「デザイナーとしてどう生きるのか」 20世紀を代表するグラフィックデザイナー、ヨゼフ・ミューラー゠ブロックマンの貴重な肉声から、デザインの意義、デザイナーの責任と自由をとらえ直す一冊。 ヨゼフ・ミューラー゠ブロックマンは、スイス派を代表するデザイナーの1人であるとともに、ポール・ランド(アメリカ)、ブルーノ・ムナーリ(イタリア)らと並び称される20世紀、戦後を代表するデザイナーの1人である。 彼が残した数々のポスターやCI/VIなどのグラフィックデザイン各領域での実作。レイアウト手法として原典的な評価を確立した『グリッドシステム』をはじめとする著作の数々。スイス派の存在を世界に知らしめた国際デザイン誌『ノイエ・グラーフィク』の発刊。アスペン会議、世界デザイン会議・東京など、世界各国で行った講演活動。学科長を務めたチューリッヒ応用美術学校や、ウルム造形大学、大阪芸術大学など、世界各国での教育