中学3年生の15%が、「日本人だけど、日本語ができない」少し前になりますが、9月23日の東京新聞にこんな記事が掲載されました。 中学三年生の約15%は、主語が分からないなど、文章理解の第一段階もできていなかった。約半数が、推論や二つの文章の異同などを十分に理解していなかった。 また、基礎的読解力は中学では学年が上がるにつれて緩やかに上昇するが、高校では上昇しなかった。高校の教科書が理解できず、力が伸びていない可能性があるという。基礎的読解力と進学できる高校の偏差値との間には、強い相関があった。 (国立情報学研究所の)新井教授は「基礎的な読みができていないと、運転免許など資格の筆記試験にも困難を伴うと予想される。中学卒業までに中学の教科書を読めるようにしなくてはならない」と話した。 出典:東京新聞(2017年9月23日)「中3の15%、短文も理解困難 教科書や新聞で読解力調査」 全国調査で調