タグ

2012年11月14日のブックマーク (1件)

  • ルビの組版 その3 - JAGAT

    肩ツキと中ツキの例 ルビの用途はさまざまであるが、主な使用例として漢字の読み方を示す場合がある。親文字1字にルビ1字の場合、縦組では、親文字の上半分に付ける方法がある。この方法を肩ツキ(肩付き)という。 これに対し、親文字の中央に付ける方法があり、この方法を中ツキ(中付き)という。 (図1参照) 縦組では肩ツキにする例と中ツキにする例があるが、横組では必ず親文字の中央に付ける中ツキにする。横組ではルビを親文字の左右中央に配置し、左右のバランスをとった方がよいからである。 図1 中ツキと肩ツキという用語の意味 ところで、肩ツキ、中ツキの用語は、ややあいまいな点がある。次のような2つの考え方がある。 (a)肩ツキと中ツキは、あくまで、親文字1字に対し、ルビ1字の場合の配置方法である。 (b)親文字1字に対し、ルビ1字の場合と限定したものではない。親文字の先頭とルビの文字列(ルビ文字列)の先頭を