日本工業標準調査会のサイトでJIS X 0212を閲覧していたところ、妙なことに気づいた。私(安岡孝一)の手元にあるJIS X 0212規格票と、版組が違う。日本規格協会でJIS X 0212をプレビューしてもらえばわかるが、p.1に入ってる文章の量からして、全く違っているのだ。しかも4.3の表題は、本物の規格票では
更新履歴 2010.8.8 修正 JIS X 8208:2007 印刷校正記号〔改正〕ほか 2005.3.21追加・修正 JIS X 0510:2004 二次元コードシンボル―QRコード―基本仕様〔改正〕 JIS E 3011:2004 鉄道信号用文字記号〔改正〕 JIS S 6007:2004 黒板〔改正〕 TR X 0012:2004 色再現評価用標準物体色分光データベース(SOCS) JIS X 0505:2004 バーコードシンボル―インタリーブド2オブ5―基本仕様〔制定〕 JIS X 9204:2004 高精細カラーディジタル標準画像(XYZ/SCID)〔改正〕 JIS S 6061:2005 ゲルインキボールペン及びレフィル〔制定〕 2004.6.21追加 JIS T 9253:2004 紫外線硬化樹脂インキ点字―品質及び試験方法〔制定〕 JIS X 4168:2004 段階ス
周知のことなのかもしれないが、わたしは今日まで知らなかった。MS明朝およびMSゴシックが補助漢字(JIS X 0212)をサポートしているのに対して、メイリオのグリフセットは、漢字に限定すればAdobe-Japan1-5と同じであり、補助漢字のレパートリをカバーするものではない。*1 Microsoftは1998年のWindows 98で補助漢字をサポートし、Appleは2001年のMac OS X 10.1でJIS X 0213をサポートした。「補助漢字重視のMicrosoft、0213重視のApple」という構図があったと言ってよいと思う。 Windows VistaのJIS X 0213:2004対応にしても、0213重視というよりは、表外漢字字体表(印刷標準字体)対応という意味合いが強かったと思う。しかし、メイリオが補助漢字をサポートしていないという事実を踏まえると、Microso
とあったので、さすがにギョッとなった。そんなこと、私、語ってないぞ。『JIS X 0212とJIS X 0213』(京都大学大型計算機センター第64回研究セミナー報告, 2000年3月24日, pp.19-46)にも書いたとおり、JIS X 0212-1990の文字のうち3144字程度はJIS X 0213:2000に含まれていない。ここで「程度」と書いたのにはわけがあって、「嶲」「殩」「瓯」「籩」「鳦」などのように、JIS X 0212とJIS X 0213で包摂関係がないにもかかわらず、Unicodeが共有されているというヤヤコシイ字があるからだ。さらには、JIS X 0213:2000とJIS X 0213:2004との間で追加された10字のうち、「瘦」と「繫」の2字がJIS X 0212に含まれているが、「瘦」の方はJIS X 0212と微妙に字体が違う、というヤヤコシサだ。こうい
Q. 83JIS漢字で、「摑」が「掴」、「瀆」が「涜」のように変更されていますが、それはなぜですか。 A. 83JISすなわちJIS C 6226-1983はさまざまな変更を行いました。 まず、常用漢字表(1981年、35年間続いた当用漢字表が廃止され、常用漢字表が新たに内閣訓令として告示)、人名用漢字別表に合わせて次のような字体変更、追加を行いました。 常用漢字表をもとに、26字について「」を「棚」、「」を「泡」のように例示字形を変更。 人名用漢字別表をもとに「堯」「槇」「遙」「瑤」の4字については簡略字体の「尭」「槙」「遥」「瑶」を追加。 変更はこれだけにとどまらず、政令漢字(常用漢字表、人名用漢字別表)以外にもおよびました。 「鷗」が「鴎」、「摑」が「掴」、「瀆」が「涜」のような字体変更を269字について行う。 「壺」と「壷」、「檜」と「桧」のような異体字関係にあ
最終更新: 1998.12.20 目次 はじめに 似た文字 旧JISと新JIS ベンダー固有文字 「全角」「半角」 ASCIIとJIS X 0201ローマ文字 おわりに 余談 1. はじめに ISO/IEC 10646とUnicode(以下Unicode)は、いろいろと論議をかもしてきましたが、 すでにいろいろなところで陰に陽に使われるようになってきました。 Windows NTの内部コードがUnicodeであるのはよく知られています。 BeOSでは、内部だけでなく全面的にUnicodeが使われています。 また、Javaのchar型もUnicodeです。 しかし、とくに入出力においては、当分は従来の文字コードと共存することになります。 すなわち、意識するしないに関わらず、Unicodeと従来コードの変換が頻繁に行われます。 変換といっても、Unicodeコンソーシアムが提供しているテーブル
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