日本聖書協会(東京都中央区、渡部信総主事)は1日、新翻訳聖書の書名を「聖書 聖書協会共同訳」(英語名:Japan Bible Society Interconfessional Version)にすると発表した。先月8日に開催した2017年度第4回理事会で決定した。理事会は大宮溥(ひろし)理事長(日本基督教団)はじめ、風間義信(改革派)、本間義信(ウェスレアン・ホーリネス)、内藤淳一郎(バプ連)、川平朝清(同)、金君植(キム・クンシュク、在日大韓基督教会)、梅村昌弘(カトリック)、深谷松男(日本基督教団)、吉田眞(まこと、救世軍)、石田学(ナザレン)各氏の10人。 「文語訳、口語訳、新共同訳など過去の翻訳聖書の変遷を評価しつつ、これからの日本の教会の標準訳聖書を目指そう」という意味も込めて、これまで仮に「標準訳」と呼ばれていた。今回決まった名称からは、カトリックとプロテスタントの「共同訳」