宗教改革五百年記念展「ルター聖書と活版印刷」を開催します。 10/6/2017 イベント告知 図書館 1517年10月31日、ドイツの神学者マルティン・ルターが、カトリック教会の贖宥状について『95か条の提題』をヴィッテンベルク城教会の扉に貼りだしたことが、宗教改革の始まりとされています。それから500年を記念し、本学が所蔵する稀覯書コレクション「知の系譜文庫」の中から、ルター訳『ドイツ語新約聖書』(9月聖書)※1をはじめとする宗教関係書と、同時代に刊行された名著を合わせて特別公開します。 「活版印刷術なくして宗教改革の成功はなかった」といわれるほど、宗教改革運動の広がりに大きな貢献をした活版印刷術は、その他の分野においても新しい世界を切り拓いていきました。世界的にも希少な歴史的名著26点を観ることのできる機会です。ぜひご鑑賞ください。 ※1 本学所蔵のルター訳『ドイツ語新約聖書』は『9月
宗教改革500年記念ウィークを開催中の日本聖書協会は15日、町田市立国際版画美術館元副館長の佐川美智子氏を講師に招き、宗教改革時代の美術についての講演を行った。会場となった日本基督教団銀座教会東京福音センター(東京都中央区)には約50人が集まり、宗教改革が文化に及ぼした影響について考えた。 この講演では、15世紀末から16世紀半ばにかけて、宗教改革の大きなうねりの中で活躍した6人の画家の作品を通して、「北方ルネサンス」と呼ばれる当時のドイツ美術のアウトラインが示された。取り上げられたのは、アルブレヒト・デューラー、ベーハム兄弟、ルーカス・クラーナハ、マティアス・グリューネヴァルト、ハンス・ホルバイン(子)、マティアス・ゲールングなど。また改革派(プロテスタント)と教皇派(カトリック)とが互いに応酬した、強烈な版画をあしらった扇動的な文書も紹介された。 グーテンベルクが活版印刷を考案したのは
インキュナブラ と彩色写本 多数のインキュナブラのリンク先の表が最後にあり 写真53枚 トップページに戻る 久永内科 久永光造 西洋では木版印刷が発達しなかったため15世紀の中頃まで、本と言えば、ほとんどのものが教会の僧侶等が時間をかけてベラム(羊皮紙)に書いた手書き本(彩色写本)でした〈図1A−図1F4)。1455年にドイツ マインツのグーテンベルグが世界で初めて鉛鋳造活字による活版印刷でラテン語の聖書を出版しました。活版印刷の発明は文字の発明と並んで人類文化史上 最も偉大な発明といわれています。1455年以後1500年までに活版印刷により刊行された本は、揺籃期の印刷本と言う意味でインキュナブラ(incunabula )と呼ばれています。インキュナブラは15世紀の後半約45年間に、およそ40000点出版されましたが、現存約27500点です。そのうち日本にあるものは400点以上6
グーテンベルグ グーテンベルグ聖書 インキュナブラ シェーファー フスト 42行聖書 48行聖書 詩篇 久永内科 久永光造 グーテンベルグ聖書 グーテンベルグ聖書の世界中のすべての所蔵機関の表 グーテンベルグ聖書の全ページを拡大して見たい方→ ブリテイッシュ ライブラリイ(紙とベラムの2部) テキサス大学 ゲッチンゲン大学 最後にグーテンベルグ聖書とインキュナブラ関連の多数のリンク先の表あり 写真は最後に23枚 トップページに戻る グーテンベルグ聖書は15世紀に印刷された、世界最初の本格的な活字本と言われている聖書です。西洋では木版印刷が発達しなかったため15世紀の初頭まで、本と言えば、ほとんどのものが教会の僧侶等が時間をかけて羊皮紙に書いた手書き本でした。そのため非常に高価なものとなり、本は、教会か貴族しか持ちえませんでした。1455年 本の歴史上大革命が
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