流動性を生むための関係のつなぎ直し ・安心安全の場づくり ・場づくりへのコミット。場づくりのオーナーシップ(ソフト、ハード) ・小さな成功体験 ・学びのコミュニティのビジョン共有 第2段階 良質の

    学級づくりのためのメモ。 - いわせんの仕事部屋
    s_locarno
    s_locarno 2018/06/21
    "「学級」はゆくゆくはなくなっていくとよい、と考えている" 実はここがラディカルな発想なのだけど、聞き流している人は多い気がする。つまり、それだけ学級が強固なのだ。
  • ヒドゥン・カリキュラム - いわせんの仕事部屋

    アメリカ教育学者、P・W・ジャクソンは、学校には意図されたカリキュラムの他に、無意識に伝わる隠れたカリキュラム=ヒドゥン・カリキュラムがあることを明らかにしました。 その上で、葛上は「教室の権力性、すなわち、大人が子どもを支配する中での学びの危険性」を指摘しています。 教育社会学への招待 作者: 若槻健,西田芳正,志水宏吉 出版社/メーカー: 大阪大学出版会 発売日: 2010/05/07 メディア: 単行(ソフトカバー) クリック: 1回 この商品を含むブログを見る 葛上秀文(2010)「教師が子どもを『教える』ということ」『教育社会学への招待』大阪大学出版会 教室の中では必ずしも明示されていないが、教師に代表される管理者に服従したり、意図を先読みして行動することを結果として学んでいる、ということです。 学級制は、効率と規律の歴史であることは柳(2005)が指摘していますが、今もなお

    ヒドゥン・カリキュラム - いわせんの仕事部屋
    s_locarno
    s_locarno 2018/05/06
    “ヒドゥン・カリキュラムを教師「だけ」が意識化し、さらに強化して使っていくという選択肢です。”こうなると本当にディストピアである。
  • 新学期のスタートは「教室リフォームプロジェクト」から。 - いわせんの仕事部屋

    今日は、仕事の合間に、自宅で自分の仕事コーナーづくりに励んでいました。 仕事コーナー完成 いい感じにできたな(自画自賛)。 自分でリフォームすると、自分の場所という愛着がわいてくると共に、 自分の居心地は自分でよくしていけるという当たり前の感覚を味わえるし、なんといってもうれしい。自慢したくなって写真あげちゃいました・・・ きっと教室も同じはず。 自分たちの教室は自分たちでよくしていける。 自分にとって居心地のよい空間を自分でデザインできる。 それは自分も嬉しいし、他者も嬉しい。 最初っから成功しなくっていい。ずっと試行錯誤し続けることが大事。 自分の周りへの環境、ひいては社会への「当事者性」と、自分の行動による「改善可能性」。これを学校で体験的に学ぶことの優先順位は高いはず。 だからこそ新学期は、教室リフォームプロジェクトからスタートしたい。 クラスがワクワク楽しくなる! 子どもとつくる

    新学期のスタートは「教室リフォームプロジェクト」から。 - いわせんの仕事部屋
  • 視点・視野・視座 (まだ下書き) - いわせんの仕事部屋

    ぼくは小学校の教員を22年間務めた後、東京学芸大学教職大学院で実務家教員として働くことになりました。3年間,教員養成にどっぷり関わり、教員養成で起きていることがずいぶんわかってきました。中に入ってみなくてはわからないことばかりでした。 「せんせいになっていくこと」。 簡単なようで当に難しい。日ではようやく教師教育学に関心が集まってきているところ。まだまだ発展途上なのが現状です。 先日、6人の教員で担当している「カリキュラムデザイン・授業研究演習」の授業で、学卒1年生の皆さんに、一人ずつお話ししたこと。それは「視点・視野・視座を意識して残り1年を過ごしてほしい」ということでした。 まずは視点。ついぼくたちは授業参観に行くと先生にフォーカスしてしまいます。 どんな授業展開を準備したのか、どんな教材なのか、先生が何を話すのか,どんな発問か、どんな振る舞いか,どう子どもの意見をつなぐのか,板書

    視点・視野・視座 (まだ下書き) - いわせんの仕事部屋
    s_locarno
    s_locarno 2018/03/08
    変わらなければいけないのは形ではないとよく分かる記事です。
  • 独断と偏見による、これからの教育を考える20冊。 - いわせんの仕事部屋

    今日は雑誌の原稿を2何とか書き終えました。やれやれ。 今、軽井沢風越学園準備財団では学校準備を進めています。新しい「普通」の学校、新しい「普通」の教育ってどんなカタチだろう、と日々考え、悩み、対話しています。 そのプロセスはメルマガで配信しています。ぜひ読んでみてください。 お読みいただいて「情景」についていろいろ話したいです。 かぜのーと 第7号(2017年11月15日発行) – 一般財団法人軽井沢風越学園設立準備財団 さて、これからの教育のカタチを考えていくときに、 「ここを出発点にしたいなあ」 「このは読んでおきたいなあ」 「このをベースに議論・対話したいなあ」 というがあります。 今日は、ぼくの独断と偏見で「これはいいなあ」と思ったを紹介します。 名著は古典にもたくさんあるので、今回選んだ条件としては以下の三点です。 ①わりと最近出た ②わりと読みやすい(専門書をのぞ

    s_locarno
    s_locarno 2017/11/18
    素晴らしいブックリスト
  • 環境をつくるのはだれか。 - いわせんの仕事部屋

    教室の中にはたくさんの掲示物がある。学校によっては統一した掲示物にしているところもあるだろう。新学期になると、先生が教室のロッカーに一人ひとりの「名前シール」を貼ったり、昇降口の下駄箱に名前シールを貼ったりする。放教室に季節の飾り付けをするのも先生。掃除当番表も、給当番表も先生が美しく作って掲示する。そして教室は「先生が丁寧に創り上げた場所」となる。ここで学ばれていることはなんだろうか。 「自分がやらなくても自分の周りの環境は自動的に整っていく。」 「自分の周りを居心地よくするのは先生の仕事。」 よかれと思っていることが子どもたちの自主性を阻害し、「やってもらうが当たり前」という受け身にさせている。 自分の環境や未来に関与しなくてよい、という体験の積み重ねが生み出すことは何か。 学習環境も学習者であり、その場の主体である子どもたちと一緒に創っていけばよいのではないだろうか。 「教室のロッ

    環境をつくるのはだれか。 - いわせんの仕事部屋
  • サマースクール3日目、4日目 その① - いわせんの仕事部屋

    奇跡的に台風がそれて、予定通りサマースクールができることになった。ニコピカくんは台風を近づけなかったらしい。 予定通り(?)朝早く来て,探究の続きに取りかかる人も。 秘密基地は樹上にできるよう。 まずははしごづくりにとりかかる。興味ぶかいデザイン。 完成したら取り付けてみる。うん、いい感じみたい。 この日は1日「○○すぎる△△」の日。 昨日の午前中から、明日の午前中まで,丸々2日間、探究だ。 ひとり一人が自分のテーマをひたすら探究する2日間。スタッフは子どもの探究に伴走する。いや伴走するというよりも協同で探究する感じ。 「考える→つくる→改良する」というTMI(Think−Make−Improve)のステップを繰り返していく。ゴールはどんどん先に進む。「○○すぎる」なので、「より○○すぎるには?」とエネルギーが前に向いていく。スタッフは協同探究者として共に試行錯誤する。 ぼくは、全体の様子

    サマースクール3日目、4日目 その① - いわせんの仕事部屋
    s_locarno
    s_locarno 2017/08/16
    同じような学校としてはやっぱりきのくにが思いつく。また、やっぱりアメリカのPBLをしているチャータースクールのことを思う。ミネソタニューカントリースクールとかね。
  • 子どもが「ハムスターを飼いたい」と言い始めたら。 - いわせんの仕事部屋

    今日は命とか、健康とか、いろいろ考える1日でした。 人の命から派生し、連想ゲームのように自分の飼ってきたペットのこともあれこれ思い出し。 ああそういえば学級でもいろいろ飼ったなあと。 さて。 「ハムスターを飼いたい!」 と子どもが突然言い始めたら。 我が家の子は「犬を飼いたい!」と言ってぼくを困らせています。 ハムスターなら考えるのにね。 で、ハムスターです。 ある年の6年生の4人。ペット会社というのを設立し、朝のサークルで、 「ハムスター飼いたいんだけど」と言い始めました。 学校でハムスターを飼うとなると、いろんな困難が予想されます。 管理職とも相談しなくちゃならないし。学年の先生とも相談だな-。 という具合につい、「めんどうなことになりそうだなー・・」という気持ちがちょっと頭をもたげちゃいます。 でも、「〜したい」って大事なスタート。学校の表向きのストーリーに、子供達と一緒に向き合って

    子どもが「ハムスターを飼いたい」と言い始めたら。 - いわせんの仕事部屋
    s_locarno
    s_locarno 2017/06/20
    価値観が据わっているのが本当に凄い。こういうところがぶれるのが自分の至らないところ。
  • 軽井沢風越学園、メルマガ発行しています。 - いわせんの仕事部屋

    軽井沢風越学園設立プロジェクト、一体どうなっているんだろうと思われている方もいらっしゃると思います。 昨日のTV「報道特集」のISAKの特集の中で理事長の城が少し登場してしましたが、なかなかプロジェクトの進捗が伝わっていないなあと。 isak.jp 今どんなことをやっているかというと、主に学校建築のデザインの相談、カリキュラムづくり、教員の採用、職員組織づくりの調査、そしてサマースクールの企画等々、実は大変忙しく準備にいそしんでいます。 メンバーも毎週末のように誰か彼かは集まって打ち合わせたり、調査に行ったりしています。 バタバタバタバタ。水上は優雅に泳ぎつつ、水の下では思いっきり足動かしている水鳥状態。いや、水上もバタバタしているか・・・・ とはいえ、なかなかぼくらが今どんなことをしているか、どんなことを考えているかを興味を持ってくださっている方々と共有できていないのは事実。 というわ

    軽井沢風越学園、メルマガ発行しています。 - いわせんの仕事部屋
    s_locarno
    s_locarno 2017/06/18
    国語のカリキュラム気になるなぁ