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‡.*ASIA アジアと91 漢字に関するsatoschiのブックマーク (2)

  • 第31回 漢字を手放した国々の「成績」 | 漢字の現在(笹原 宏之) | 三省堂 ことばのコラム

    お隣の韓国では、大学で得られる「単位」のことを「学点」(學點 ハクチョム)と呼ぶのは、日語のばあいよりも的を射ていないだろうか。ベトナム語でも「単位」(ドンヴィ)だが、中国では「学分」(シュエフェン)という。 韓国での成績評価は、日と似ているが少し違っていて、「秀」「優」「美」「良」「可」となっている。かつて、それらのハンコを通知表に押す学校もあったようだ。むろん、現在では、日語に訳した成績証明書などを除き、ハングルで「수」「우」「미」「양」「가」という表記に変わってきている。これは小学校では通知表にも使われていたそうで、「スウミヤンガ」と続けて覚えているそうだ。ともあれ、なんと成績に「美」があるのだ。 韓国の人にとっては、これは当たり前のことで気にすることもないそうだが、日人からするとニュアンスがわからない。留学生の携えてくる高校以降の成績証明を面接などで見ると、やはりハングルで

    第31回 漢字を手放した国々の「成績」 | 漢字の現在(笹原 宏之) | 三省堂 ことばのコラム
  • 第17回 「学生」の年齢 | 漢字の現在(笹原 宏之) | 三省堂 ことばのコラム

    中学生か高校生のころ、区立図書館で自分の身分を用紙に記入する時に、欄にある「学生」を○で囲みながら、何か得意に感じると同時に、後ろめたさのようなものが残った。高校生も「学生」の範疇に含むことが一般にはある。「学生証」を持ち、「学生服」を着ているものの、現実にはまだ大学生ではないことに悔しい思いさえ抱いた覚えがある。 日では、教育関係の法令で、幼稚園児は「幼児」、小学生は「児童」、中学・高校生は「生徒」、大学生(高専などを含む)は「学生」と、それぞれに呼称が定められている。明治初期においては、小学生から大学生までを「student」などの訳語として「生徒」と称したこともあった。さらに学制以前に溯れば、種々の教育機関で学ぶ者を「學生」と書いて「ガクショウ」(ガクシヤウ・ガクソウ)と呼んでいた。 韓国では、電車内で手持ちぶさたそうなおばさんに、ニコニコしながら「學生(ハクセン)!」と大きな声で

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